見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

大川原峡…曽於市財部

2009年09月27日 23時27分17秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
宮崎を代表する大淀川の上流部にある大川原峡です。
大小様々な石と川を囲むような木々の緑が美しい渓谷です。
夏は避暑地として鹿児島や宮崎から涼を求めて多くの人がやってきます。







昨日、夕景撮影に行った際にカメラレンズを防波堤に落っことして壊れちゃいました。
普段一番使っている標準レンズです。
大ショックで暫く固まってしまいました。
そんな訳で今日の撮影には気が乗りません。
記事も短め…(゜>ロ<゜)゜







牛ノ浜景勝地…阿久根市

2009年09月26日 23時39分32秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
薩摩川内から阿久根に向う国道3号線、薩摩高城駅付近から西目までの海岸線は東シナ海を望む絶景地と古くから親しまれています。
また、この辺りは奇岩や岩礁も多く、特に夕日をバックにした奇岩のシルエットは息を飲むほどの美しさです。

上の写真は牛ノ浜駅前に広がる牛ノ浜景勝地。
奇岩の上に建てられた鳥居です。通称『すみっ瀬』。


もう少し、鳥居と夕日が近ければよかったのですが…



夕日のアップ。
友人から借りた、『Nikon VR 70-200 f2.8』というめっちゃ高いレンズで撮影しました。
もう少し大きく撮ったら良かったかな!?


夕景はいつもはアンダー気味(暗く)に撮影するのですが、ちょっと明るくしたらこんな画に…



かなりスローシャッターで撮るとこんな幻想的な海が撮れるんです。
写真の面白さです。


イメージとしては暗い画ですが、こういう画が好きなんです。


今日の日の入りは18時11分。
自分の撮影現場のおよそ50メートル後ろに夕景撮りのカメラマン二人。
たぶん、邪魔になったかも…
夕日が沈んだらサッサと居なくなりました。
自分は太陽が沈んでからの夕景が好きなのでその後から本格的撮影に。
お二人さんごめんなさい。





“北の芋”、“南の芋” 揃い踏み

2009年09月23日 10時11分59秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
とうきびに続き、北海道からまたまた秋の味覚が届きました。
今度もお世話になっている北海道新聞販売所のN田所長さんからです。

写真の左上箱がメークイーンで右上箱がキタアカリ。
メークイーンは煮込んでも型崩れしにくいのでカレーや肉じゃがに適しています。
N田所長に聞いたところ
「メークイーンは収穫後数ヶ月熟成した方が甘味が増すので来年初めにまた送ります」
有難い話です。
一方、キタアカリは男爵系の品種で煮崩れしやすいので、“電子レンジでチン”のじゃがバターが一番とか…
こちらは新鮮なうちが美味しいみたいです。
遠い北海道の秋の味覚が鹿児島でも楽しめるなんて最高です。
ホントにN田所長さん有難うございます。

写真下の箱は、先日訪ねた長島の赤土で育った“安納芋”です。
安納芋といえば種子島。
本来の安納芋は種子島地区だけに限定許諾された品種!?
まぁ、これに関してはいろいろ難しい話があるようなのでスルーします。

安納芋の最大の特徴は糖度の高さ。
焼き芋にすると中から“蜜”が噴出してきます。
普通のサツマイモもよりむちゃくちゃ甘いので、そのまま食べてもお菓子のような甘さです。
新鮮なモノより、収穫後3週間から一ヶ月以上熟成させると一段と甘くなります。
ただ、他のサツマイモと違いホクホク感がないので“芋好き”の評価はマチマチです。

いつも北海道から美味しい食材を届けてくれる北海道新聞のN田所長さんやS橋所長さんに今度は鹿児島の食材“サツマイモ”を送りたいと思います。




新ショウガで自家製ジンジャーエール

2009年09月22日 23時54分57秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
今年、脱サラ農家3年目の義兄は生姜作りに挑戦しています。
文字通り“汗ダク”で農作業に頑張っています。
先日、お墓参りに出水に行った際にまだ収穫前ですが、2株だけ掘って貰ってきました。
収穫はまだ2ヶ月後くらいですが、だいぶ根っこの部分の生姜が大きくなってます。
今年は雨が少なく、畑にパイプを通しての水撒きで経費が余計にかかったようで、貴重な生姜です。



貴重な“初物”なのでどう利用しようか迷った末に…

『ジンジャーエールを作ろう』に決定!

