見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

柳川の川下り

2011年09月14日 10時58分00秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
福岡県柳川市は水の街。

元々はお城を守る為に人工的に掘られた“堀”。

また、城下町を形成する上で市民の生活に欠かせないものでもありました。



堀の周辺は春夏秋冬色々な花が咲き、一年を通して川下りを楽しめます。
川に面した一般住宅の方々の心使いが感じられます。





撮影日:2011年9月11日
◆Nikon D700
◇AF-S Nikkor 50mm F1.4G

十五夜ですね

2011年09月12日 22時39分11秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
今日は十五夜。

十五夜とは、 新月から数えて15日目の夜。

旧暦では7月から9月が秋。

秋の真ん中に出る満月を「中秋の名月」と呼びます。

上の写真は昨日(9/11)に有明海堤防(福岡県柳川)から撮ったお月様。

十五夜の前日だから“十四夜”のお月様です。

一日早いけどほぼ満月です。




400mmの望遠で撮って更にトリミング。
日没とほぼ同時にお月様が現れました。


撮影日:2011年9月11日
◆Nikon D700
◇Nikon Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D


有明海の夕景

2011年09月11日 23時22分35秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
福岡県南部の柳川市は有明海に面した治水と干拓の歴史の町。

干潮になると広大な干潟が現れる有明海を陸として、また海として利用してきました。

宝の海と呼ばれる有明海は海苔の産地。

海苔の養殖用支柱が立ち並ぶ様子は圧巻です。



この日の日没は午後6時26分。
満潮と重なったので干潟は見れませんでした。




有明海に降り注ぐ『薄明光線』。
一般的には「天使の梯子(はしご)」と呼ばれます。


撮影日:2011年9月11日
◆Nikon D700
◇Nikon Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D


太宰府天満宮に初詣&合格祈願

2011年01月03日 20時26分38秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
全国に130余ある天満宮の総本山『大宰府天満宮』。

正月と受験シーズンと重なるこの時期は、正月3が日だけで200万人が訪れるそうです。

なぜか大学受験生が2人いる我が家も当然のごとく、合格祈願に行ってきました。


鹿児島市から大宰府まで、通常なら高速道路利用で約3時間ですが、

大雪の影響で八女インターから筑紫野インターまでが通行止め。

八女からは渋滞の一般道路を走り5時間ちょっと。

まぁ、

受験生を抱える親として、子を応援するには“神頼み”くらいしかありません。


冒頭の写真は本殿前に並ぶ行列。

お参りするの1時間並びました。

まぁ、

受験生を抱える親として、子を応援するには“神頼み”くらいしかありません。





参拝客で賑わう参道。

正月3が日で200万人という事は、1日あたり70万人強。

元旦は雪で少なかったようですが、その分2日に集中したのか凄い人出です。




逆方向から撮影。

いやはや凄い人出でした。




太宰府天満宮の参道名物「梅ヶ枝餅」の人気店『きくち』。

行列の出来る「かさの家」も有名ですが今回は『きくち』で購入。

『きくち』の梅ヶ枝餅は、適度な甘さのつぶあんが美味しいです。

並ぶ価値はありました。




最中の美味しい『天山』。

餅の入った合格鬼瓦最中を購入。

上品な甘さのつぶあんがたっぷりのオススメ最中。



大宰府天満宮の祭神は『菅原道真』。

実在の人物が神様になった代表的なお方です。

学問に優れ、かつ優れた政治家。

そして不遇の最期を遂げた“悲劇のヒーロー”。

日本人好みのストーリーが作り上げた“人神様”です。



最近、マイブームの“日本の神様”。

本屋さんでピッタリなこんな雑誌を発見。

【一個人 2011年 2月号 「日本の神様」 680円 KKベストセラーズ発行】

“人神様”になった菅原道真についても解りやすく書いてあります。

パワースポット流行りの2010年でしたが、2011年も続くのかな?




