見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

町にサーカスがやって来た … 木下大サーカス鹿児島公演

2010年11月27日 16時37分58秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
木下大サーカス鹿児島公演(南日本新聞社主催)が27日、鹿児島市上荒田町のJT跡地で始まりました。

昨日は、報道機関などを招いてのプレ開演があり、新聞社の担当者にお誘いを受けて行ってきました。

通常は写真撮影は出来ないのですが、プレ開演という事で条件付き撮影許可をゲット。

ただし、ブログ掲載の許可は取ってないので小さな写真…





今回の目玉は、ホワイトライオンが登場する猛獣ショー。

12頭のライオンのショーはド迫力です。





リングサイドの最前列で見ましたが、檻があるとはいえライオンとの距離は1メートル。

ライオンも鹿児島人が珍しいのかチラ見。

調教されているので、おとなしくお座りしてます。

おとなしければ、巨大な猫です。



同サーカスは日本最大級の規模を誇る世界三大サーカスのひとつ。

鹿児島公演は45年ぶりです。

ぜひ、この機会にお見逃しなく。

あっ、入場券は県下の南日本新聞販売店で買ってくださぁ~い。



※今回の写真は転載禁止です。

撮影日:2010年11月26日
◆Nikon D700
◇AF-S Nikkor 50mm F1.4G
◇TOKINA AT-X M100 PRO D 100mm F2.8


くし触神社(くしふるじんじゃ) … 日向神話を訪ねて②

2010年11月25日 10時46分09秒 | 訪ねたイイ所…宮崎編
高千穂町に伝わる“天孫降臨”の地にあるくし触神社です。

日本書記の「高千穂の触之峯(くじふるのたけ)」や、「槵日高千穂之峯(くしひのたかちほのたけ)」、また古事記の「筑紫の日向の高千穂之久士布流多気(くじふるたけ)」の記述を元にした天孫降臨”の聖蹟とされる神社です。

数ある九州王朝説の中でも、霧島高千穂の峰と並ぶ有力な“天孫降臨”の地とされています。













撮影日:2010年11月15日
◆Nikon D700
◇Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
◇Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED




天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ) … 日向神話を訪ねて①

2010年11月23日 23時52分53秒 | 訪ねたイイ所…宮崎編
天岩戸隠れ神話の伝わる高千穂町「天岩戸神社」です。

天照大神の弟である須佐之男命の乱暴狼藉に困り果て、天照大神は天岩戸に閉じ籠ってしまいます。

(なぜ、天照大神がスネて閉じ籠ったかは色々と事情があるようで…)

太陽神である天照大神が隠れたことにより、天と地は闇の世界となり悪霊が満ち溢れ災いが起こります。

困り果てた八百万の神々は天の安河原に集まり、どのようにすれば天照大神が出てくるか相談します。

…云々。

…という、日本書紀を元にした天岩戸隠れの神話です。

皆既日食を天変地異の災いとした“民衆の昔話”なのでしょうが、

天照大神を天岩戸から出すシーンは、神話の中では愉快でちょっとエロティックな部分もあるお話です。



西本宮・拝殿
この拝殿の川向かいに天照大神が閉じ籠った洞窟(天岩戸)があります。
ただし、天岩戸は神職さえも立ち入れない神聖な場所。
(社務所にお願いすれば遥拝所で参拝することができます)



古代銀杏の葉。
古代銀杏は長野県諏訪と二ヶ所しかないらしい…



天安河原(あまのやすかわら)
天照大神の岩戸隠れの際に八百万の神々が集まって、天照大神を天岩戸から出す相談した場所であると伝えられています。
あの江原啓之さんが超オススメするスピリチュアルスポット(パワースポット)として近年訪れる人が多いそうです。



積み上げられた石が訪れた人の想いが伝わります。



美しい渓谷と積み上げられた石。



渓谷は紅葉の季節。



撮影日:2010年11月15日
◆Nikon D700
◇Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
◇Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED



今年も万羽鶴がやってくる … 出水

2010年11月22日 00時50分28秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
遥か遠いシベリアから2000キロもの旅をして渡ってくるツル。

今年も既に9883羽の鶴が出水にやって来ました。(11/19現在)

12月初めまでにはおよそ13000羽の数になるとか…。

出水の鶴のほとんどが「ナベヅル」。(その他にマナヅルなど)

首から下が鍋底のような黒灰色をしていることからその名が付いたようです。

鶴は家族で群れをなす鳥で、元々縄張り意識が強いそうで、

繁殖地であるシベリアでは、ひと家族の縄張りは半径1キロ。

その縄張り意識の強い「ナベヅル」がこのように密集して生活している光景は世界でも珍しいそうです。

世界の「ナベヅル」の総数は11000羽といわれ、そのほとんどがココ出水で冬を過ごします。



万羽鶴が見られるのは世界中で出水だけ。
この光景を観るために外国からも観光客が来るそうです。



ツル博物館『クレインパークいずみ』
世界の鶴と鶴のやってくる町「出水」を学べる鶴の博物館。
建物の形は、鶴が卵を抱いている様子を表しています。



撮影日:2010年11月19日
◆Nikon D700 
◇Nikon Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D


出水の武家屋敷

2010年11月21日 23時49分17秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
出水市の武家屋敷です。

麓町を中心とした住宅地一帯は、平成7年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

出水麓は、出水郷に赴任する薩摩藩士の住宅兼陣地として1600年初頃に整備され、薩摩藩内で最も規模が大きいものです。

現在も面積約44ヘクタールの広さの中に、出水假屋門・武家門・石垣・生垣や竹添屋敷など4軒の建築物などがほぼ昔の姿で残っており、当時の面影を今に伝えています。



大河ドラマ「篤姫」のロケにも使われた竹添邸。


竹添邸の内部。


野太刀。
野太刀とは、薩摩の古流剣術「示現流(じげんりゅう)」を修行する場。



撮影日:2010年11月19日
◆Nikon D700
◇Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D


秋の蕎麦屋『遇祥庵(ぐしょうあん)』

2010年11月20日 13時23分05秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
出水市の武家屋敷近くのお気に入りの蕎麦屋『遇祥庵(ぐしょうあん)』へ再び行ってきました。

今回は担当している某雑誌の取材での訪問。

前回は春の新緑の季節でしたが、今回は秋の紅葉です。



まさに“古刹の蕎麦屋”。
紅葉とつわぶきの黄色い花のコントラストが美しいです。



つきだしの茄子にも紅葉。
オーナーは元々洋食のシェフ。
こだわりの料理人です。



温かい「おさ蕎麦」。
青海苔の香りと蕎麦の香りがベストな一品。



遇祥庵の外観。



奥の銀杏は出水小学校。



庭に咲くつわぶきの花。


取材を受けるオーナー。


取材後に雑談していたら…

オーナーも前回の記事を読んで頂いたようで、

オーナー曰く…

「ブログの見見楽楽を観てきました…というお客さんもいらっしゃいますよ」

「ブログ見見楽楽さんと見見楽楽さんにココを紹介してくれた蕎麦娘さんに感謝します」

「本当は、雑誌の取材は受けない方針なのですが、ちょうど今日がオープン1周年なんですよ」

「それに見見楽楽さんも来られるかな?…と思ってました」

「これも何かの“縁”ですね」

有り難いお言葉を頂戴しました。


また…

遇祥庵という名の由来。

蕎麦屋を始めたいきさつ。

奥様に対する敬愛あふれる言葉の数々。

色々良いお話を聞かせて頂きました。

今日もとても良い1日でした。


【遇祥庵】(ぐしょうあん)
鹿児島県出水市麓町10-33
090-8299-6908
11:00~15:00
月曜日(祝日営業)