材料は
①ショウガ 100g
②水    100ml
③三温糖   50g
③ハチミツ 50g
④シナモンステック 少し
⑤鷹の爪 少し
⑥レモン

作り方
生姜をすり下ろし、ハチミツ・砂糖・水・鷹の爪・シナモンを加えて鍋で15分弱火で煮詰める。
一旦、火を止めてからレモン汁を加え一煮立ちさせる。
茶こしか網目の小さいザルで固形物を取り除けば生姜シロップの出来上がり。
生姜シロップを5倍程度の炭酸水で割って氷を浮かべると自家製ジンジャーエールの出来上がり。
材料さえあれば30分で出来ます。

さて、肝心のお味は。
うーん、強烈!
かなりハードなジンジャーエールです!
シロップと炭酸水の割合次第ですが、かなり生姜の味が効きます。
市販のジンジャーエールとはひと味もふた味も違います。
作り置きして冷蔵庫で寝かせばまた味に深みが出るみたいです。
今度は生姜のハチミツ漬けを作ってみます。




シルバーウィーク効果!?…長島町は渋滞

2009年09月21日 22時07分50秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
本日(9/20)、仕事&敬老の日&お彼岸の墓参りを合理的に済ませる為に長島町・出水市に行ってきました。
9月に入ってからほとんど雨の降らない鹿児島は今日も快晴。
こんな日は、薩摩川内市から阿久根市に通じる海沿いの国道3号線は絶好のドライブコースです。
穏やかな東シナ海は太陽の光を浴びてエメラルドブルーに輝いております。

阿久根脇本から長島に通じる県道383号線も普段以上の交通量でびっくり。
黒の瀬戸大橋付近の魚料理屋さんはどこも駐車場が満杯でした。
取材でお邪魔した『あらかぶ亭』でお昼ごはんを食べようと思っていたのですが、駐車場に入れずに断念。
仕方無しに食事は後回しにしてサツマイモ農家の脇田恵子農園へ。

脇田恵子農園は、長島の赤土を自然農法で甦らせて美味しいサツマイモやジャガイモを作っています。
雑誌取材は、長島の赤土ジャガイモを取り上げるつもりだったのですが、偶然にもジャガイモやサツマイモを使ったお菓子を作っている事も知り、お菓子メインの取材に変更しました。
(7/22付け記事参照です)

脇田恵子農園は元々は西長島にある雑貨店。
長島の赤土ジャガイモやサツマイモをもっとPRし活性化しようと雑貨店の恵子おばちゃんが一発奮起。
土作りからこだわった農業を始め、ついにはお菓子まで作ちゃった!
なかなかパワーにある恵子おばちゃんです。
そんな脇田恵子農園の手作りお菓子を雑誌で紹介したところ…
鹿児島市内を始め、県内あちこちから脇田農園を訪ねてくるお客さんが増えたそうです。
ところが、まだそのお菓子作りも始めたばかりで雑貨店の片隅に置いてある程度。
見た目、どう見てもお菓子屋さんには見えません。
いや、誰が見ても田舎の雑貨屋そのものです。

先日、鹿児島市内から雑誌片手に
「このお店はどこですか?」…と訪ねてきたのですが
「ココですよ」…と応えるとびっくりしていたそうです。

そこで、恵子おばちゃんはまたまた一発奮起。
雑貨屋を近く綺麗なお菓子屋さん風に改装する予定です。
やっぱ、見た目も大事かな…と。

恵子おばちゃんの愛情たっぷりのサツマイモもジャガイモ。
そして、その素材の味を大事にした手作りお菓子。
長島の恵子おばちゃんはとってもパワフルで元気なおばちゃんです。
そして気さくでチャーミング。

長島にお出かけの際はぜひお立ち寄りください。

あっ、改装後に…。


上の写真は長島のエメラルドブルーの海と段々畑。
青い空と青い海が綺麗でしたが、写真は失敗作。


道の駅長島。
駐車場に車が入れない程でした。


道の駅にも恵子おばちゃんのお菓子が売っています。



秋の夕焼け。
長島で撮ればもっと綺麗な夕景だったのでしょうが…
(出水市野田の義父宅から)



