・お地蔵さま
・日本で最も一般に愛されている尊格と言っても過言ではないでしょう
・傘地蔵の逸話は絵本としても有名です。
・人々の往来を静かに見守る路傍の仏像は、そのほとんどがお地蔵さまです。
・その姿はほかの仏像とは違い、修行しているお坊さんの姿そのもの。らほつと呼ばれるパンチパーマのような髪型でも無ければ、菩薩さまのような装飾品もほとんど身に付けていません。
・そのお役目は非常に大変です。お釈迦様の次の仏さまが出現されるまで、この世界を護り抜くこと。
・ある時は閻魔大王さまに姿を変え罪人を叱責し、またあるときは三途の川で子どもたちを石積みの責め苦から救います。
・お観音さまにせよ、お地蔵さまにせよ、その身を粉にして世のため人のために獅子奮迅の活躍を見せるのが、私たち僧侶、ひいては仏教徒が目指すべき姿なのでしょう。