※平日はオーナーおひとりで営業されていますので、
 料理に時間がかかります。
 ゆっくり時間を過ごされたい方にだけオススメです。



撮影日:2010年11月19日
◆Nikon D700
◇Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
◇Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
◇TOKINA AT-X M100 PRO D 100mm F2.8



Cafe “Petit a petit” (プティ タ プティ)

2010年11月11日 12時14分16秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
先日の日曜日、ドルフィンポート前公園で行われたオーガニックフェスタに行ってきました。

オーガニックフェスタは鹿児島県内の有機農業団体が中心に行っており、

有機野菜や米、天然酵母のパン、また天然素材の石鹸や化粧品などの紹介や販売。

鹿児島の新しい時代の“農”や“食”を提案するイベントです。



散歩ついでにぶらっと寄ってみたのですが…

なんと親戚の娘(家内の従姉妹の子)も出店してました。

彼女は、湧水町で古民家を改装したカフェと手作りのコンフィチュールを作ってます。

カフェは土日祝だけのオープン。

それ以外は畑仕事とコンフィチュール作り。



コンフィチュールとはフランス語でジャムのことなんですが、
ジャムとちょっと違うのはスパイスやリキュールを入れます。





↑の看板が目印。
カフェは栗野ICから県道103号を栗野岳温泉方面に7分。
長谷分団所の先を左折。



Café “Petit à petit”
鹿児島県湧水町木場2304
TEL 080-2719-8821

土・日・祝日だけオープン
12:00-17:00

ブログ
http://kurinocafe.blog27.fc2.com


撮影日:2010年11月7日
Nikon D700 
AF-S Nikkor 50mm F1.4G


懐かしぃ~ ダイハツ オート三輪

2010年11月10日 23時49分18秒 | 訪ねたイイ所…福岡編
昨夜、PCに貯まってる写真を整理していたら…



今年9月、福岡県うきは市吉井町で見つけたオート三輪。

オート三輪の所有は農業用肥料を扱う『林肥料店』さん。

ご主人が不在だったので詳しくは聞けませんでしたが、おそらく40年から50年前のダイハツ製。

いまでもしっかり現役。久留米辺りまで配達に行くそうです。



吉井町は宿場町として栄え、今でも白壁の街並みが残る古い町。

そこにオート三輪。

昭和30年代を描いた映画「ALWAYS3丁目の夕日」そのものです。

願わくは、白壁の街を走るオート三輪を見たかったな。



林肥料店は、煙草の専売と塩の専売も
懐かしい銘柄の煙草。



撮影日:2010年9月16日
Nikon D200
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4





くろずレストラン「壺畑」

2010年11月06日 17時39分55秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
今年の春にオープンした福山町の坂元醸造『くろずレストラン「壺畑」』です。

坂元醸造といえば、現在の黒酢ブームの火付け役。

坂元醸造は江戸時代後期から始まった福山酢の伝統を守り続け、

昭和50年に福山の壺酢には豊富な種類のアミノ酸やペプチドが含まれる事を発見。

この壺酢の名称を「くろず(黒酢)」と命名したことが現在の黒酢ブームに繋がっています。

ただ、現在市場に流通している安価な黒酢は、薬品を使って2日程度で発酵させる“速醸法”の黒酢。

福山の壺酢だけが、“本場の本物”としてその品質の高さを保っています。

そんな坂元醸造の“本場の本物”の黒酢を使ったレストランが『くろずレストラン「壺畑」』です。




好物の酸辣湯麺(サンラータン麺)を注文。
いやぁ~美味しいです!
黒酢の酸味とラー油の辛さが見事にマッチし、
辛さもほどほど、とても上品な味の酸辣湯麺です。




点心と中華ちまき。
つけタレはもちろん“坂元のくろず”



店内からは壺畑越しに錦江湾と桜島を望めます。



美しい壺畑。
製造日ごとに並べられた壺酢を杜氏がひと壺ひと壺チェックします。
それは杜氏の“目”と“舌”。
決して機械では測れない長年の経験から生まれた杜氏の“感”。