Steak&Beer 素敵庵 のビーフカレー

2009年09月19日 07時56分50秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
天文館のグルメ通りにあるステーキの『素敵庵』。
お昼は開店10分後には満席になる行列の出来るステーキ屋さん。
男性従業員の元気の良い接客も好印象でグルメ通りの中でも人気のお店です。
夜もリーズナブルな料金でステーキが2000円位からいただけます。
(…と言っても夜はほとんど行ったことが無い)

1番人気はなんと言っても看板メニューのステーキ。
…なんですが、私はここのカレーが好きです。
お昼のランチメニュー980円のひとつ。(昼のみ)
じっくり煮込まれた具無しのルーにこれまたじっくり煮込まれた大き目のビーフがゴロゴロ。
客層の幅が広いお店なので辛さは控えめですが、まろやかさの中にスパイスが効いております。
良く言えば、有名ホテルの高級カレーみたいな…
且つ、意地悪く言えば、有名ホテルの高級カレーのレトルト?みたいな…
お客のほとんどがステーキを注文する中で私はココでカレーを注文。
私の素敵庵のビーフカレー歴はもう15年くらいです。


お客さんの90%が注文するステーキランチ980円。
ヒレ肉のサイコロステーキの上に乗っかったスライスのタマネギが旨いです。
たぶん、料理長?(店長?)の炎のパフォーマンスである豪快なブランデーぶっかけに秘密がありそう。

ちなみに素敵庵は、あの“峠のそば屋”吹上庵の系列です。
そして、炎のパフォーマー料理長はクレージーケンバンドのケンさんに似ております。


【素敵庵】
鹿児島市東千石町7-7
グルメ通り



<クレージーケンバンド/タイガー&ドラゴン>







彼岸花…児玉美術館

2009年09月17日 06時20分40秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
竹林の美しい美術館、児玉美術館に彼岸花を撮りに行ってきました。
美術館の手前の梅林を奥に入ると彼岸花の群生が見られます。






満開の彼岸花の群生を撮ろうとイメージしていたのですが、まだ満開の彼岸花はポツリポツリ。
仕方ないのでマクロレンズを装てん。
マクロレンズの面白さは人間の目では捉えられない画が撮れることです。


以前も撮った美術館入り口の竹林。
整備された竹林が美しいです。
秋には緑の竹と紅葉の赤が美しいコントラストを描いてくれそうです。


背景を思い切りボカして撮ってみました。
描いたイメージはキラキラした玉ボケだったのですが…
難しいなぁ~


満開の彼岸花を期待したのですが、まだ2分咲き程度。
見頃はあと4、5日先かな?
ちょうど連休の頃だと思います。

【児玉美術館】
鹿児島市下福元町8251-1
099-262-0050




「本葛」天野屋…垂水市二川

2009年09月16日 09時43分58秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
皆さん、葛(クズ)って知ってますよね。
くず湯やくず餅に使われる白いでん粉の原料です。
葛はあちこちの山に自生するマメ科のつる性植物。秋の七草のひとつでちょうど今頃が花が咲いています。
冬場になると茎から上が枯れて、根っこが丸々太ったところを掘り起こします。
その根っこを精製して出来るのが葛粉。でん粉の中で最高級といわれます。
全国的に有名なのが「吉野葛」ですが、なんと鹿児島にも知る人ぞ知る有名な天野屋という葛の専門店があるんです。

…で、何で天野屋さんが有名かというと天野屋さんの葛は『本葛』なんです。
『本葛』は100%天然の葛粉。
じゃ、100%以外の葛はなんというかというと「くず粉」。
ジャガイモなどのでん粉を葛に混ぜた物が「くず粉」です。
店頭に出ているのはほとんどが「くず粉」です。
しかし、問題が…
最近は本葛と謳いながらも混じり物なのに本葛と表示があるそうです。
(日本の食品の表示基準が曖昧?)
食品偽造問題が最近多いので深くは追求しないほうがいいか…