撮影日:2010年1月2日
◆Nikon D700
◇AF-S Nikkor 50mm F1.4G



懐かしぃ~ ダイハツ オート三輪

2010年11月10日 23時49分18秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
昨夜、PCに貯まってる写真を整理していたら…



今年9月、福岡県うきは市吉井町で見つけたオート三輪。

オート三輪の所有は農業用肥料を扱う『林肥料店』さん。

ご主人が不在だったので詳しくは聞けませんでしたが、おそらく40年から50年前のダイハツ製。

いまでもしっかり現役。久留米辺りまで配達に行くそうです。



吉井町は宿場町として栄え、今でも白壁の街並みが残る古い町。

そこにオート三輪。

昭和30年代を描いた映画「ALWAYS3丁目の夕日」そのものです。

願わくは、白壁の街を走るオート三輪を見たかったな。



林肥料店は、煙草の専売と塩の専売も
懐かしい銘柄の煙草。



撮影日:2010年9月16日
Nikon D200
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4





実りの秋です

2010年09月29日 23時49分54秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
9月16日に日帰りドライブで立ち寄った朝倉市の『林檎と葡萄の樹』です。

ココは自家栽培のリンゴを使ったアップルパイが有名。

これからの季節は併設の果樹園で林檎・葡萄・無花果・柿などの果実狩りが楽しめます。





林檎


無花果





カリン


レモン


姫林檎


葡萄(畑)


ついでに


栗と蕎麦畑(つづら棚田で)


銀杏(つづら棚田で)





彼岸花を求めて … つづら棚田(福岡県うきは市)

2010年09月25日 11時35分01秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
福岡県うきは市新川地区は日本棚田百選に選ばれている「つづら棚田」を始め、あちこちに棚田が見られる美しい里山。

彼岸花の名所として知られています。

ただし、今年はかなり開花が遅れた模様。

私が訪ねた10日前はまだ1分咲き程度でした。

先ほど、うきは市のHPを開くとやっと満開の様子。

今週初めまでが見ごろでしょう。

再挑戦したいのですが、鹿児島から4時間弱かかります。

残念……











美しい棚田と真っ赤な彼岸花を想像したのですが残念。


今頃はこの畦も真っ赤な彼岸花でいっぱいでしょう。


坂元龍馬案山子




満開の彼岸花を見たい方は、

お近くの方は今すぐ出発。

遠くの方はうきは市のHPで我慢。



撮影日:2010年9月16日
Nikon D200
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4



八女中央大茶園 &茶房「ぶんぶく」(八女美緑園)

2010年03月25日 11時39分14秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
八女市といえばお茶。
八女市の北東部位置する本地区の広大な茶園があります。
広さは約65ha。小高い丘にある展望所からは八女市内が一望でき、お天気の良い日は有明海が望めます。
見渡す限り連なる茶畑は美しく、あと1ヶ月もすれば新茶の刈り込みが行われます。
日本を代表する“大茶園”です。


展望台には神社と桜。
既に桜も咲いてる頃でしょう。






美緑園
茶房「ぶんぶく」はお隣にあります。


茶房「ぶんぶく」の“想い”


八女茶最高級品の“玉露”
いや~普段飲んでるお茶とは全く違います。
口に含んだ瞬間、お茶の香りが口いっぱいに広がり、お茶の甘味を感じます。
ただ、お茶の量が少なすぎて…


【八女美緑園】
八女市大字豊福269-2


撮影日:2010年3月14日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4


町家Cafe「しおや」 … 福岡県八女市福島地区

2010年03月24日 17時08分53秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
福島地区の散策に疲れたのでカフェでひと休みです。
町家Cafe「しおや」は古い商家を改装したお洒落なカフェ。
お店のセンスの良さにびっくりです。
改装は土間もキッチンとカウンター部分だけ…
座敷部分は昔ながらの居間。
薄暗い部屋と白熱球の灯りがマッチしてとても居心地イイです。


土間はキッチンとカウンター。
ふた間続きの大きな座敷。中二階があるので天井は低です。


奥の座敷からは中庭が望めます。


中庭です。


素敵な刷りガラスです。
こんなガラスは最近無いんですよね。


白熱球の灯りが一段と風情を高めます。



八女茶の抹茶オーレと抹茶ケーキ。
抹茶オーレは甘く、抹茶ケーキは甘すぎず…
美味しかったです。



町家Cafe「しおや」
福岡県八女市本町90


撮影日:2010年3月14日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D

『そば庵 なな草』 … 福岡県八女市福島

2010年03月23日 15時32分41秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
白壁の町並みで頂く“旨い蕎麦屋”「そば庵なな草」です。
お店は築80年の商家をあまり手を加えず使っております。
1階の土間にテーブルが4つか5つ。
それと調理場の隣に6人掛けのテーブルがふとつ。
自分は迷わず急な階段を登る2階へ。