併設の『くろず情報館』
レストランに行くには駐車場からくろず情報館を通り抜けます。

ココで、坂元の黒酢をちょっと勉強。

店長さんのお話によると

「レストランで使われる黒酢は『1年もの』、
高価な『3年もの』を使わなくても家庭でも美味しく使えます」

なるほど…

坂元醸造の黒酢に対するプライドです。


くろずレストラン「壺畑」】
http://www.tsubobatake.jp/restaurant.html


撮影日:2010年10月20日
Nikon D700 
AF-S Nikkor 50mm F1.4G



栗野岳

2010年11月05日 15時41分36秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
えびの高原に行く前にちょっと寄り道して栗野岳へ。

栗野岳は、鹿児島県姶良郡湧水町にある霧島連山のひとつ。

霧島の山で初期に活動した火山で、いつくかの火山がまとまった塊りの山です。

夏は避暑地として秋は紅葉狩りと人気のスポットです。



日本一の枕木階段。
昭和63年に廃止になったJR山野線の枕木を利用した枕木階段。
なぜか左右の段数が違う?
上の展望台からは桜島や開聞岳が眺望できます。
今回はこれから霧島登山をするので登りません。



展望台まで登らなくてもこんな景色が見れます。
写真は湧水町方向。



今、霧島アートの森で画家福田美蘭さんの個展「福田美蘭展−見たことのある見たことのない世界−」を開催中です。
西洋画や日本画、アニメといった多彩な画風で固定概念を超えたユニークな作風の福田美蘭ワールド。
ご観賞をオススメします。


撮影日:2010年11月3日
Nikon D700 
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4


えびの高原池めぐり

2010年11月04日 12時31分34秒 | 訪ねたイイ所…宮崎編
紅葉を求めてえびの高原で池めぐりです。

えびの高原の池めぐりは、白紫池(びゃくしいけ)・六観音御池(ろっかんのんみいけ).不動池(ふどういけ)の3つの池を周ります。

えびのレストセンターからスタートして1時間半程度で周れるお手軽コースと白鳥山登山を入れた2時間コースがあります。

1時間半コースは多少のアップダウンはあるものの道路は整備され、赤松林や原生林の中を歩くお手軽なトレッキングコース。

一方、2時間コースはやや体力は要りますが、白鳥山山頂からの眺めはバツグン。
オススメのコースです。



スタート地点からすぐにこんな景色が…



赤松の匂いを感じます。



スタートから1㌔まではこんな感じの坂が続きます。



白鳥山登山道中腹。
韓国岳と登山者。



白鳥山登山道中腹。
紅葉とコバルトブルーの六観音御池が美しいです。
台形の山は甑岳。



白鳥山中腹から
左が白紫池、右が六観音御池。



白鳥山登山道。
春はミヤマキリシマが咲いて綺麗でしょう。



白鳥山の山頂付近。
ここまで1時間ちょっと。



白鳥山の山頂からの大パノラマ。
韓国岳と桜島が一望。



韓国岳。


真冬は樹氷が楽しめそうな…



りんどう一輪。


這いつくばって接写。



白鳥山山頂の紅葉。



白鳥山の北側山頂からの六観音御池。
奥に小林市内が見えます。



登山道にりんどう一輪。
この後、不届き者の登山者がりんどうを摘んでしまいました。
野に咲くりんどうが綺麗なのに…



六観音御池湖畔の紅葉。



六観音御池湖畔の紅葉。



六観音御池湖畔の紅葉。



六観音御池は紅葉スポット一番人気とあってカメラマンが多数。
みなさん三脚をちゃんと準備してるんですよねぇ
中には4000万画素の「PENTAX 645D」の方も…ウラヤマシぃ~
どんな画が撮れるんでしょうか?



