すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

もしかしてまったくあたらしい道があるのかもしれない

2021年04月24日 | 育自とな(ダーク)
Blame It On My Youth

実母から 白内障の手術は保険適用がなくて フツーに80万~100万かかると聞いてびっくりしているワタクシです。 母は、66万ですんだそうですが、視力を生活維持レベルにもっていくと 保険適用外になるようですね。 健康保険て 視力にはきびしいですよね、 コンタクトレンズの装着のための診療も保険適用外ですし。 まあ、目が見えなくて命にかかわりますかっていわれたら そうではないのかもしれませんが、 生来弱視で 生まれてからずっと眼科の最新技術に依存しているわたしからいわせれば、 情報の90%を視力から得ている生活をしている現代人には、視力は死活問題かなと。 


さてさて、他の方の個人情報が絡むので詳細も大枠も書けませんが、もっぱら  コロナ関係の大渦に巻き込まれているわが家、PCR受けに行ったり 結果をはらはらして待ったりとか、生きているといろいろあるねえというような、こどもたちの人生の1ページになっちゃったなあっていうか あるイミ 全国平等な天災よね、


現場はこどもたちの居場所にあるので、つい会話の中で「今日休んでた子いる?」とか聞いちゃうんですが、こどもたちから「そういうハナシはしちゃダメなんだよ」といさめられてます。 そうだよね、特定から差別ははじまるんだもんね、でもね、ママはね、それがだれかってことにはまったくキョーミないの、キミたちが濃厚接触者かどうかがね、保健所がそう認定してなくても 個人的な関係とかそういういちいち言わないような関係ってあるでしょ? トイレでとなりで立ちションしてたとかさ、ママはね、ちょっとでも先にそういう情報を知っておいて ココロの準備を

「そういうのから差別ってはじまるんだって」

とムスメがいいました。 そうなんだよね、じぶんとのあいだに線を引きはじめたら、それは差別なんだよね。 コロナはあるイミ平等にだれにもふりそそぐ可能性があるから、 線を引かれたほうのキモチになったら それは まぎれもない差別なんだよね。

実母や義実家の人たちの かかわるひとたちの出生地や生い立ちを探るような話し方が ずっといやだったんですが、 うちのこどもたちから見たら わたしたち(わたしやオット)の話し方も まさにそれなんだなあと。

山崎ナオコーラさんの小説とエッセイ。 友人に新しいものを読めといわれたので、 読んでみてます。

ムスメに 「だれがコロナになったかとか気にならんの?」 と聞くと、「それは わたしが気にすることじゃないから」 という答えが。 ムスコも よくわからないいつものうにゃうにゃ語で おなじような答えを。 そもそも ちょっとでも危険要素があるなら 登校させませんというおうちがけっこう数いてて 欠席 = なんとか、 というふうにはなってないようです、 いまのお子さんたちは。 社会の構造が 昭和生まれのわたしたちには 想像もつかないようなレベルに上がっているのかもしんない。

ここ数日 オットのあつめるアホな情報 (なんとか掲示板みたいな) や錯綜した現実にふりまわされた気がして、 いまは内省しています。

知恵と偏見て形成のされ方はいっしょなんだよね。
情報の振り分け方、情報のフィルター、そういうのは 情報を汎用化して 次の作用に進むために必要な行動なんだけど、まずは 線を引いちゃうってとこがあるんだよね、じぶんとの差別化のために。

上の世代を見てて、じぶんの精神を平穏に保つために そういう線引きはやっぱりいるのかなっておもってたところに、こどもたちのフラットな姿勢が突き刺さってきています。

情報を集約しないっていうか、ただただフラットに知識を収集するっていうか、うまいこと表現できないんですが、くくりをつくらず、線引きをしないっていうか分けないっていうか・・・・ そのかわり おなじ範疇のこまかーいこまかーい差異には むっちゃこだわって その蚕からはあまりでないっていうか・・・・・・・・

うん、つまり みんな オタクってことなんかな、って。 ちがうってことを 分類の範囲でとらえられるって いいことだなあと。 判断をはさまない関係をもてるって・・・・・ わたしには想像がつかない世界だけど 傷つくヒトが減っていいことなんだろうなと。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする