見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

歴史を大切にする美里町はエライ!

2012年11月22日 21時43分54秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
熊本県美里町で見つけた古い石橋。

黄金色の銀杏とアーチ型の石橋が画になります。

美里町は江戸後期に架けられた石橋が多数現存。

鹿児島市に残る(?)、五大石橋を手がけた“肥後の石工”を排出した町です。

歴史を大切にする美里町はエライ!





撮影日:2012年11月21日
◆Nikon D700
◆SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM








ノスタルジックな街…熊本県山鹿市

2012年06月11日 23時41分08秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
梅雨の合間の晴れた日曜日、熊本県の北部『山鹿市』に行ってきました。

菊池川を利用した港と温泉が融合し、商業が発展した山鹿市。

明治から大正、昭和と隆盛を極めた商業の街が戦災を逃れ、

平成の時代も大切に残されています。




参勤交代の道として熊本藩・人吉藩・薩摩藩がこの道を利用。
温泉が宿場町発展の一役を担ったのでしょう。



戦災を受けずに古い民家や商家が現存しています。
毎年行われる山鹿灯籠まつりの起源は古く古墳時代との説も。



江戸時代から続く麹専門店の木屋本店さん。
先日、『奇跡の塩こうじ』がTV満天青空レストランで紹介されて注文が殺到。
出荷作業に追われてました。



明治時代から続く酒蔵の白壁。
お米の産地には必ず美味しいお酒が…。



明治時代後期、山鹿が最も発展した時代に建てられた芝居小屋『八千代座』。



撮影日:2012年6月10日
◆OLYMPUS OM-D E-M5
◆Panasonic LUMIX G 20mm/F1.7

※写真1、写真5 ドラマチックトーン処理。
※写真2、写真3、写真4 モノトーン処理。





再春館製薬所のイルミネーション

2011年12月25日 15時36分21秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
23日(金)に熊本の再春館製薬所のクリスマスイルミネーション『HOPE 2011』に行ってきました。

再春館製薬所は熊本に本社を置く、漢方薬とTVCMでおなじみのあの化粧品の会社です。

サンクスイルミネーションと名付けられたイルミネーションは今年が18回目。

その質の高さから年々人気が高まり、入場制限しないと入れない程。

入場は車で通過するのみ…

(徒歩での入場は出来ません)

わずか10分足らずの観賞ですが、2時間かけて鹿児島から走ってきた甲斐はありました。










じっくり三脚を据えて写真を撮りたいのですが、それも無理。

「多くの方に観て欲しい」という主催者の意向なのでしょう。

再春館製薬所のサンクスイルミネーションは今日(12/25)でおしまい。

来年もまた行こう!

再春館製薬所の皆さん有難うございました。



せっかく熊本にきたから帰りは熊本ラーメンを食べて帰ろう!

…って事で、熊本市内中心部にある『なごみや』さんへ。

熊本ラーメンといえば、バリバリのトンコツスープ!!

そんなイメージですが、「なごみや」は醤油と味噌が美味しいお店だとか…

しかも美味しそうな“つけ麺”もある。





う~ん、美味い!

ガツンと醤油のコクが効いたつけダレと固めの中細麺が絡む。

コクもあるけど意外とあっさりしたお味。

お店も綺麗でお客も多い。

熊本の人気店なんでしょうね!

他のお客さんは味噌を注文する人も多かったので今度は味噌かな…。

美味しかったです、ご馳走様でした。



【なごみや】
熊本市手取本町3-11 花花ビル B1F


撮影日:2011年12月23日





九州新幹線『さくら』に初乗車です。

2011年04月21日 22時00分06秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
久々の更新です


今日は仕事で熊本へ行ってきました。

九州新幹線が全線開通してから初めての乗車です。

九州新幹線は、「みずほ」・「さくら」・「つばめ」 の3車両。

初乗車なので新車両『N700系』の9時34分発「さくら」をチョイスです。

『N700系』はエアロダブルウイングと呼ばれる、鳥が羽根を広げたような美しい流線型の先頭車両。

JRのHPによると

『カッコ良いか悪いかよりも空気抵抗、乗り心地、そして省エネを極限まで考え、必然的にたどり着いたカタチ』。

なるほど、限りなく静かな車内と揺れの少ない乗り心地はバツグンに良いです。

鹿児島中央駅から熊本駅まであっという間の49分。

これなら大阪までもラクラク行けちゃいそうです。






座席も豪華。

写真は指定席の座席ですが、横4列の配置はゆったり座れます。

グリーン車はそれ以上かと思います。




新しい熊本駅の“新幹線口”。

ガラス張りのホームには停車中の800系の「さくら」が見えます。





熊本のお昼は『蕎麦工房 緑風亭』。

きょう訪問した某社の方にご馳走になりました。

『蕎麦工房 緑風亭』は熊本市馬渡2丁目の住宅地にある人気の蕎麦屋さん。

麺はちょっと軟そうですが、これが食べると意外にしっかりしたコシの強さ。

スッキリ辛めのつゆとの相性もバッチリです。

甘辛い鹿児島のつゆとは一味違う新鮮さがありました。




しかもお値段の安い事。
(ご馳走になっていながら…)

