見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

霧島ぐるり鉄道一周ツアー(第5話) ~小林駅編~

2009年03月26日 05時44分57秒 | 訪ねたイイ所…宮崎編
吉松駅から都城駅までが吉都線。
八代 - 吉松間(肥薩線)を含む八代 - 都城間には“えびの高原線”の別名がある。
天気が良ければ、霧島連山や人吉ループ橋が車窓から見れる絶好のロケーション。
夏の季節は緑色の田園風景の中を走る列車は画になります。


雲さえ無ければ、韓国岳・新燃岳・高千穂峰がココから望めます。


普段、吉都線を走らない黒い車体の“はやとの風”に普通列車のお客さんもちょっとびっくり。


小林と言えば、コスモス畑の生駒高原が有名。
駅もコスモスをイメージ。



駅から歩いて3分の南国屋今門菓子店。
宮崎名物のチーズ饅頭。しかも元祖です。
チーズ饅頭は植物性のあっさりチーズ餡で美味しいです。


宮崎に行けば必ずお出迎えしてくれる“東国原知事”

【南国屋今門】
 宮崎県小林市本町67
 電話 0984-22-3074


    ~つづく~



霧島ぐるり鉄道一周ツアー(第4話) ~吉松駅編~

2009年03月25日 07時01分53秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
宮崎県・熊本県との県境の駅、『吉松駅』です。
昭和初期まで、鹿児島本線として重要な役割を果たした吉松駅。
(昭和2年、鹿児島本線から肥薩線となる)
当時は、鹿児島駅に次ぐ、大きな駅だったようです。
付近の路線を管理する吉松機関区も置かれ、全盛期は多くの鉄道マンが住み鉄道の町として栄えました。
戦後は、現在の鹿児島本線の発展とともに衰退、今では当時をしのばせる石倉や鉄道博物館・SLが展示されています。


肥薩線から吉都線に乗り換える“はやとの風”


静寂過ぎる駅構内。
時が止まったかと錯覚してしまいそう…


ホームには小さな売店が…
駅弁が630円! 安ッ!


旅のお供に“都こんぶ” 懐かしい~


珍しい畳の待合室。


石倉が当時の姿のまま保存されています。


吉松名物“汽笛まんじゅう”駅前の宮下菓子屋さん。
10個買うと1個おまけしてくれます。


団体客が来ると吉松駅の歴史を宮下のおじちゃんが語ってくれます。


あまりに話が長いので、次第に距離をとる失礼なメンバー二人。
宮下のおじちゃんごめんなさい。


吉松駅の裏にある“あら木”
看板が目印。ちょっと判りづらい場所です。
美味しいラーメンと手打ち蕎麦&奥さん手作りの小物が置いてあります。


珍しい自宅開放型ラーメン屋さんです。


おススメの黒ごまラーメン。
こってり豚骨スープに黒ごまが優しい味わいに…


左がベースの“とんこつラーメン”
右はチャーシューの代わりに軟骨の煮込みが入った“軟骨ラーメン”


『あら木』は、吉松駅の裏の住宅街にあります。
自宅を開放した店内とハーブなどが植えられた庭を眺めながらラーメンを…
都会では考えられない“癒しのラーメン屋さん”。
食事の他にケーキ&コーヒーもいただけます。

【里山の麺処と和布あそび“あら木”】
 鹿児島県姶良郡湧水町川西1280-3
 電話 0995-75-4102


    ~つづく~






霧島ぐるり鉄道一周ツアー(第3話) ~大隈横川駅編~

2009年03月24日 23時15分32秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
嘉例川駅と同じく木造駅舎の『大隈横川駅』です。
こちらも肥薩線開業以来106年間、乗降客を見守ってきた木造駅舎が現役で頑張っています。
ちょうど「大隈横川駅ひなまつり」のイベントの最中で、駅舎には雛人形が飾られ明るい雰囲気。
地元の伝統行事「田の神踊り」でも我々を迎えてくれました。

また、3/21(土)付けの南日本新聞に『横川げたんは』の記事が出た直後でもあり、『横川げたんは』を求める他のお客さんも多数で、普段は静かな大隈横川駅も今日は大賑わいでした。









