見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

舞台「キサラギ」

2009年04月25日 18時02分06秒 | 面白いモノ
昨夜(4/24)、舞台「キサラギ」を観てきました。
映画版「キサラギ」(主演=小栗旬)は既に観ていたので、舞台と映画の違いを感じようかと行って参りました。

「キサラギ」は元々、舞台で上演されたものを映画化したもので、今回の舞台化はいわば原点に帰った舞台版「キサラギ」。新たに脚本を書き換えたそうです。
ストーリーは、D級のグラビアアイドル「如月ミキ」の一周忌追悼会に集まった5人の男の話。5人の正体が次第に明らかになり、二転三転いや五転六転する展開はミステリー的要素を含んで、なおかつコミカルなセリフが多く退屈しません。
 それに何と言ってもこの舞台の見所はワンシチュエーション(一幕)場面で、およそ2時間出演者5人が出ずっぱりの舞台。長いセリフも多く、休憩なしの舞台に立ちっぱなし。動きも激しいです。さすがにプロの役者さんです。1箇所だけ主演の松岡充クンが長いセリフをカミましたが…
 また、ラストの場面はどう締めくくるのか楽しみでしたが、舞台ならではのエンターテイメントを見せてくれました。

舞台は映画と違って臨場感が客席に伝わります。
鹿児島に舞台モノ興行は年に数回だけ、地方都市の鹿児島にはなかなか良い舞台はやって参りません。
会場や交通費などの興行経費と集客数が合わないのでしょうが、もっとイイ舞台を鹿児島でもやって欲しいです。


【ウイスキーが、お好きでしょ/石川さゆり】



最近、サントリーのCMで小雪さんが「鹿児島の夜はハイボール…」って言ってるCMの別バージョン集です。
元々は石川さゆりバージョンでしたが、最近のやつはゴスペラースが歌ってます。
あれって、小雪さん47都道府県「○○の夜はハイボール…」って全部撮ったんでしょうか?

昨夜の「キサラギ」に出ていた松岡充クンがアドリブで“天文館”って言ってました。
さて、松岡クン昨夜は天文館で焼酎を飲んだのでしょうか? それともハイボール?
それにしても小雪さん、イイ女ですなァ~







そば街道…熊本県南小国町

2009年04月24日 17時53分09秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
南小国町で有名なのが“そば街道”です。
この“そば街道”は、10年前は1件しか無かった蕎麦屋が次第に増え始め、今では南小国町だけで10件の蕎麦屋があるそうです。
南小国の町おこしなのだそうです。
そこで“そば街道”でもかなりの人気店だという「戸無しのそば屋」を訪ねました。
お昼ごはんを「森の中のレストラン」で食べたばかりなので、写真だけですが…


駐車場からは長い石畳みの坂を登ります。
自然溢れる里山をそのまま生かしたなかなかのお店のようです。
左に“そば街道発祥之地”の看板がありました。


ちょうどお昼時間だったので、外には順番待ちのお客さんが多数。
食べないのに来てるのは自分だけ…


かなり古い民家を再生したお店作りになっています。
この雰囲気だけでもお客が集まりそうです。


お店入り口付近には多数の“田の神様”がお迎えしてくれます。


こちらは、「戸無しのそば屋」のお隣の「花郷庵」
隣と言っても500mくらい離れてます。
ここも駐車場が満杯でした。


阿蘇は、南小国町だけでなくお隣の小国町や南阿蘇など蕎麦屋さんの多い所です。
蕎麦の生産地ということではないようですが、阿蘇山系からの湧水と自然溢れる環境が蕎麦職人には魅力的なのだと思います。
今回は蕎麦は食べませんでしたが、次回に持ち越しです。





こんがりパン屋さん…熊本県南小国町

2009年04月23日 23時13分16秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
先日のテレ朝系「人生の楽園」で放送された「こんがりパン屋さん」です。
福岡にお住まいのご夫婦が週末に南小国に通い、オープンしている週末パン屋さん。
杉木立の中に立つログハウス風のお店は小さいながら木の温もりとオーナーご夫妻のパンへの愛情が溢れています。
当然、並べられているパンも素材を大切にした天然酵母のパン。
どのパンも美味しそうです。
また、テイクアウトだけでなく、デッキでコーヒーを飲みながらパンも頂けるのも嬉しいサービスです。
午前6時に鹿児島を出てから3時間半後に朝食として、こちらで焼き立てのパンをいただきました。
爽やかな春の風を感じながらの至福の時間です。










両端のお二人がオーナーご夫妻。
お二人とも着ている服でセンスの良さが感じ取れます。

【こんがりパン屋さん】
熊本県阿蘇郡南小国町満願寺牛津7883-55
090-9476-6540
営業日:土・日曜のみ
8時から営業で売り切れたらおしまいです。




森の中の古民家 ガーデンレストラン…熊本県南小国町

2009年04月22日 22時34分27秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
お店の名前が「森の中の古民家 ガーデンレストラン」
名前の通り、森の中にある古民家とその庭で食事が出来るお店です。
天気の良い日は断然庭のテラスでの食事がおススメ。
きっと真夏の強い日差しも遮ってくれそうな森林の中は心地よい風が吹き抜けます。
また、江戸時代に作られたという蔵を改造した室内も落ち着いた感じです。


江戸蔵の入り口。


滅多にこんな看板は見られません。


庭のテーブル席は4つ。
天気の良い日は絶対こちらにお座りください。
奥に見える藁葺き屋根の家は併設の骨董品店『参拾六番』。


綺麗に整備された庭にはハーブや春の花が…


さすが、骨董品店さん。
古いランプが良く似合います。


江戸蔵の石壁。
センスの良さが光ります。


江戸蔵の室内。


何気ない置物もお洒落。


色々野菜のスープピラフ
季節の野菜を使ったスープピラフ。
とても美味しいスープでちょっと感動。


チキンソテーwith玄米ごはん
ガーリックの効いた香ばしいチキンに新鮮な野菜と玄米。
お店作りと同様に食材にも拘ったオーガニックレストランです。


場所は南小国町役場から黒川温泉方向に1km程走ったら右に看板が見えます。
ただ、道路からはごく普通の民家にしか見えないので注意が必要かと…
お店の隣の小屋には農機具などが置かれているのを見れば、食材もほとんど自家栽培なのでしょう。
メニューも豊富で食事だけでなくお茶だけでも立ち寄っても損の無い場所だと思います。

【森の中の古民家 ガーデンレストラン】
熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場2344



林檎の樹…熊本県南小国町

2009年04月21日 22時51分12秒 | 訪ねたイイ所…熊本編
南小国町役場の近くにある古民家カフェです。店名の通り林檎を主に使ったスイーツやパン、ランチがいただけます。
お店の入り口やお店の裏のリンゴ畑は白いリンゴの花が満開です。
敷地はかなり広いようで、古民家というより“蔵”です。
開店前の10時前に着いたのですが、既に数組のお客さんが開店を待ってました。
かなりの人気店のようです。


お店に入ると土間風の広間に古いグランドピアノが置いてあります。
写真はパンの販売コーナー。
人気のパン“究極のメロンパン”を皆さん買っていました。




調度品のひとつひとつがお洒落にディスプレイされています。


こちらは奥のカフェコーナー。
特大の柱や梁、高い天井。重厚な“蔵”です。




コレが噂の“アップルパイ”です。
リンゴをいくつ使ったのだろうと思わせるかなり大きなアップルパイ。
程よい甘さとリンゴのサクサク感が美味しいです。
お皿もリンゴの形です。


こちらは林檎の紅茶
何やら難しい名前の○○○アップルティー? 忘れました。

林檎を使ったアップルパイが一番人気のようですが、噂によるとチーズケーキも美味しいようです。
さらに他のお客さんが食べていた“りんごカレー”が凄く美味しそうでした。
次回はリンゴが実る秋に訪ねて、チーズケーキとりんごカレーを食べてみたいです。

【林檎の樹】
熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場137




南小国町で見つけた花たち…熊本県南小国町

2009年04月20日 18時10分34秒 | 訪ねたイイ所…熊本編

【紅花常盤満作】


【紅花常盤満作】(べにばなときわまんさく)
原産地が中国・インドの常盤満作。
ピンクのひも状の細長い花が特徴。
熊本県の一部の地区に自生するらしく、南小国ではあちこちで見かけました。
私は初めて見ました。
藁葺き屋根と良く似合います。
※後ろの藁葺き屋根は普通の民家です。
 道路から写真を撮っていたら、この民家の方が怪訝そうに窓から見てました。無断撮影ですから当然か…



【林檎の花】


【林檎の花】


『林檎の樹』さんちのリンゴ畑は一見の価値ありです。
リンゴが実る時にまた行きたいです。



【八重桜】


【八重桜】


【八重桜】
南小国町は八重桜があちこちに植えられ、今が見頃です。



【ズイキ?】
里芋の葉? 鹿児島で言う「といもがら?」



【??】


【山吹?】


【木苺】


【??】


【??】


【ツバキ】
古い石垣に沿うように生えた椿の木から1輪。


【石垣を這うように…】


【タンポポ】と【土筆】
“タンポポ”はあちこちに生えてましたが、“土筆”はこれ1本だけ…
春に気付くのが遅い“のんびり土筆クン”。



【??】
黄色い花の上の丸い物体はビー玉です。


【??】


【オキナ草】(翁草)
多年草のオキナ草です。
これは既に花が終わって実になる前の状態。
この状態が更に進むと銀色のめしべが綿毛になり飛散するとか…
つまり、白髪からハゲになるジイさんの頭のようだと言う事からのネーミングです。
最近、気にしてるのに…


日曜日に南小国町に行ってきました。
そうです、「高速道路、どこまで行っても1000円!」を使って。
鹿児島インターから熊本インターまで通常4150円、往復8300円が2000円で済みます。
差額が6300円、往復550Km走ったのでちょうどガソリン代になりました。
なぜ、ETC搭載車だけ? なんて不満も出ていますが経済効果はありそうです。
帰りに宮原サービスエリアに寄りましたが、駐車場は満車でした。
GWはとんでも無いことになりそう…

さて、南小国町は阿蘇の北側に位置し、真冬は氷点下20℃近くまで下がると言われています。
近年、温泉ブームで一躍有名になった黒川温泉がある町です。
今回は行きませんでしたが、近くの満願寺温泉は如何にも“ひなびた温泉地”らしい風情がイイです。
阿蘇を見下ろす“大観望”から南小国町役場まで20分くらい。
ただし、鹿児島からだと3時間半くらいですが…


【スピッツ/春の歌】


これを聞きながら写真をご覧ください。
謝謝



求む花名
花の名前に疎いので【??】が多いです。
詳しい方、ぜひ教えて下さい。



南洲CAFF…大竜町

2009年04月19日 22時59分12秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
西郷さんのお墓を参った後にお腹が空いたのでちょっとランチに。
南洲神社前の県道沿いにある南洲CAFFです。
聞きところによると直ぐ近くにあるフランス料理「714」と経営が一緒だとか…
「714」はフレンチ&ワイン、南洲CAFFはワイン&スウィーツらしいです。
ちょうどお昼時間だったので、会社勤めのOLさんやアラフォー世代の奥様がほとんど。



注文した本日のランチ(値段?忘れました)
ハンバーグの上に素揚げのナス、美味しかったです。
今が旬のタカエビのエビフライもプリプリで美味しゅうございました。


こちらは300円で追加した、コーヒー&ケーキ。
繊細さを感じるケーキでございます。




西郷さんのお墓

2009年04月18日 11時16分42秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
上町方面にちょっと私用で行った際に西郷さんのお墓を訪ねました。
ココ上町地区は、篤姫が幼少期を過ごした今和泉島津家のお屋敷など上級武士の武家屋敷があった場所。
明治政府と戦った“国賊”の西郷隆盛がこのように手厚く葬られているのは、彼の功績と人柄に寄るものだと我々鹿児島県民は教えられました。


急な階段を登ると大きな鳥居が立ち、その奥に西郷さんを始めとする西南戦争で亡くなった薩摩軍の武士達のお墓があります。


西郷さんの介錯後に自刀した別府晋介の墓。
負傷した西郷が別府晋介に「晋どん、晋どん、もう、ここらでよか」
別府は「御免なったもんし=お許しください)」と叫び介錯した。
余りにも有名なお話です。


こちらが南洲神社のお社。


西郷さんの教え?
我が家の近くの甲南中学校横にある三方限慰霊石碑にも同じ教えがあります。
西郷さんの教えと言うより「三方限の教え」だと思います。


西郷軍6765名の戦没者の名が刻まれています。


東京都から贈られた常夜燈
西郷隆盛と勝海舟の会談で江戸城が無血開城され、江戸庶民を兵火から救ったことへの感謝を込めて東京都が建立した常夜燈。
その無血開城には篤姫の存在は大きかったことも忘れてはなりません。


南洲墓地へと続く南洲門前通り
僅かに桜島の裾野が見えます。


実は南洲墓地を訪ねたのは初めて。
下級武士から明治維新を成し遂げ、そしてまた政府(天皇)と戦った西郷隆盛とはどんな人物だったのでしょう。
征韓論や西南の役の挙兵についても西郷の真意は未だにはっきりとはしていないようです。
西郷が夢見た「新しい日本」とはどんな国だったのでしょうか?





いつもの甲突川河畔

2009年04月17日 23時50分50秒 | わが街紹介
今日は武之橋近くの藤棚が綺麗に咲いているとの情報がありカメラを持ち出しました。
毎年、桜の花が終わった頃に見頃を迎えるのがこの藤の花。



藤の花に誘われたのは私だけじゃなかったみたい…




藤の花の隣には誰が植えたのか麦の穂が…



今、鹿児島はどこもツツジが満開です。




ツツジをアップで…




こちらは交差点脇のパンジー花畑


見えにくいですすがココにもミツバチが飛んできました。






春の新聞週間イベント … in 天文館

2009年04月13日 11時14分54秒 | Weblog
4月12日(日)、鹿児島の繁華街天文館で『春の新聞週間 平成あの時、この時 in 天文館』に参加しました。
これは、4月6日から12日までの新聞週間に、もっと新聞をPRしょうという…某新聞社の企業PR企画。
平成元年以降の出来事を伝える紙面の展示や当日の新聞にあなたの写真をのっけた特別な新聞をプレゼントするなど、盛り沢山!?のイベント。
…で、我々新聞販売店主7名は、同時開催の“地産地消応援キャンペーン”のお手伝いをしてきました。



大島紬クィーンと一緒に写真を撮ろう!
美形です! 美スタイルです! 賢いです! 明朗活発です!
天は二物を与えず? いえいえ、天は三物も四物も与えております。



『道の駅が天文館にやって来た!』
南日本新聞地産地消応援キャンペーンのひとつ、“出張道の駅”に今回出店いただいた『樋脇町道の駅遊湯館』。
新鮮な野菜や地元産の大豆を使った豆腐、美味しいイチゴなどを販売しました。



新聞販売店主7人の“地産地消応援隊”は沖永良部島まごころ製糖さんの黒糖を販売。
沖永良部島の太陽をいっぱい浴びた手作りの黒糖は大評判でした。
また、「沖永良部島出身なので懐かしいです」と立ち止まってお話いただいたりと…