メインの蕎麦にこれだけ付いて蕎麦定食が890円。

人気のお店とあってお客が堪えません。

良いお店を紹介していただきました。



さて、初めての九州新幹線ですが…

さすが世界に誇る新幹線です。

スピードと快適性、それと何と言っても飛行機と違って安心して乗れるコト。

ただ、料金がチト高いような…。

最近の航空機料金のような早割やホテルパックのような割安な価格設定も欲しいです。

今年の12月には「神戸ルミナリエ」に行きたいので価格の見直しをお願いします。



「神戸ルミナリエ」と云えば、阪神・淡路大震災の復興のシンボルです。

今回の東日本大震災の一日も早い復興を願います。



撮影日:2011年4月21日
◆OLYMPUS FE-320




九州横断特急で大分に行ってきました。

2010年07月31日 23時36分26秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
7月26日(月)~27日(火)の2日間、大分に行ってきました。

一応、仕事です!


鹿児島中央駅から新八代駅まで九州新幹線。(所要時間 0:47)

新八代駅から熊本駅までリレーつばめ。(所要時間 0:21)

熊本駅から大分駅まで九州横断特急。(所要時間 2:51)



熊本駅に停車中の九州横断特急2号


赤い車体に九州横断特急のマーク。



立野駅はスイッチバックの駅。

ここから後ろ向きに走ります。

次回はここから南阿蘇鉄道に乗りたいですねぇ!



右の線路は熊本方向。

左の線路は阿蘇方向。



2度目のスイッチバック地点。

右の線路が立野駅方向。

左の線路が赤水駅方向。



立野駅と隣の赤水駅との高低差は約200メートル。

かなりの急こう配を登ります。



線路の向こうには、阿蘇の外輪山が見えます。



帰りの便は大雨の影響で、ここ萩駅で30分ほど立ち往生。



竹田市萩町はトマトの生産地。

なっ、なぁ~んと切符売場にケチャップが売ってます。

1本買うつもりが、切符売りのおばちゃんに

「2本買って!」

…と勧められてあっさりOK。

まだ、食べてませんが、色合いから美味そうな予感。

ネットで調べたら、「どっちの料理ショー」に取り上げられたりとなかなかのケチャップみたいです。

トマトケチャップのめぐみ会 

(注)ケチャップは小さく見えますが400グラム入りです。



大分駅。

大分と言ったら、“からあげ”
 
そうそう、キャノンの工場もあった。


九州横断鉄道に初めて乗りましたが、“なかなかよか”です。

①特急なのにトコトコ走る。

②特急なのにミョーに停車駅が多い。

③阿蘇の外輪山からの車窓は抜群。

時間とお財布に余裕のある方は、人吉から別府までのフル乗車をおススメします。



撮影日:2010年7月26・27日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


明治という時代に翻弄された田原坂…熊本市植木町

2010年06月13日 23時10分43秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
「高瀬しょうぶ花まつり」と玉名の街散策の後は、植木町の田原坂へ。

田原坂はご存じ、『西南の役』最大の激戦地です。


明治10年2月、鹿児島を発った西郷隆盛の率いる薩摩軍は熊本城を包囲。

一方、政府軍は征討軍を熊本に派遣。

熊本城に入らせんと薩摩軍は田原坂に防衛線を張った。

同年3月4日から昼夜17日間、春先の冷たい雨が降る中激しい戦闘が行われ、

両軍合わせて6000人近くの戦死者が出た。

西南の役の戦死者は14000人とされるが、このうち40%がこの田原坂で戦死。

薩摩軍は田原坂の敗戦後は撤退を余儀なくされ、これから半年後に西郷隆盛の死で終末した。



『一の坂』
田原坂は標高80メール・1.5キロの緩やかな坂が続く。


曲がりくねった狭い道の藪に薩軍が潜み、官軍の行く手を遮った。


『二の坂』
ゆるかな坂が続く。


『三の坂』
多くの戦死者を出し、慰霊碑も立つ。


頂上付近の大楠と美少年の象。
『雨は降る降る じんばはぬれる こすにこされぬ 田原坂  右手に血刀 左手に手綱 馬上ゆたかな 美少年』
田原坂で戦死した若者を象徴した象。



慰霊碑塔


慰霊碑には西南の役に参戦戦死した14000余の名前が刻まれています。


被弾した土蔵。(復元)


西南の役が日本赤十字設立のきっかけになったと。


丘の上からはのどかな田園風景と鹿児島本線が見える。


公園に咲くクローバー。
ここには幸せの四葉のクローバーはあるのでしょうか?