大隈横川駅の名誉駅長さん。
お名前をお聞きすれば良かった…



横川に伝わる“田の神踊り”。
奇声を発しながらユーモラスに踊ります。



これが『元祖横川げたんは』
1日限定30個販売で既に売り切れでしたが、試食用を頂きました。
純黒糖を使った懐かしい味です。
4月までは土・日のみ、午前10時販売開始。

※【横川げたんは】
 小麦粉・黒糖・ふくらし粉を使った、鹿児島の伝統的なお菓子。
 形が下駄の歯に似ていることから、「げたんは」になったとか。
 ココ横川は古くからお米の産地で荷車を引く人達が多く集まり、お茶うけに出されていたようです。


右のお二人が、『元祖横川げたんは』を復活させた、志水さんと福島さん。
左は、大隈横川駅保存活用実行委員会の会長さんかな?


会長?さんは、“肥薩線に再びSLを走らせ隊”の運動もされています。


横川駅で出会った少年3人。
「駅構内を掃除して、なんと感心な子達だろう」と声を掛けたところ…
キャッチボールをしていてトイレの窓ガラスを割ってしまい、掃除を命じられたとか…(爆笑)
とんだ災難にあった少年達でしたが、明るく礼儀正しい好感の持てる3人です。
今年、地元の中学校を卒業したばかりの3人はそれぞれ別の高校へ進学予定。
…と、なんとその内の一人M君は、我が家の次男坊が通う高校へ。
しかも野球部に入るらしい。
M君と4月に再会することを約束しました。


    ~つづく~





霧島ぐるり鉄道一周ツアー(第2話) ~嘉例川駅編~

2009年03月24日 08時23分41秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
ご存知、嘉例川駅です。
木造の駅舎として全国的に有名です。
※上の写真、セピア色にしてみました。




ガラスの1枚1枚にも歴史を感じます。


嘉例川駅名誉駅長の福本さん。
純鹿児島弁なので県外者はもとより、鹿児島の人も意味不明な言葉が…


九州人気駅弁ランキング1位の“百年の旅物語かれい川”はさすがに大人気です。


コレが駅弁“百年の旅物語かれい川”


列車の旅は駅弁に限ります。



    ~つづく~





霧島ぐるり鉄道一周ツアー(第1話) ~日豊本線編~

2009年03月23日 21時28分27秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
3月22日(日)、“はやとの風”に乗って霧島を一周する列車の日帰り旅行に参加しました。
これは、曽於市財部町(そおしたからべちょう)の町おこしグループ『日招起塾(ひめぎじゅく)』が財部駅をもっと利用して欲しいと2年前から始めたJR九州とのタイアップ企画です。
今回が8回目のツアーで、日招起塾メンバーである南日本新聞財部販売所福留君のお誘いでの参加です。
参加者は38名、鹿児島市内や薩摩川内市からの参加者もいらっしゃいました。


【日豊本線】
9:15(財部駅)→10:09(国分駅)→10:46(隼人駅)

【肥薩線】
10:55(隼人駅)→11:25(嘉例川駅)→11:58(大隈横川駅)→12:34(吉松駅)

【吉都線】
14:35(吉松駅)→15:24(小林駅)→15:58(都城駅)

【日豊本線】
16:26(都城駅)→16:36(財部駅)



当日は生憎の荒れ模様。
時折、強い雨が降る中を38名の参加者が財部駅から“はやとの風”に乗り込みます。
本来“はやとの風”は鹿児島中央駅から吉松駅までの運行で、普段走らない路線を“はやとの風”が走っていると鉄ちゃん(鉄道マニア)が驚くそうです。


写真右が隼人駅長の柿内さん。
左が日招起塾の荒武さん、このツアーの世話役です。


“はやとの風”の運転席。
停車中に一枚撮らせてもらいました。
この運転手さんは財部駅から隼人駅まで担当。
路線が変わるたびに運転手さんも替わります。
所属路線外は運転しないのが規則だとか…



