すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

ムダに植えつけられた得意感ほど人生に有害なものはない

2019年05月14日 | ムスメ中学校生活
フリマ、 フリーマーケット、 なぜか freemarket と覚えこんでしまい、 メールでいつも flea market となおされては 新鮮におどろいています。 ええやん、 もうニッポンは freemarket で (ただしくは flea = のみ、 フリマは 「蚤の市」、 蚤がついているような使い古しのものをうるというイミ。) この歳になると、 脳の表面コーティングにみがきがかかり、 なんど投げつけても あたらしい知識がつるっつると表面を滑り落ちて行ってしまいます。



なめたけ瓶詰でつくるたきこみごはん。 塩加減がいいので、 あとはめんつゆだけでよくてラク。



中間テスト前期間のムスメ、 顕微鏡のパーツをせっせと覚えていて、 ふと

「ねえ、 ママ、 これっていつか役に立つ知識なのかな~ ママ、 オトナになってから 双眼実体顕微鏡の接眼レンズの視度調節リング、 なんてコトバつかったことある?」

「・・・・・はぼ、 この勉強が なんの役に立つのかってかんがえはじめたとき、 キミの脳の成長はとまったってことだよ。 そのギモンは 大学受験が終わるまで 潜在意識の底の底のほうに 埋めておいたほうが、 キミのためだよ」

「答えになってないし~」

「いまキミは いかにムダな知識を 体系立てたり 意味をもたせたりして、 脳に刷り込むかの訓練中なの。 その知識は 役に立たなければ立たないほど訓練になるの。 そのムダさが はぼがほんとうに知りたいとか身につけたいとかおもうものに出会ったときに 生きてくるの」

「イミわかんない~」

「すぐにすとんと落ちるコトバより、 いまはイミがわからないことのほうが あとで生きてくるの」


 すなぎも~
キャベツ2玉をやっと消費したとおもったら、 また2玉 畑からやってきました。
鳥がキャベツのてっぺんをつついて キャベツを割ってしまうので ぜんぶ収穫したそうです。


テスト前の勉強期間は 部活も休止になり 「平日は4時間、 休日は8時間」 勉強するように言われたそうです。 8時間て 中一でそんな勉強することあるんかいな。

うちの子、 律儀なので ちゃんと4時間勉強して 帰宅してきたオットにそれを報告。

 「・・・・・はぼ、 先生はなあ、 4時間勉強しろっていえば まあすくなくとも2時間くらいは勉強するだろうって そういうイミでいってるんだから あんまり真に受けるなよ」

 (・・・・いいたくなるキモチはわかるが) 「まあまあ、 せっかくやる気になってるんだから 水を差すようなことはいわないでやってよ」

 「そんな悠長なこといってたら はぼは ただ長時間勉強するのが得意なだけの学生になって、 ただ長時間だらだらと残業するだけが得意なだけのオトナになるだろ。 いまから 4時間分の成果を 2時間の勉強で手に入れる訓練をだな」

ムスメ 「・・・・・また訓練か」 


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