西南の役は国内最大で最後の内乱だと言われます。
新しい時代に希望をもって生まれた“明治維新”。
そのわずか10年後には、その新しい時代に翻弄された若者達の血がここで流されました。

ここ田原坂は、薩摩武士が農民出身者の集まりである徴収兵に敗れた
いわば、“武士の終焉”の地でもあります。

映画『ラストサムライ』は西南の役がモデルだと聞いた事がありますが、
ここを訪れてやっとその意味が解った気がします。





玉名の街をぶらぶら

2010年06月11日 19時13分49秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
しょうぶ祭り会場のすぐ近くは本町商店街。

昭和初期の古き良き時代の面影を今も残しています。



街のあちこちにも菖蒲が咲いてます。



お茶屋さん。
この木箱が欲しい!


この辺りでは有名なお酢屋さん。



そこで見つけた“エクストラバージンオリーブオイル”


懐かしいィ~
アイスキャンデー売りの自転車。



お土産屋さんのショーケースは超レトロ。



高瀬裏川に架かる眼鏡橋。
熊本はこんな石橋が今でも大切に使われています。


本町商店街と高瀬裏川を結ぶ細い路地。


夜はこんな感じ。



足湯でのんびり…
商店街から少し離れてますが、玉名は有名な温泉地でもあります。



撮影日:2010年6月6日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


瀬裏川花しょうぶまつり…玉名市高瀬

2010年06月10日 23時53分02秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
熊本県玉名市は菊池川の下流にあり古くから栄え、
多くの文化遺産が今なお残る歴史ある街です。
特に高瀬地区は今なお、石垣や石橋・白壁の商家が江戸時代の風情を残しています。


5月中旬から始まった『瀬裏川花しょうぶまつり』
66,000本の菖蒲が見事です。


昼間の風景。



灯りがつくと一段と石垣と菖蒲が映えます。



昼同様に夕方もかなりの観光客です。



夕景の菖蒲を狙った割にはポジションもうまく取れず、
カメラの性能と技術にも限界を感じて早々と退散しました。

この日は日曜日でかなりの観光客で、
三脚に一眼レフを据えたアマチュアカメラマンも多数。
中には百万円越えと思われる、2台体制に白レンズ装着のオジさんも…
カメラは大多数がキャノン。
やっぱ風景撮りはキャノンかなぁ~
…と、その前に腕かな


撮影日:2010年6月6日
Nikon D200
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED


Nyima(ニマ) … 南阿蘇村

2010年03月10日 23時40分22秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
南阿蘇村に昨年OPENした、輸入雑貨のNyima(ニマ)です。
オーナーの馬場さん夫婦が世界各地を旅して集めた雑貨や古代装飾品が多数展示されています。

Nyimaとはチベット語で“太陽”



チベットやイスラム圏の文化が…


馬場さんは古代ローマ時代のガラス(ローマングラス)やインド・チベット文化圏のビーズを使った装飾品デザイナー。
馬場さんは鹿児島出身。
生家は我が家の隣町でした。


インドで編まれたセーター。
優しい手触りで暖かそう…


イスラムのオールドシルバー



敷地内のギャラリー


目の前は広大な阿蘇の山々



【Nyima(ニマ)】
http://www.nyima.jp/


撮影日:2010年1月10日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4


【あゝ無情♪/アン・ルイス】1986年



記事に全く関係ないのですが…、最近アン・ルイスにハマってます。
アン・ルイスは、70年から80年代に「六本木心中」や「「ラ・セゾン」のヒットを連発。
特に「ラ・セゾン」は作詞:三浦百恵、作曲:沢田研二という二度とない作品。
この「あゝ無情」も20数年前の作品ですが、ちょこちょこカバーで歌われてます。
最近、misonoもカバー。
一時期「パニック症候群」で音楽活動を休止していたのですが、復活はあるのでしょうか?
おばちゃんになったアン・ルイスの「六本木心中」・「ラ・セゾン」・「あゝ無情」を聞きたいな










俵山…熊本県阿蘇郡西原村

2010年01月10日 23時20分58秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
「俵山」は標高1095mの阿蘇の外輪山。
2003年に西原村から南阿蘇村に通じる俵山バイパスが開通してからぐんと南阿蘇が便利になりました。
俵山の大草原は春になると野焼きが行われ、そして新緑の季節がやってきます。
自称「阿蘇大好き人間」のお気に入りの場所です。


中央の小高い丘は扇坂展望所。
俵山の東側は阿蘇五岳が一望でき、西側は熊本市内が一望できます。
天気の良い日は有明海も見えます。


「「阿蘇にしはらウィンドファーム」の風力発電。
10基の大型風力発電機は、約7100世帯分の年間消費電力量に相当する発電を行うそうです。


♪ささやかなこの人生/風





撮影日:2009年1月10日
Nikon D200
Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D
TOKINA
AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4



阿蘇神社参道散策

2009年10月17日 22時29分05秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
7月に続いて2回目の阿蘇神社参道散策です。
上の写真は“金脈の水”に冷やされた「阿蘇のトマト」。
涼しげです。
ちなみにトマトは1個100円也。


阿蘇神社参道で大人気のお菓子屋さん「たのや」。
全国的に有名なシュークリーム“たのシュー”は、濃い牛乳そのままのクリームが激ウマです。
実はこの写真を撮った後に“たのシュー”が袋からポロリと落ちてしまいました。
たのやのおばちゃんが可哀相だからと1個タダでくれました。
ん~感激(涙)


「馬コロッケのとり宮」と「たのシューのたのや」の間にある「郷土料理店はなびし」
いなり寿司を海苔巻きにした「あげ巻き寿司」は旨かったです。


「現金自動勘定所」
簡単にいうとATMですな。


参道入り口にある時計屋さんの「チクタクの水」
水の音が“チクタク”と聞こえます。    ← 嘘です。


一宮小学校近くの豆腐屋「豆の匠」
ちょっと固めですが、しっかり大豆の味が…。
やっぱ阿蘇の豆腐は旨い!




米蔵を改装した郷土料理のお店…『さー蔵 sa-kura』

2009年10月15日 12時36分30秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
オルモコッポラで食事した後に周辺を散策して発見したお店。
こちらは築200年の米蔵を改装した阿蘇郷土料理のお店です。
食事の後だったのでちょっとだけ覗かせていただきました。

右が米蔵を改装した郷土料理のお店。
左がギャラリーとカフェ。


打ち水に濡れた飛び石がイイ雰囲気出しています。






アクセサリーや小物が置かれたギャラリー


ギャラリーのお隣は隠れ茶房『茶蔵カフェ』


阿蘇の田園風景と外輪山を望みながらお食事が出来ます。
右窓の奥に見えるのが「阿蘇の大観望」


米蔵を改装したさー蔵では囲炉裏を囲んで、無農薬野菜や阿蘇の地鶏をメインにした郷土料理がいただけます。
また、「茶蔵カフェ」はパスタと珈琲。

食事もしないので「さー蔵」の写真はありません。
と言っても、カフェでも食事していませんが…
案内していただいたオーナー様有り難うございました。

【さー蔵 sa-kura】
熊本県阿蘇市蔵原625-1




幣立神宮…上益城郡山都町

2009年10月13日 18時24分56秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
今回訪ねたパワースポットは日本神話の発祥の地である熊本県上益城郡山都町の幣立神宮(へいたて)です。
幣立神宮のある旧蘇陽町(現:山都町)は“九州のへそ”と呼ばれる九州のど真ん中に位置します。
しかも日本列島を縦断する「中央構造線」上にある。(らしいです)

※「中央構造線」とは約8000万年前に出来た日本列島を関東から九州まで縦断する大断層。
「中央構造線」上は地殻変動により磁気プラズマが発生するといわれ、なぜかこの「中央構造線」上に日本の聖地と呼ばれる箇所が集中している。(らしいです) 伊勢神宮や高野山…等。

幣立神宮は、神漏岐命・神漏美命・大宇宙大和神・大御中主大神・天照大御神といった神々が祀られおります。
日本書紀に登場する天上界の大神様がずらり。
幣立の名の由来は、神武天皇の孫・健磐竜命が、宮崎から阿蘇に向かう途中にこの聖地に幣を立てたことから。(古文書に記載)
そして幣立神宮のお隣は、宮崎県高千穂町。
高千穂町といえばアマテラスの岩戸隠れの伝説の舞台であります。
一方、幣立神宮は、アマテラスが地上に降りてくる前の天原(たかまがはら)神話の発祥地とされます。
地球上の人間の始まりは“日本人”とするとっても壮大なお話がココにあるようです。