子供たちも運転席の隣で運転手気分を味わえるのも特別列車の特典です。


雨に濡れた日豊本線をひた走ります。



最初の停車駅『国分駅』


国分駅でグループごとに記念撮影。


『隼人駅』に停車中の“はやとの風”
写真奥は普通列車。


隼人駅です。
ココから肥薩線に乗り換えます。



    ~つづく~



ごまロールケーキ…『シェ・青山』(霧島市国分)

2009年03月22日 23時54分30秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
国分で人気のケーキ屋さんと言えば、『森三、かわの、シェ・青山』の3店。
特にロールケーキは、どのお店も美味しいと評判。

写真は、『シェ・青山』の「ごまロールケーキ」。
実は、天文館のキャバクラのおねぇさんに、『シェ・青山』の「国分ロール?」(そんな名前だったような…)がとても美味しいヨ
…と勧められて買いに行ったのだが、それが見当たらずにコレを半ば仕方なしに買ったのだ。
しかし、コレが大当たり。
たっぷりのごまクリームは甘さ控えめで、黒ごま粒々のスポンジも品のあるお味。
大人のロールケーキとでも言いましょうか…
中年のメタポおじさんにピッタリの「ごまロールケーキ」でした。


春爛漫…日置市吹上町

2009年03月21日 15時21分10秒 | Weblog
お彼岸ということで田舎の実家へお墓参りに行ってきました。
実家は日置市吹上町の小さな山村です。


写真は実家の庭に咲く“岩ツツジ”。
父の話では、お彼岸の時期に岩ツツジが咲くのは珍しいとの事。
普段より2週間ほど早いそうです。
※コンパクトデジカメなのでピントがズレてます。



こちらは古木の“桃の花”
食べられないけど小さな実を付けるそうです。


道端で1本見つけた“つくし”
誰が名付けたのか“土筆”の当て字はGOOD!


※田舎に住む両親は、父が81歳、母が75歳。
昨年の今頃、父が風邪をこじらせ1カ月入院して心配しましたが、
今ではすっかり元気になりました。
常用する薬も全くなく、「後期高齢者医療制度」の恩恵を預かっていないと笑う。
元気にいてくれて感謝感謝!




【春の予感♪/南沙織】



尾崎亜美作詞作曲の春の予感。
資生堂の1978年春のキャンペーンソング。
尾崎亜美らしいピュアな曲です。
当時は南沙織はあまり好きじゃなかったのでカワイイとは思いませんでしたが、コレを見ると結構カワイイです。
今じゃ、沖縄出身の芸能人っていっぱい居ますが、当時は少なかったようです。








早くもお花見…甲突川河畔

2009年03月20日 22時46分19秒 | わが街紹介
昨日、桜の開花宣言がありました。
例年より10日ほど早いようです。
今日は朝から桜の撮影に行こうと思っていたのですが、仕事が進まず夕方になってしまい、仕方なくいつもの甲突川河畔へ。

写真は夕方の6時半ぐらいに撮影したもの。
すでにお花見用のにブルーシートがいくつか張られ、家族連れや若い子たちが焼肉の準備をしていました。

今日はお天気もよく、暖かい一日でした。
なんと27.6℃。
少し風がありましたが、気持ち良い“春の風”。
菜の花も桜の下で気持ちよさそうに揺れています。













今度の日曜日は雨模様ですが、来週はお天気も良さそうです。
ここ甲突川の桜も一気に咲くのではないでしょうか。
見頃は、来週末あたりかと思います。


【桜・咲くころ♪ / 押尾コータロー 】









伝説のチーズケーキ「シェ・しらはま」…日南市星倉1273-1

2009年03月19日 06時07分36秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
東国原知事がTV「食わず嫌い…」で紹介したマンゴーチーズケーキのお店です。
横浜で伝説になったチーズケーキと宮崎産食材とのベストマッチなチーズケーキがいただけます。
オープン以来、多数のメディアでも取り上げられ、東京のデパ地下でも人気のチーズケーキ専門店です。


コレが伝説のチーズケーキ。
濃厚なチーズなのに後味がスッキリ。伝説といわれるだけはあります。
クリームチーズは当然美味しいのですが、タルトもすごく美味しいです。
ちょっとお値段高めですが、一度は食べる価値はあります。






宮崎の食材を使ったチーズケーキあれこれ。
太陽をいっぱい浴びた路地物を主に使っています。
伝説のチーズケーキが濃厚なのにしっかり食材の味が活かされています。
どれも美味しかったのですが、日向夏はイチオシ!


お客さんの要望で生まれた、チーズケーキ10カットセット。
あれもこれも食べたい人にはピッタシ。季節によってセット内容は変わります。
撮影後に4人で分け合って10種類を頂きました。満足ですぅ~


絞りたてのジャージー牛の絞りたてミルクと新鮮な卵、そして喜界島産黒糖を使った高級チーズプリン。
なめらかな口当たりと濃厚な味わいは最高。


製造スタッフの皆さん。
チーズケーキは美味! スタッフの女の子はカワイイ!




【シェ・しらはま】
日南本店
宮崎県日南市星倉1273-1
0987-21-1585

※宮崎空港店もあります。
また、冷凍で全国発送もしています。
詳しくはホームページで…

シェ・しらはまHP
http://www.chez-shirahama.com/




地味噌・地醤油「安藤商店」…日南市飫肥

2009年03月18日 09時54分00秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
創業100年の歴史を持つ味噌・醤油の安藤商店さん。
飫肥は昔から味噌をよく料理に使っていたようで、飫肥天にも味噌が入っています。飫肥に住む人達にとって味噌は無くてはならない大事なものです。
その味噌を昔ながらの手作りにこだわっているのが安藤さん。
趣のある木造のお店は時代と味を守っています。
味噌は風味豊かで、懐かしいおふくろの味と評判。特に他では手に入らない「黒豆味噌」は県外からの注文も多いそうです。

安藤さんは画才にも優れ、店内には100号の油絵が飾ってあります。
また、お店の商品のラベルは安藤さんの版画が使われています。


※安藤商店
日南市飫肥6-7-38
0987-25-1638


飫肥『服部亭』…宮崎県日南市飫肥

2009年03月17日 05時11分59秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
飫肥藩の御用商人として林業で財を成した屋敷を利用した和食と甘味の店。
広大な敷地に広い屋敷と庭園。その庭園を眺めながら、まったりと時間が過ごせる癒しの空間です。










お昼のランチは飫肥天など郷土料理を盛り込んだ和食の服部膳2種。
また、和菓子付きの抹茶、昆布茶と香物が付いたぜんざいなどがあります。


手入れの行き届いた庭園を眺めながら抹茶をいただく贅沢な時間です。

飫肥『服部亭』
日南市飫肥4-3-19
0987-25-3822






泰平せんべい…宮崎県日南市飫肥

2009年03月16日 09時18分31秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
口に入れるとパリパリと軽い歯ごたえでほのかに甘い。
せんべいというよりウエハースに近い。
材料は餅米と砂糖だけ、棒状にした材料を松葉型の鉄製の型に挟み炭火で丁寧に焼き上げる。


焦げると苦くなり、柔らかいと独特のパリパリ感が出ない。炭火の火力と型を返すタイミングは長年の感に頼る。
朝5時から餅をつき、1日に千枚焼き上げる。炭は備長炭を使用する。


創業は大正時代に店主の谷口さんのおばあちゃんが始め、3代続いたが1987年に一旦廃業した。
しかし、「あの味か忘れられない、復活して欲しい」との常連客の要望が多く、谷口さんは脱サラして2003年に16年ぶりに復活した。
炭火焼き職人の谷口さんは、地域活性化の一役も担い、おばあちゃんの味を守っています。


