すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

畑をどうするかモンダイ

2019年01月30日 | 夫婦です
じーちゃんの白菜。 わたしは芯のちかくのやわらかい、 日の光をあびたことがないようななまっちろい、 煮るとくったくたになる部分がすきなんですが、 オットは外側の食べでがあるところがすきなんだそうです。 虫も外側の葉についてるから そっちのほうがすきなのかな。


Vegetable Song | Songs for kids | The Singing Walrus



オットと じーちゃんが畑仕事をリタイアしたあと 畑をどうするか、 というハナシをしていたんですが、 「ボクが定年して時間ができるまでは ママがすることになるかな」


「そうだよねえ・・・・ でも、 わたし 植物を育てる素養が ヒトよりないんだよね~ てゆーか、 定年になったら ホンマにするの? 畑。 いつも買ったほうが安いとか つくりすぎだとか 文句ばっか言ってるし。

 わたしの経験からいって 『時間ができたらやる』 くらいのことは だいたいが 時間ができてもやらないもんだよ」


「ボクもいまはそうおもってるけど、 うちのじーちゃんもそのまたじーちゃんも それまでは仕事ひとすじだったけど、 定年すると 畑にびっくりするくらい打ち込んでたから、 たぶん 時が来れば その・・じわじわっと そういう遺伝子がでてきてだな」


・・・・・・・・ まあ、 たしかに そういう遺伝子の見方もあるらしいですね。 エピジェネティックスだっけ? 時が至ったり 環境がかわることで 出現したり引っ込んだりする遺伝子。 タグ付けされてて ある状況になると あらわれてくるっていう・・・・


「それに いまの仕事と関連がないわけじゃないんだよ」


オットは工学系メーカーの設計や試作をする職種についています。


「だって 野菜をつくるのだって プランドゥシー、フィードバックのくりかえしだろ? じーちゃんにこないだ 畑の設計図と工程表見せてもらったぞ。

 ボクの仕事は ひとつの製品ができあがるまでに 何百何千個も試作して 実験して 検査するんだけど、 畑は 本業にしてるヒトでも 生涯におなじ野菜は60回くらいしか挑戦できないんだよ。 ボクなんか 定年後からだったら おおくて20回もつくれるかどうか」

たしかに ワンシーズンに1回しかつくれない野菜だとそうなりますね。 なるほど、 野菜づくりは 本業でないかぎり ITの恩恵は受けないんだな。 時間と経験というプロセスを省略できないからこそ そのプロセスをたのしめるのかもしれません。


「最高の精度の準備と計画がいるんだよ。 そういうところに燃えるんじゃないかな~・・と」


燃えるかな・・・ とにかく その秘伝の巻物は じーちゃんからもらっておいてください。


 ムスメがアプリでお絵かきしては 壁紙を毎日変えています。


「自分が本当にやりたくて、 年をとってもなお自分を少しずつ成長させ、 磨きあげるものがある。 そして、 お金のためだけでなくやっていることがある。 これが心の幸せのバロメーターではないか。

 年をとるごとに、 お金や名誉や人から褒められるためだけにすることの割合が減っていくのは、 幸せだと思う。」

                                               (「大人の生き方 大人の死に方」 海原純子著)

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