“九州のへそ”にあり、「中央構造線」上にある。
そして日本神話の伝説の地高千穂のすぐ近く。
ただならない場所なんでしょう。

そんなこんなの幣立神宮は“知る人ぞ知るパワースポット”として有名な地。
全く鈍感な私はどこに行っても“気”は感じないのですが、感じる人にとってはすごい所なんだそうです。
土曜日ということもあって結構参拝者がいらしゃいました。



国道からの入り口
幣立神宮は通称「高天原・日の宮」と呼ばれ、「日の宮」とは天照大御神が住む宮殿、その子孫である天皇の住む御殿のことを言います。


階段を登ると拝殿が現れます。


正式な参拝を勧められたのですが…


まさに鎮守の森です


東御手洗・東水神宮


東御手洗
超パワースポットの水…なんだそうです。
ポリタンク持参の方が結構いました。


東御手洗の由来はこちらに書いてあります。


御田
東御手洗の水で育てられた稲。
この後、刈り取りのお祭りあったようです。


写真右の杉が5百枝杉(いおえすぎ)と呼ばれる大杉です。
いくら鈍感な私でもこんな景色の中に居ると心が落ち着きます。


【幣立神宮】
熊本県上益城郡山都町大野
九州自動車道からは松橋ICから高千穂方面に抜ける国道218号線の大野小学校と蘇陽高校の中間にあります。
松橋ICから約50km、車で1時間くらいです。

国道218号線は、雲台橋や通潤橋などもあり見所満載のドライブコースです。
また、これからの季節は『緑仙峡・蘇陽峡・高千穂峡』などの紅葉名所もおススメです。




変えて欲しくない日本の風景…阿蘇

2009年10月12日 21時29分05秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
今年4回目の阿蘇日帰りドライブです。

今回のコースは

自宅(AM7:00) → 松橋IC → 幣立神宮(山都町) → 高森町(旧上色見小学校)

→ 阿蘇神社周辺散策 → 熊本IC → 自宅(PM8:00)

走行距離470Km

高速道路片道1000円は助かります。


写真は箱石峠付近から望む阿蘇高岳です。
四季を通じて阿蘇の風景は見ごたえあります。





高森町のリンゴ畑です。



高速道路が無料化?
無料化も良いけど、それで地方に新しい道路が出来ないと困るので1000円くらいならOK。
暫定税率廃止と高速道路無料、そしてCO2削減。
それに必要なのか無駄なのか区別して欲しい、特殊法人と公共工事。
全てをひっくるめてボチボチ日本を変えていただきたい。






第6回阿蘇アート&クラフトフェア…旧上色見小学校(阿蘇郡高森町)

2009年10月11日 17時27分30秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
阿蘇郡高森町にある廃校を利用した生涯学習施設『阿蘇フォークスクール』を訪ねました。

阿蘇の五岳である根子岳の南裾野にある旧上色見小学校は平成15年3月に廃校。
しかし、築52年の木造校舎を残そうと、地元卒業生が中心となり「木造校舎を残して、大人から子どもまで体験できる拠点にしよう」とNPO法人阿蘇フォークスクールを設立した。

NPO法人阿蘇フォークスクールを設立した年から行われている『阿蘇アート&クラフトフェア』は今年で6回目。
西日本各地から109名の作家さんが集まる大イベントです。
陶芸・木工・ガラス工芸・金属造形・洋服・雑貨・・・など等。









木造校舎に芝生の緑が映えます。


鹿児島県からも
霧島市の『工房“宙”(そら)』






かわいい陶器の動物たち


美しい緑色の琉球ガラス。


今回一番気に入った、琉球ガラスのスタンド。欲しい!


鉄のポスト。これも欲しい!


教室の黒板もそのまま利用。


床の絵の具の汚れもそのまま…。


廊下の木の壁に小物が良く似合います。


木の枝のはんこ屋さん。3分で彫れます。


教室は今でも子どもの遊び場。


木馬に乗ってご満悦!
可愛かったので1枚撮らしてもらいました。
やはり天然木の手触りがイイのでしょうか、この後降りずに大変でした。


可愛い絵柄のお皿。
子どもさんの居るお宅へのプレゼントにピッタリ!


天草の石に描いたラッコ。


学校の裏山は根子岳。贅沢な裏山!?


「阿蘇アート&クラフトフェア」は明日(10/12)まで開催。
また、11/22(日)は「秋の収穫祭 つるのこ芋の芋煮会&あか牛の焼肉会」も開催されます。

【旧上色見小学校】
熊本県阿蘇郡高森町上色見1390-1

NPO法人 阿蘇フォークスクール
http://asofolkschool.shisyou.com/