六観音御池周辺が一番紅葉が進んでます。



六観音御池の紅葉を観るだけなら、不動池から歩けば30分弱で行けます。
道路も歩きやすく、紅葉と赤松林が楽しめます。



赤くなりきれずに落葉。



コバルトブルーの不動池。



えびの高原といえば“ススキ”。



逆光でススキ。背景が雑です



撮影日:2010年11月3日
Nikon D700 
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
TOKINA AT-X M100 PRO D 100mm F2.8
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4


紅葉が見頃です … 六観音御池(えびの高原)

2010年11月03日 21時51分06秒 | 訪ねたイイ所…宮崎編
紅葉が見頃を迎えたえびの高原の六観音御池です。

えびの高原は南九州で一番の紅葉スポット。

天気に恵まれた今日(11/3)は、多くの観光客が紅葉を求めて人気の池めぐりをしてました。

特に六観音御池は青く美しい湖面と赤く色付いた紅葉のコントラストが美しいと評判のスポットです。





後ろの山は韓国岳。



白鳥山山頂から六観音御池を望む。



透明度が高く、水深も深いことから濃い青色の湖面。
残念ながら少し日が陰ってきたので紅葉の鮮やかさが失われてます。


撮影日:2010年11月3日
Nikon D700 
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4



おはら祭り前夜祭

2010年11月02日 23時32分44秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
秋の鹿児島を代表するお祭り、『おはら祭り』が始まりました。

鹿児島の繁華街天文館を中心に11月2日、3日の二日間で2万1000人が踊り歩きます。



夜まつりの前夜祭は企業や町内会などの99連8000人余りが参加。


最近は様々な衣装やオリジナルの踊りが多くなりました。



こちらが定番の衣装。


迫力と妖艶の『踊り太鼓』


迫力の『踊り太鼓』


今夜は歓楽街の文化通りも賑やかです。



初めておはら祭りにカメラを持ち出しましたが、

まあ、カメラマンの多い事にびっくり!

皆さん「おはら祭り写真コンテスト」に出品するのでしょうか?

多くのカメラマンさん達の中に混ざりバシャバシャ撮っていたら、ふと気付きました。

きれいなお姉さんにピントを合わせる自分に…



撮影日:2010年11月2日
Nikon D700 
AF-S Nikkor 50mm F1.4G
TOKINA AT-X M100 PRO D 100mm F2.8


霧島岑神社(きりしまみね) … 宮崎県小林市

2010年11月01日 23時17分50秒 | 訪ねたイイ所…宮崎編
霧島六社権現巡りの最後は霧島岑(きりしまみね)神社。

宮崎自動車道霧島サービスエリア近くにあります。

創建は不明ですが、天孫降臨から深い係りのある神社とされています。

神仏習合の時代、性空上人によって瀬戸尾権現、霧島中央権現と称されたのが起源。

中央権現の名が示すように、霧島六社権現の中で最も格の高い社であったともされています。

霧島神宮・東霧島神社・狭野神社・霧島東神社・霧島岑神社の5社を霧島六社権現と呼んでいますが、

そのほかにも諸説がイロイロ。(1つ足りないのは霧島岑神社と夷守(ひなもり)神社が明治6年に合併した為)

ただ現在、“霧島六社権現”の定義は非常に曖昧なようで、パワースポット流行りの観光ブーム的なもの。

神社側はこのブームにいささか戸惑っている様子です。



ゆるやかな石段の参道は趣があります。


こんもりと茂った森の中に広々とした敷地に質素な社殿。





祭神
瓊々杵尊、木花咲耶姫命、彦穂々出見尊、豊玉姫命、鵜葺草葺不合尊、玉依姫命


2体の仁王像
元々、仁王像は仏の守護神。神仏習合の歴史が残っております。



霧島六社権現巡りが終わったと思いきや、霧島六社権現にはイロイロな諸説があるとか…

今度は、“異説”霧島六社権現のひとつ荒嶽神社に行行ってみます。




撮影日:2010年8月22日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D
TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4