天野屋さんの『本葛』は、原料の葛の根っこ1トンから100gしか採れない貴重な本葛。その製造過程は全て手作業。
良質の本葛を作る条件は綺麗な水と乾燥した気候だといいます。
それゆえ、100gで1785円もします。
天然のわらび粉は100gで2000円。
かなり高額ですが、この本葛で作ったくず餅やわらび餅を食べてみたいですねぇ~。
ここ天野屋さんでも5年前までは、本葛を使ったくず餅を出していたそうですが、現在は製品のみの販売です。


葛は古来から整腸効果や発汗作用があることから漢方薬に使われてきました。
有名なものに「葛根湯」があります。
体温を上昇させる効果は抜群で、風邪のひきはじめに葛湯を飲むのは非常に利にかなっています。
ただし、本葛以外の「くず粉」には多量にジャガイモのでん粉が入っており、ジャガイモは逆に体温を下げてしまいます。
本葛の特徴は、なめらな口当たりで多少苦味がある。
この苦味に効果があるといいます。
葛湯を飲むなら絶対天然の葛100%の“本葛”にしましょう。

ちなみに天野屋さんには時間に余裕をもって行きましょう。
女将さんが話し出すと止まりませんので…





ダム湖に沈む曽木発電所遺構

2009年09月15日 09時12分25秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
普段はダム湖に沈む伊佐市大口の曽木発電所遺構を見に行ってきました。
場所は曽木の滝から1.5キロ下流にあります。
5月から9月は梅雨や台風に備えて鶴田ダムが水位を下げるために姿を現しますが、それ以外はほとんど水没してしまいます。

曽木発電所遺構の歴史は今年でちょうど100年。
1909年(明治42年)、旭化成グループの前身・日窒コンツェルンを創設した野口遵(したがう)が建造。当時は水俣の「日本窒素肥料」(現・チッソ)や近くの鉱山に電力を供給していた国内最大級の発電所でした。
1965年に鶴田ダム完成によってその役割を終えると共にダム湖に沈んでしまいました。
西洋建築を取り入れた美しいレンガ建築は2006年に国の有形文化財に指定されました。


展望台から望む「曽木発電所遺構」
ココは鶴田の『遊来伝』オーナーから聞いたお薦めスポットです。
大口市の曽木の滝から鶴田ダム方向に車で5分程度。
対岸の丘を整備して作られた遊歩道を少し歩くと展望台があります。
木々の間から見える「曽木発電所遺構」はまるで中世ヨーロッパのお城のようです。


展望台付近は雑木に囲まれた静かな避暑地。
蝉の鳴き声と川の流れの音。
心休まるイイ所です。


“天狗様”も見守ってます。
遊歩道を歩いていたら見つけました。
何なんでしょうか?



鶴田ダムの人造湖「大鶴湖」
大鶴湖の名の由来は、大口の“大”と鶴田の“鶴”から。
曽木の滝から鶴田ダムに向う道路は大鶴湖沿いの曲がりくねった狭い道路ですが、桜並木や広葉樹が延々12キロ続くドライブコースです。
春は桜、秋は紅葉が楽しめます。




竹林茶房『遊来伝』

2009年09月14日 12時26分10秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
さつま町鶴田の『遊来伝』に行ってきました。
以前から噂は聞いていたのですが、ホントに素敵なお店です。
自然溢れる里山の風景とオーナーの想いが込められたお店。
あまりメディには出したくないとのオーナーの意思を尊重して掲載を自粛しようと思ったのですが…



































オーナーご自身の実家に家族で引っ越してきて10数年。
創作生け花も野の花や草が主題。
オーナーの想いが込められたお店と周りの風景。
古民家ブームやオーガニックブームに乗ったそこらのお店とはちょっと違います。
少しでも写真にオーナーの想いや空気感を納めようとしたのですが、そう簡単には…


※住所や電話番号はネットで探してください。
 食事は1日10食限定。(予約したほうがいいかも…)




『蜷川実花展 ~地上の花、天上の色~』…霧島アートの森

2009年09月13日 21時36分49秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
本日、霧島アートの森に『蜷川実花展 ~地上の花、天上の色~』を観に行ってきました。
蜷川実花は写真だけではなく、映画・ファッション・音楽と色々な分野を複合させる活動は高い評価を得ています。
その類い稀な感性から生まれた作品は色彩色の強い作風で、観る者を圧倒します。
ボケを多用した花の写真などは常識を外した構図や色彩。
ド素人の私が言うのもおかしいですが…

また、現在芸能界で活躍する多数の芸能人を被写体とした写真は圧巻。
観賞に訪れる人の大半が20代というのも写真界では珍しいのではないでしょうか?

