農林61号で、地粉うどんを打ってみました。
・群馬県産・農林61号・・・・900g
・澱粉(うどん打ち粉)・・・・・100g
・水・・・・・450cc
・塩・・・・・50g
今回はいつもと違い、澱粉を一割混ぜてみました。
農林61号だけでは、喉越しの良さがイマイチなので、製粉会社の小麦粉
のように調整澱粉を入れて、喉越しに変化がでるか?
寝かしは、4時間弱で、湯で時間は10分。
この地粉を茹でる時のポイントは、外国産ASWに比べ湯で時間を短くする
こと。ASWに比べ、グルテン生成が弱いため、どうしても地粉は、コシが弱く
なり、ASWと同じ湯で時間だと、コシの点でどうしても物足りない、うどんに
なってしまうので。柔らかいうどんが好きな人は、同じでもいいと思いますが。
また、うどんを鍋に入れて、すぐ箸でかき混ぜるのも、ダメで、ここでグッと
我慢して、うどんが柔らかくなってきた時に、かき混ぜる方がいいですね。
澱粉を一割入れても、見た目はさほど変わりません。
うどんが短めになるのもいつも通り、喉越しは、澱粉効果か、良くなった
ような気がしました。しかしこれ一回だけでは、なかなか断定できないかも。
また試したいと思います。寝かし時間ももうちょっと長いほうがいいか・・・。
また、常連のお客様に機械打ちのうどんを頂きました。
当店で、絹の波20kgをいつもお買い上げ頂いているのですが、なんと
趣味で、さぬき麺機の業務用製麺機をお持ちなんです!
これで、絹の波の地粉うどんを作り続けているんですね。
色だけ地粉で、あとは市販のうどんと変わらないです。
作り方は、やはり澱粉(うどん打ち粉)を混ぜているとのことでした。
見た目はきれいな普通うどんなのに、味はまさしく地粉うどん!
次回は、地粉に強力粉を混ぜて試したいと思います。