2階の広間。
ほとんどのお客さんは1階で済ますようで2階は貸切状態。


2階の窓を開けると向いは新聞屋さん。
蕎麦が出てくるまでそこそこ待つので町並みを眺めながらのんびり待ちましょう。


ざる蕎麦です。
コシの強い麺からは蕎麦の柔らか香りが…
つゆとの相性も良い。
いやぁ~思っていた以上に美味しい蕎麦です。
写真はセットのざる蕎麦。
普段は「なな草セット」に地鶏めしが付くのですが、ぼんぼんまつり期間はちらし寿司です。




かけ蕎麦です。
薄味のつゆは上品な感じ…
イイ蕎麦屋さんだ!


やっぱり蕎麦屋の出し巻き卵
薄味で本来の卵の味が味わえます。
「出し巻き卵は忙しいので時間がかかりますょ~」
…と言われながらも待った甲斐ありました。



外観はこんな感じ。



撮影日:2010年3月14日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D




レトロな“白壁の町並み”…八女市福島地区

2010年03月21日 23時55分37秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
福岡県八女市は九州屈指の伝統工芸の町です。
筑後川と矢部川の川に挟まれた肥沃な土地によってもたらされ収益を元に商人達は伝統工芸に力を注ぎ、仏壇・提灯・石灯籠・和紙・雛人形・独楽・竹細工などが盛んになったようです。
特に福島神宮の参道に広がる福島地区は、今なお“白壁の町並み”が残り、伝統を継承しています。



八女茶の元祖と言われる「このみ園」。創業は慶応元年(1865年)。


「薩摩屋」
大きな商家です。
粘土の土間に大きな柱が時代を感じさせます。


「薩摩屋」



「相良弓工房」
本物の弓矢から五月人形の弓矢を製作。


八女提灯屋さん


レトロな鉄製の格子


仏壇屋さん
八女は仏壇の町でもあります。


竹かご屋さん



竹の工房「てんごや」
使えば使うほどイイ色合いに変化してきます。


こんにゃく屋さん



造り酒屋さん


麹屋さん


代物問屋の看板を発見!
代物問屋って何屋さん??



和紙屋さん



雑貨屋さん。
懐かしいですロゴ発見、、ライオン製品と鶴マーク。



レトロなたばこ屋とレトロな看板娘!



自転車屋さん?
なんとも懐かしいレトロな自転車!



堺屋
旧木下家は酒造・山林業等で財を成したこの地の財閥。
明治39年建築の邸宅が一般公開されています。


「旧木下家」
珍しい建築様式を取り入れた天井。


旧木下家の蔵



旧木下家の庭



旧木下家の庭を眺めながら蕎麦もいただけます。



造り酒屋のレンガの煙突


新聞屋さん



大正ロマン漂う商家
今はイタリアンレストラン。



浄土宗無量寿院
桜並木が美しいです。


観光用人力車
この日おひなさまパレードがありましたが、見逃してしまいました。


おひなさまパレードに参加した女の子。
某新聞社が取材中。



人気の古民家レストランでこの日は予約で満席。



福島神社の鳥居に注目!
鳥居が家に突き刺さってる!?
それに参道に市場? 


撮影日:2010年3月14日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D




雛の里・八女ぼんぼりまつり … 福岡県八女市

2010年03月19日 23時32分43秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
福岡県八女市の『八女ぼんぼりまつり』に行ってきました。
八女市は古くから雛人形や提灯を作り続けている古い町。
特に福島地区は今なお、白壁の町並みが残りレトロな風情が楽しめます。
今年で13回目の『八女ぼんぼりまつり』は、福島地区を中心に商店街などに雛人形が飾られ、ひな祭り一色です。



ちょっとびっくりのお雛様の行進?
1体1体、表情やしぐさが微妙に違います。



個人的にタイプのお雛様



ヒゲのお公家様
現在の天皇家にも…!? 似てません?