※『蜷川実花展 ~地上の花、天上の色~』は9月23日まで霧島アートの森で開催中です。

当然ながら、蜷川実花の作品をココに掲載するわけにはいかないので、ド素人の写真で我慢してください。
上の写真は、アートの森近くの牧場です。
標高1094メートルの栗野高原の風はもうすっかり秋。


牧場内にあるカフェ「ミース」
オーガニック野菜中心のレストラン。


カフェ「ミース」の看板娘“べんけい”
フレンチブルドックの“べんけい”は女の子。


本日の一番のお気に入り写真。
“べんけい”のアップ。
(これ撮るのに結構手間かかりました)


“べんけい”を見つめる女の子。
愛くるしい大きな瞳と結んだ小さい手がとっても可愛い女の子でした。
ホントは可愛い瞳を観て欲しいのですが…
ボカシ無しなら本日一番の写真です。


栗野高原のススキ。
秋です。



「道の駅たるみず」

2009年09月12日 13時28分42秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
全国道の駅50選に選ばれた「道の駅たるみず」です。
選ばれた理由は長~い足湯と景観。
そして海の幸をふんだんに使った海鮮丼などの料理が自慢。
また、錦江湾を眺めながら温泉にも浸かれます。

長~い全長60メートルの足湯はでつい最近まで日本一でしたが、昨年お隣の桜島に100メートルの足湯が出現し、現在全国2位。
しかも来年には長崎の小浜温泉に102メートルの足湯が出来るとか…
足湯の日本一の座は明け渡しましたが、この景観はどこにも負けません。


さすが人気の道の駅。外国人の観光客も…
いなり寿司とさつまげを食べてました。
“さつまあげ”って英語で何て言うのだろう?


※「道の駅たるみず」は9月27日(日)にイベントを開催します。
鹿児島の某新聞社とのタイアップ企画です。
当日来場の方へのプレゼントや地元で採れた野菜の割引販売など盛り沢山です。(たぶん)

【道の駅たるみず】
垂水市牛根麓1038-1
0994-34-2237


黒酢本舗桷志田(かくいだ)…福山黒酢㈱

2009年09月11日 11時37分57秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
福山の黒酢ネタ第2弾は、近頃急成長の桷志田(かくいだ)です。
先日、雑誌取材で訪ねました。
ここは広大な黒酢のかめ壷畑の見学や黒酢を使ったレストランで食事、黒酢直売といった3つが楽しめる施設。
取材日が平日でしたが、レストランは満席で人気の高さが伺えます。
上の写真は、壷畑から見たレストラン。
写真の左側に錦江湾が広がっております。


杜氏の赤池力さんに福山黒酢の歴史や桷志田黒酢の特徴をお聞きしました。
「桷志田の黒酢の特徴は長期間熟成のまろやかな味と風味」。
「水だけで割っても飲める黒酢が自慢」
老練な杜氏の言葉には重みが感じられます。


このかめ壷が5年モノ。
イイ子(品質の良い黒酢)だけを一つのかめ壷に集めてじっくり寝かせた最高の黒酢。(赤池さん談)
ツンとした臭いもなくまったり芳醇な味の黒酢でした。


黒酢レストランのメニュー。
人気は黒酢を使った酢豚とトンコツ。
トンコツは既に売り切れでした。


【福山黒酢株式会社】
鹿児島県霧島市福山町福山字大田311-2




森伊蔵酒造…垂水市牛根

2009年09月10日 23時03分03秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
ご存知、「森伊蔵」です。
鹿児島の人気No1の焼酎は、JALの国際線(欧米線)で限定販売されるほどになり、“世界の森伊蔵”になりました。
森伊蔵酒造の創業は明治18年。
創業当初から契約栽培のさつまいもを使い、かめ壷でじっくり熟成させる製法は今も変わっていません。
販売も当初から酒屋での店頭販売はしない限定販売だったとか。
1980年代後半から人気が出始め、今やなかなか手に入らない“幻の焼酎”。
電話による予約販売も1000倍の倍率になることもあるようです。