※泰平せんべい本舗
宮崎県日南市飫肥8丁目1-11
0987-25-1722



厚焼き卵…おびの茶屋

2009年03月15日 05時35分30秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
“和風プリン”
なめらかな舌触りと濃厚な卵の風味が楽しめる飫肥名物『厚焼き卵』です。
食感はプリンで味は甘い卵焼き。卵焼きと言うよりはお菓子です。
かつては殿様への献上品だった『厚焼き卵』、現在はこの地方でお祝い事やお土産に使われるようです。
この飫肥伝統の『厚焼き卵』を昔ながらの手作りで作っているのがおびの茶屋の久島さん。
新鮮な卵に砂糖・味醂を加えよく溶かせ、一晩寝かせた後に裏ごしして、18Cm×18Cm×5Cmの特性鍋に流し込み、炭火で1時間じっくり焼き上げます。
下からは七輪の炭火と上からの炭火で、均一に火が通るようにじっくり焼き上げます。
厚さが5Cmもあるので、中が半熟にならないように、また外は焦げないように焼くには、長年の“感”が必要。
オーブンで焼けば、温度管理も時間もセットすれば均一に焼けるようですが、そこは伝統の手作りにこだわる久島さん。
1個焼きあがるのに1時間付ききりなので大量には出来ません。
それでも伝統の手作りにかける情熱はまさに“厚焼き卵職人”です。
飫肥に行かれたら必ず寄ってみてください。


当日の天気や温度…、炭火の火力…、長年の感と指先の感触で厚さ5㎝の厚焼き卵の中を感じ取ります。


いよいよ焼き上がりました。
鍋から出す瞬間は今でも緊張するようです。


綺麗な焼き上がりです。
湯気が立ち上がり、ふぁっと卵の香りが立ち込めます。


満足の焼き上がりに職人の顔にも笑みがこぼれます。


焦げ目も付かずになめらかな焼き上がりです。


お店でもいただけますが、事前に電話で注文されたほうがよろしいかと…
または、注文して焼き上がりまで街を散策するのもいいです。

※おびの茶屋
宮崎県日南市飫肥8-1-12
098-725-1240







おび天…おび天“蔵”(元祖おび天本舗)

2009年03月14日 06時07分11秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
飫肥名物“おび天”です。
江戸時代に庶民の味と親しまれていたのがおび天です。
日向灘近海で捕れる、シイラ・アジなどのすり身に豆腐・味噌・黒砂糖を練りこみ油で揚げた天ぷらの一種。
よく、さつま揚げと比較されますが、さつま揚げよりふんわり柔らかく味付けも甘いです。
飫肥地方は昔から味噌をよく使う習慣があり、また南西諸島からの移住者が多いことから黒砂糖を使ったのではないかと言われています。

ここ、おび天“蔵”は飫肥城大手門前にあり、藩政時代に建てられた役所『長倉』を利用したおび天など郷土料理のお店です。
お店に入るとおび天の実演販売が行われ、揚げたてをいただけます。
自分も紅しょうが入りの揚げたてをご馳走になりましたが、アツアツでふんわり柔らかな食感と黒砂糖の甘みが美味しいです。
ただ、この甘さは好みが分かれるところ…、おやつ感覚で食べるにはイイです。
アツアツの揚げたてをほおばりながら町を散策してみては…





※鹿児島のさつま揚げも実演販売したらどうでしょうか?
中央駅など観光客が集まる場所で、本場鹿児島の味“さつま揚げ”の揚げたてはPRになると思いますが…


飫肥を訪ねて…宮崎県日南市飫肥

2009年03月13日 08時40分36秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
雑誌取材で“九州の小京都”『飫肥』を訪ねました。
飫肥は江戸時代に飫肥藩伊東家五万一千石の城下町として栄えた城下町。
戦国時代は薩摩の島津氏と伊東氏で領地争いが100年続いたと言われます。
その後、豊臣秀吉の九州征伐に功を成した伊東祐兵が初代飫肥城藩主となり、以来明治初期までの300年を伊東家が治めました。
飫肥の町は江戸初期に町並みが形成され、飫肥城を中心に扇形に広がった城下町は、昭和52年に九州で始めて「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。
苔の生えた城壁や上級武士の武家屋敷、商人町の豪商の家などが当時の姿を今に伝えています。


昭和53年に復元された大手門。








飫肥杉を使った木造の公衆電話BOX。


ごみステーション
“護美処”の表記がイイです。