『鹿児島特産の黒酢&黒糖で健康&ダイエット』
福山町の黒酢と沖永良部島産純黒糖の黒みつで作る“バナナ黒酢”の紹介コーナー。



北海道産トマトジュースの試飲会。
このトマトジュースは完熟トマトをそのまま瓶詰めした美味しいトマトジュースです。
トマトジュース嫌いでも「これなら飲める!」…と買っていただいた方も。
ん! 北海道産のトマトジュース? 地産地消???
「北海道のトマトジュースを鹿児島で販売したら、地産地消にならんがな!」…という声もありますが、これは、北海道新聞販売所が行っている“地産地消応援企画”の鹿児島バージョン。
北海道の新聞販売店との合同地産地消企画のテストケースです。





塩ラーメン

2009年04月11日 05時45分07秒 | わが街紹介
我が家から歩いて10分、武之橋電停近くの「塩ラーメン」
店の名前が「塩ラーメン」という変ったお店。
元々は四川中華料理のお店だったのだが、数年前にオーナーの長年の夢であったラーメン屋に。
そー言えば、中華料理屋時代もパーコー麺が旨かった。

上の写真がお店の名前にもなった「サンゴ塩ラーメン」
鶏ガラベースのスープに沖縄のサンゴ塩をブレンドしたあっさり塩ラーメン。
あっさりスープに合わせた縮れ麺が良く合う。
飲んだ翌日のお昼にピッタリ…とは飲んべえの友人談。


「今日はとてもイイ豚骨スープが採れたので今日のイチオシ!」
…とオーナーの奥さんに薦められた「トンコツ塩ラーメン」。
なるほど、旨い!
しつこくなりがちな豚骨スープをサンゴ塩が上手く抑えた絶品スープ。
それなのにシッカリ豚骨スープのコクがある。こちらはストレート麺。


激辛マーボ丼
中華料理屋時代から旨いと評判のマーボ豆腐。
あっさり味のサンゴ塩ラーメンに良く合う。
スゴク辛いのだがスゴク旨い!
しかもセットで千円はうれしい。


他に味噌ラーメン・白ゴマラーメン・黒ゴマラーメン…他
バリエーションも広がっている。
まだ食していないが、味噌ラーメンもなかなかイケルらしいのでまた今度…
また、お昼の中華弁当も好評で、事業所・会社なら出前もしてくれる。
オーナーがバイク通なので、「ヘルメットを見せれば割引」なんて変ったサービスも。



【塩ラーメン】
鹿児島市下荒田1丁目18-4
099-256-9899
武之橋電停から徒歩30秒。
(日祝休み)




甑島に行ってきました…番外編

2009年04月10日 06時57分52秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
写真は、船から降ろされた新聞を仕分けしている様子です。


甑島には南日本新聞販売所が8店あります。
販売部数が多いお店でも300部足らず、少ないお店は80部程度しかありません。
朝刊が到着するのは早い店で午前9時、一番遅い店は午前10時30分に港に着いてから更に島内バスで運ばれるのでお昼前後になるようです。
私の販売所(鹿児島市内)と比べると8時間の差があります。
午前中に読者宅に届けばいい方なのかもしれません。
配達時間が昼間の短時間なので配達員さんの確保も難しい、更に高齢化…。

下甑島の販売所長さんによると先月は海が荒れて船が出航出来ずに3日分の新聞をまとめて配ったそうです。
また、潮風の強い島なので配達用の自転車の痛みが激しいと…
しかも島内に自転車屋は無いので本土で調達しないといけないようです。

