すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

桜が散り、こどもの長所がわかった春休みが終わった

2021年04月08日 | ムスメ中学校生活
Owl City & Carly Rae Jepsen - Good Time (Official Video)

春休み終わりましたね。 桜もすっかり散ってしまいましたが、 おだやかな空加減のうちに入学式も終わりました。 その前日、 ムスメは入学式の準備をしてくるといって、 体育館に椅子をならべたり、 新入生の教室の黒板に お祝いのチョーク画なんかを描いたりしにいきました。 手伝いをすると、 部活の新入生勧誘のポスターを掲示板にはる権利をもらえるんだとか。 たいしたリア充っぷりです。

先日、 ムスメの学年のクラス対抗ダンス発表会みたいなのを見に行ったんですが、 プロの振付師さんに助けてもらいながらも じぶんたちで構成や振り付けをかんがえて、 練習して、 どのクラスもきびきびした動きで よくそろっていました。 コロナで集団活動ができることのありがたさを感じたのもあるんでしょうが、 まわりを見ていてワンテンポ遅れる子とか だらだらめんどくさそうに動く男子とかがいないの! おとしごろなのに!

うちのライラック、 今年もキレイに咲きそろいました! ムスコの誕生記念樹なのに、 優等生!

前の前の職場が文化施設系だったので、 大学のサークルバンドなんかの発表の場によく立ち会うことがあって、 オットもわたしの迎えがてら よくそれを見てたんですが、

「なんで 大学生のバンドの子とかは、 舞台のうえでも あんなやる気なさそうにだらだら動くん?」

「それはね、 じぶんたちの実力を知ってるからじゃないかとおもう。 精いっぱいやってもこのレベルですって認めたくないんだよ。 だから、 せめて 冷めてる感だして、 まだまだ本気じゃないんだぜオレたち、 ってポーズとって じぶんのココロを守ってるの」

一度植えたら そのあとずっと万年花しているシクラメン・・・・だっけ?

学校からの配りものによると、 ムスメの行ってる中学校の学生の学校生活の満足度は9割を上回っているそうです。 無記名のアンケート結果だそうですが。

にわかには信じがたいですよね~ 中学校生活って ホンマそんなエエもん? 勉強増えるし 自由時間減るし 部活や委員会で人間関係複雑になってくるし、 成績は毎回順位付けされて振分けがはじまるし、 みんな思春期だわ 学力はばらばらだから いろんな価値観の男女が入り乱れてるわけだし、 実際そういうのについていけなくて不登校になってる子も一定数いるし・・・・ それに 事実 わたしは中学校生活 なんもたのしかったことなかったよ!? 
だから、 学校っていうのは存在感もじぶんも消して なんとかやり過ごす場だったし、 なににも前向きに取り組んだことなんてなかったような・・・・

なんで、 ムスメのリア充っぷりや中学生全体のなにごとも自主的に全力で取り組んでる感なんかが、 ありがたくもあり、 なんだかありえないものを目の当たりにしているような フシギ~ な気分です。 まあ、 そんなムスメが その無縫さで 1割の子を追い込んでいる可能性もあるんだろうし、 いつちょっとしたなにかで どっちにころぶかもわからないんだから、 手放しではよろこべませんけどね。

芝桜! うろこみたいでちょっとコワい。

ムスコのほうは、 クラス替えでさっそく仲良くなったともだちと さっそく遊ぶ約束をしてきて (なんだこの異様に高い社交性・・)、 その子がやってきたんですが、 開口一番

「ゆっとくけどぐりくん! オレ、 ゲームに負けたら泣くから!」

と宣言。 ・・・・・キミも泣くのか、・・・・・・・・みんなもう4年生でも フツーにゲームに負けたくらいのことで まだまだ泣くんですね。

うちのふわふわちゃんもね (ぐりの最近のあだ名)、 春休み後半 テレビゲームにも飽きてきたのか わたし相手にボードゲームやらカードゲームやらしてたんですが、 とにかくすぐ泣く、 負けたといっては泣き、 負けそうといっては泣き、 泣き疲れて ソファで夕飯まで寝るというのが習慣化するほど。

テレビゲームでもしょっちゅう泣いているのは見てましたが、 ゲームで勝った相手に泣かれるのは 気分よくないし、 わたしだって片手間のウノなんかでたいして勝ちたくもないので、 じゃあじぶんが勝てそうなルールをつくっていいから ママに勝ちなさいよ! と発破をかけるも、

ルールをつくってもつくっても勝てないふわふわちゃん!

玄関は ラッパ水仙とやまぶき。

ルールをすきなだけじぶんに有利に変えてもいいなんて、 この時期のこの家のなかでだけしか起こりえないことだなあとしみじみするも、 それでも勝てないなんて、 まあそもそもちょっとやそっとじゃ勝てないから ルールにまで手をつけることになるんだけど、 そこでルールを変えても 現実はかわらないんだなあと。 ルールを変えるほうにではない方向に ちからを尽くすべきなんだなあと。 ええと、 分析とか研究とか? まずはデータをあつめないとね!

失敗は成功の母とかなんとかいわれますが、 失敗や負けを分析して なぜ負けたかつきとめて そこから対策していかないと 成功や勝ちにはつながらなくて、 さらに その原因に 「滅私が足りない」「欲しがりません勝つまでは」「気のゆるみ」 だとか精神論が来たら、 それはもう敗戦確定なんだろうなあと。

わたしもたいがい いろんな中小零細企業や団体をどさまわりしてましたが、 いきのこっているのは なんだかんだいって 最終的に ヒトのせいにしたかどうかってとこで わかれている気がします。 集団がその一員のココロのもちようにまでクチをだすようになったとき その組織は負けるんですよね。

サバ味噌!

さて、 そんな困ったちゃんのムスコ、 弁がたつので オットとよく言い合いになってるんですが (オットもすぐちょっかいだすし)、 言い争っているあいだも オットが投げ捨てたゴミがくずかごをそれると 立ち上がって それを拾って くずかごにもどし、 オットが閉め忘れた冷蔵庫の扉を かわりにしめてあげる、 オットがリモコンをさがしてると さっとさしだす、・・・・・ その間クチはずっと言い合いしてるんですが、 あねにきたえられているからか、 無意識にカラダがすっすっと勝手にうごくようです。

「・・・・・オレ、 なんかクチでは喧嘩してるんだけど、 そういうの見ると きゅん😘  ってしちゃったよ・・・・・ ママにも はぼにも ついでにボクにも そういうとこないからなあ。 なあ、 もしかして ぐりは このボクのカオと体型なのに ほぼボクの遺伝子なのに、 将来モテ男になるかもしんない、 どうしよう」

どうしようて。 でも、 たしかに カップルで喧嘩中なのに 相手が無意識で世話を焼いてくれたら ほろっとするかもしれませんね。 マメっていうのかな? 愛嬌っていうのかな? そういう筋肉😁

ミートグラタン! 

朝とったというわかめをもらったので 若竹煮!
コメント
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