県内や県外からお客さんが“幻の焼酎”を求めて、ココにを訪れるようです。
(誰が来ても買えません)
そんなお客さんの為に準備した「森伊蔵グッズ」


昔、手作業で行っていた閉栓機。


白い壁と赤い暖簾が目印の森伊蔵酒造。
垂水から福山への国道220号線沿いにあります。
森伊蔵は買えませんが、一度立ち寄ってみては如何でしょう。

【森伊蔵酒造】
鹿児島県垂水市牛根境1338
道の駅垂水から福山方面に車で10分。










“スィーツのまち”水俣

2009年09月08日 15時29分43秒 | 美味しいモノ…熊本編
水俣は鹿児島との県境にあり、鹿児島県人にとっては身近な熊本県です。
水俣といえば、みかん(デコポン)や八代海の魚が有名ですが、実は…
和菓子や洋菓子のお店が結構あって、“スィーツのまち”としても有名なんです。
しかも、「スィーツのまち水俣 食べあるきマップ」なるモノもあるんですねぇ~

「スィーツのまち水俣 食べあるきマップ」のHP
http://www.minamata-hiyori.jp/sweets.html

HPを開くと17店舗の詳細な記事が掲載されています。
「このマップは、水俣市職員有志でつくる「勝手にまちづくり委員会」のメンバーが、水俣の魅力発掘のためにボランティアで作成しました」
…と、注意書がありますが、勝手にリンク張ってイイのかな?




柳屋本舗
ココは以前、雑誌の取材で一度訪ねた和菓子屋さん。
「羊羹」と「もなか」の専門店です。
しかもお店の雰囲気が他には無いイイ味出しているんですよね。


お店と言ってもほとんど民家。
普通の家の玄関に羊羹のサンプルが置いてあり、壁に値段表…
人気商品の「美貴もなか」の姿も見えません。
レジ担当のおねぇーさんに欲しい商品と個数を伝えると後ろのおばちゃんが袋に入れてくれます。
お客さんは絶え間なく入って来て、ほとんどのお客さんが「美貴もなか」を注文します。


これが「美貴もなか」
ぎっしり詰まった粒あんは、あんこ好きにはたまらない逸品。
「美貴もなか」の美貴は、現在のご主人の先代(お母様)のお名前です。
先代は戦前から貴重品だった砂糖と小豆を手練りして羊羹を販売していたそうです。
2代目にその手練りの技が今日まで伝えられ、水俣の代表的なお菓子になっています。

【柳屋本舗】
水俣市陣内1-9-27 
0966-63-2239
8:30~18:00
無休




2軒目は洋菓子の『モンブランフジヤ』
お店に入ると店内を埋め尽くさんばかりのお菓子の種類とその数にビツクリ!
ココのお店は“天使シリーズ”が人気で、一番はチーズケーキの「天使のチーズ」。
他に「天使のプリン」や「天使のシュークリーム」などなど…


天使と悪魔の競演です。


これが人気の「天使のチーズ」
しっとりしてふんわりしており、口の中にチーズのうま味が広がります。
一口サイズも嬉しいです。

【モンブランフジヤ】
熊本県水俣市大黒町1-3-10
0966-63-1179
9:00~20:00
不定休



蜂楽饅頭 本店
鹿児島市の天文館にある蜂楽饅頭の本店です。
…というか、蜂楽饅頭の発祥の地が水俣だったとは…

養蜂家の先代が、蜂蜜を使ったお菓子として考案。
天然の蜂蜜と北海道産の小豆、そして保存料を一切入れないこだわり。
今では福岡・熊本・宮崎・鹿児島に16店舗を展開しています。

【蜂楽饅頭 本店】
水俣市旭町2-1-1 
0966-63-2673
8:30~18:30
火曜定休



※今回は3店舗だけの紹介ですが、水俣にはまだまだ美味しいスィーツあるようです。
 また、意外な発見もありそうなので、次回に持ち越しです。