そんな話を聞くと同じ新聞販売業者として心が痛みます。
いかに自分達が便利で働きやすい環境で過ごしているのか…
ごく普通に仕事していることにもっと感謝すべきだと…

甑島で新聞配達に携わっている方々に感謝すると同時にお昼に朝刊が届いても3日分まとめて配られても新聞を待ってくれる読者の皆様に感謝申し上げます。

   ~新聞屋のおっちゃん~







※甑島は全国的に釣り愛好家さん達にとって“一度は行ってみたい釣り場”
 映画『釣りバカ日誌』のロケや全国的な釣り選手権も行われています。
 また、スキューバダイビングやウインドサーフィン・シーカヤックなどのマリンスポーツも楽しめます。
 鹿児島からも日帰りが出来る意外な穴場。それが甑島です。
 おススメは7月から8月の鹿の子百合が咲く頃。
 一度でいいので行ってみられることをおススメします。
 命の洗濯も出来ますよ!





甑島に行ってきました③…中甑・上甑島編

2009年04月09日 06時36分42秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
二日目の取材は、上甑島です。
写真上は里町の海水浴場。透明度の高い海水と美しい砂浜が印象的。


甑島の玄関口『里港』です。
里町は島と島が砂州によって陸続きになった珍しい地形(トンボロ)に町が出来ています。
断崖絶壁で高い山が多い甑島で平地が開けた数少ない場所です。


長目の浜
約4kmの玉石の海岸線が、海と池を隔てています。
第18代薩摩藩主の島津久光がその美しさに「眺めの浜」と呼んだことが名称の由来とされています。


武家屋敷跡
甑島は薩摩藩時代に外国船を見張る“番所”が置かれていた重要拠点でした。



甑島の花『鹿の子百合』
7月から8月に掛けて、島のあちこちに鮮やかに咲く紅色の花。
この花は、戦後の食糧難には球根が人々の食料となり、また観賞用として高値で輸出され、島民の貴重な現金収入源ともなりました。


中島と中甑島を結ぶ、鹿の子大橋から見た中甑島


上甑島と中島を結ぶ、甑島大明神橋。


甑島大明神
甑島の名の由来とされる甑島大明神。


町のいたる所で見かける玉石を使った石垣。



天日干しのキビナゴ(馬場水産)


アジの開きの加工風景(馬場水産)


キビナゴと赤イカの一夜干し(甑島漁連水産加工センター)
急速冷凍技術の進歩で関東方面でもキビナゴの刺身が食べれるようになりました。


庵地つきあげ店のつきあげ
地魚に拘った美味しいつきあげです。


地元で活躍する庵地つきあげ店の若旦那。


島の周りは、美しいエメラルドグリーンの海。


美しい砂浜を散策する編集部員二人。
あまり画になりませんが…




甑島に行ってきました②…食事編

2009年04月08日 22時05分44秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
甑島で宿泊した『ホテルこしきしま親和館』です。
開業は平成19年10月。
民宿がほとんどの甑島では数少ないホテル形式の宿泊施設です。


オープンして1年半。雑誌取材は初めて!…ということで料理長があらん限りのお料理を撮影用に準備していただきました。
こんなにたくさん準備していただいたのに記事スペースが少ないのが申し訳ないです。



クロダイ・真鯛・クエ・赤イカ・タカエビの豪華な舟盛り。
右のお花は、甑島の花“鹿の子百合”を大根と人参で作ってあります。


生涯2度目の“鯛めし”。
いやぁ~、美味しいかったですぅ~


滅多に食べれない伊勢海老です。


メヒカリの唐揚げ。
柔らかい白身が抜群。


甑島産の魚介類具沢山の海鮮丼。


う~ん、貝の名前を聞き忘れました。


お昼に水揚げされた“タカエビ”
生でも焼いても甘いエビです。



ホテル『こしきしま親和館』
鹿児島県薩摩川内市下甑町長浜1233-3
TEL 09969-6-2008
HPはココ http://www.sinwakan.jp/index.html

※ご注意
掲載した料理は撮影用の特別料理です。
通常の宿泊とは料理の内容が異なります。





『α夢(アルファム)』手打地区
初日、お昼ごはんを食べたいと散々探し回ってやっと見つけた喫茶店。


カレールーの中にカツが!珍しいカツカレーでした。




2日目のお昼ご飯。
中甑港前のスーパーPOPワンの2階にある喫茶店『You&友』です。
前日、ホテルで魚を充分食べたので、『魚以外を食べたい人…その①』


『魚以外を食べたい人…その②』


いや、やはり甑島なら魚介類だよ!


