今回訪ねたパワースポットは日本神話の発祥の地である熊本県上益城郡山都町の幣立神宮(へいたて)です。
幣立神宮のある旧蘇陽町(現:山都町)は“九州のへそ”と呼ばれる九州のど真ん中に位置します。
しかも日本列島を縦断する「中央構造線」上にある。(らしいです)
※「中央構造線」とは約8000万年前に出来た日本列島を関東から九州まで縦断する大断層。
「中央構造線」上は地殻変動により磁気プラズマが発生するといわれ、なぜかこの「中央構造線」上に日本の聖地と呼ばれる箇所が集中している。(らしいです) 伊勢神宮や高野山…等。
幣立神宮は、神漏岐命・神漏美命・大宇宙大和神・大御中主大神・天照大御神といった神々が祀られおります。
日本書紀に登場する天上界の大神様がずらり。
幣立の名の由来は、神武天皇の孫・健磐竜命が、宮崎から阿蘇に向かう途中にこの聖地に幣を立てたことから。(古文書に記載)
そして幣立神宮のお隣は、宮崎県高千穂町。
高千穂町といえばアマテラスの岩戸隠れの伝説の舞台であります。
一方、幣立神宮は、アマテラスが地上に降りてくる前の天原(たかまがはら)神話の発祥地とされます。
地球上の人間の始まりは“日本人”とするとっても壮大なお話がココにあるようです。
“九州のへそ”にあり、「中央構造線」上にある。
そして日本神話の伝説の地高千穂のすぐ近く。
ただならない場所なんでしょう。
そんなこんなの幣立神宮は“知る人ぞ知るパワースポット”として有名な地。
全く鈍感な私はどこに行っても“気”は感じないのですが、感じる人にとってはすごい所なんだそうです。
土曜日ということもあって結構参拝者がいらしゃいました。
国道からの入り口
幣立神宮は通称「高天原・日の宮」と呼ばれ、「日の宮」とは天照大御神が住む宮殿、その子孫である天皇の住む御殿のことを言います。
階段を登ると拝殿が現れます。
正式な参拝を勧められたのですが…
まさに鎮守の森です
東御手洗・東水神宮
東御手洗
超パワースポットの水…なんだそうです。
ポリタンク持参の方が結構いました。
東御手洗の由来はこちらに書いてあります。
御田
東御手洗の水で育てられた稲。
この後、刈り取りのお祭りあったようです。
写真右の杉が5百枝杉(いおえすぎ)と呼ばれる大杉です。
いくら鈍感な私でもこんな景色の中に居ると心が落ち着きます。
【幣立神宮】
熊本県上益城郡山都町大野
九州自動車道からは松橋ICから高千穂方面に抜ける国道218号線の大野小学校と蘇陽高校の中間にあります。
松橋ICから約50km、車で1時間くらいです。
国道218号線は、雲台橋や通潤橋などもあり見所満載のドライブコースです。
また、これからの季節は『緑仙峡・蘇陽峡・高千穂峡』などの紅葉名所もおススメです。