1年で2センチ髪が伸びるそうな…
(ウソですョ)


何とも愛らしい「おぼこ雛」



白壁の町並み(福島地区)


【八女ぼんぼりまつり】
期間 2月14日(日)~3月22日(月・振)


撮影日:2010年3月14日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D





Gallery & Cafe 『ぶどうのたね』…うきは市浮羽町流川

2008年12月04日 18時49分35秒 | 訪ねたイイ所…福岡編

福岡県うきは市の柿畑の中にギャラリーやカフェ、和菓子屋さん等が集まったお洒落な場所があります。
古民家を改装したそれぞれのお店が見事に融合して町の風景に溶け込んでおります。



ギャラリー「ぶどうのたね」
洗練された器やガラス工芸品などが置かれています。
お値段もそれなりに…


カフェ「たねの隣り」
身体に優しい食材に拘ったオーガニックレストランです。
薬膳カレーを頂きましたが美味しかったです。
「写真撮影はお断り」…なんですが無理にお願いして1枚だけ。


右の入り口がカフェ「たねの隣り」。
その左が「となりの売店」
となりの売店にはカフェでも使っている拘りの調味料や身体に優しいリネンなどが置かれています。


和菓子「葡萄家」
身体に優しくて素材の味を大切にした和菓子のお店です。
きんつばを頂きましたが、全然甘くなくて美味しかったです。
粋でお洒落な和菓子屋さんです。



うきは市は、ぶどう・柿・桃・梨などのフルーツの生産地です。
ココ、「ぶどうのたね」も耳納山麓の柿畑の中にあり、自然豊かな場所に古民家が溶け込み落ち着いた癒しの場所です。


『ぶどうのたね』ホームページ
http://www13.ocn.ne.jp/~tane8667/index.html#



『白壁の町』…福岡県うきは市吉井町

2008年12月01日 11時54分19秒 | 訪ねたイイ所…福岡編

吉井町は城下町久留米と、天領日田を結ぶ豊後街道の中央に位置するところから宿場町として栄えた町です。
しかし、江戸時代3回の大火に見舞われ、人々は火災に強い土蔵作りの家や水路を巡らし火災に備えたそうです。
今も国道210号線沿いは、白い土壁の商家が連なり美しい町並みが保存されています。


吉井町の中心を筑後川が流れており農業も盛んです。
この水路は筑後川から引いたものだと思います。


ステンドガラスのお店
古い商家を改装した店内は美しいステンドガラスが飾られています。



醤油屋さんです。
入り口にある醤油樽が懐かしいです。


※帰り道に古い家屋の「ラムネ屋」さんを発見したのですが、あっという間に通り過ぎて写真撮れませんでした。
かなり後悔しております






秋月城の紅葉…福岡県朝倉市秋月

2008年11月28日 11時16分51秒 | 訪ねたイイ所…福岡編

福岡の紅葉の名所「秋月城跡」です。
秋月藩は黒田長政の三男を藩主として始まった小さな藩ですが、天領日田と福岡藩を結ぶ重要な地点として栄えた城下町です。
また秋月は、明治9年に起こった「秋月の乱」の舞台でもあります。
明治政府に対する士族の反乱は、神風連の乱・秋月の乱、そして西南戦争へと続いていきます。



秋月城(本来は城ではなく陣屋)跡に残された黒門。


城跡は現在中学校になってます。
木造の校舎が城下町の雰囲気を現在に伝えています。


城壁に落ちたイチョウの葉が美しい。


杉の馬場通り…侍達が馬術の腕をみがいた所。
春は桜の名所です。


国指定の重要伝統的建造物群保存地域に選定された「秋月」。
写真は葛きり屋さん。


江戸時代に栄えた城下町は、秋月の乱で城は焼かれ士族も商人も去り衰退の一途をたどったとか…



古い城下町の風情を残す秋月は、土壁の古民家が多数残り、秋は紅葉、春は桜と名所が多い所ですが…
もう少し整備すればもっといい観光地になるのになぁ~と思いました。