なんと2日連荘でカツカレーを食ったのはY田編集員。



※甑島では皆さん外食はほとんどしないようです。
観光シーズンならある程度、お店も開いているようですが…
お昼も事前予約したほうが良いと思います。



甑島に行ってきました①…下甑島編

2009年04月08日 17時59分50秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
4月6日(月)・7日(火)の2日間、甑島へ雑誌取材で行ってきました。
甑島は、上甑島・中甑島・下甑島の3つの有人島といくつかの無人島から構成される列島。
平成の大合併で薩摩川内市になりましたが、それ以前は里村・上甑村・鹿島村・下甑村の4村。
甑島へのアクセスは串木野港からの高速船かカーフェリーのみ…。
自然が豊かな甑島はキビナゴをはじめ、クロダイや伊勢海老などの魚が年間を通じて豊富に獲れる稀な島です。
上甑島と中甑島は橋で繋がれていますが、下甑島へは未だ橋が掛けられておらず、現在急ピッチで道路整備が行われています。
観光整備も遅れているようですが、あまり観光地化されていないところもイイところでもあります。
コンビニもファミレスもマックも無い島ですが、それが無くても島民には不自由さは感じられません。
ただ、医療や教育の問題はありそうです。



串木野港と甑島5港を結ぶ、『高速船シーホーク』
串木野港から1番近い里港まで50分で行けます。


下甑町瀬々野浦地区の名勝地『ナポレオン岩』
東シナ海の荒波で侵食された奇岩。
岩の形がナポレオンの顔に似ているから名づけられたようです。
お天気は良かったのですが、残念ながらガスが発生しており霞んでました。



瀬々野浦地区の西山小学校。
全校生徒が10人足らずの小さな学校。“やる気日本一の学校”がスローガン。
瀬々野浦地区は甑島でも最も交通の不便な地区にあり無医村です。
下記で紹介する『Dr.コトー』先生も狭い道路10キロを週何度も走るそうです。



手打地区にある食品加工センターの製品。
鹿児島特産のキビナゴ。その漁獲量の大半は甑島産。
鹿児島でも年間を通じてキビナゴが獲れるのは甑島だけです。


手打漁港で伊勢海老漁のおじさんが網の手入れ中でした。



手打地区にある『こしき海洋深層水』の製品。
今や甑島の基幹産業になっています。



鉄鍋で海水を煮詰める古来の製法で塩を作っている有馬さん。


甑島の黒潮を流木や山の木を使って3日間煮詰めると驚くほど“甘い塩”が出来ます。


漫画やドラマで有名な『Dr.コトー』のモデルになった瀬戸上健二郎医師の勤める下甑診療所。
瀬戸上医師にはお会い出来ませんでしたが、先生は御年68歳。
30年近くこの地で“離島医療”に専念されています。


この基本理念に“Dr.コトー”の全てが凝縮されています。



長浜港に水揚げされた“タカエビ”
新鮮なタカエビは甘くてすごく美味しいでした。


タカエビは別名“さつま甘エビ”
キロ当たり1500円~2500円が市場に出ると3倍以上の値が付くとか…



“波”も“時”も静かに流れる甑島の朝
遠くに漁火が見えます。



夜明け前の長浜港。
停泊中のカーフェリー。



夜明け前に漁に出る漁船。



薩摩半島から日が登る。
ガスが発生していなければ薩摩半島が見えるようです。