見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

バイク好きが集まるアメリカンな店『BOSS』 … 南阿蘇村

2011年05月21日 14時07分55秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
春の新緑、夏の涼風、秋の紅葉

バイク好きには堪らないツーリングコース満載の阿蘇。

全国から集まるライダーの交流の場が南阿蘇の「ストロング・ボス・サルーン」です。




ハーレーダビットソンのバイクが飾られた店内はステージもあり、
カントリーミュージイクのライブも開かれます。



映画『イージー☆ライダー』に使用された同型のハーレー『Easy-Rider Chopper』。



自家製のバンズにビーフ100%のパテ。
コーラにピッタリのアメリカンハンバーガーです。







【ストロング・ボス・サルーン】
熊本県阿蘇郡南阿蘇村一関1881-2
TEL 0967-62-8058


撮影日:2011年3月15日
◆Nikon D700
◇AF-S Nikkor 50mm F1.4G





人吉温泉駅・おかどめ幸福駅 … くま川鉄道

2011年04月26日 08時17分19秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
人吉と球磨郡湯前町を結ぶ『くま川鉄道』。

旧国鉄解体の1989年に沿線自治体が出資する第三セクター方式の鉄道になりました。

第三セクター方式の鉄道は経営は厳しいのでしょうが、

近年、観光列車を走らすなど、“住民の足”のからの脱却を図っております。

上の写真は、人吉温泉駅の石造りの車庫。

大正時代に造られた国鉄時代の歴史的遺産です。



くま川鉄道の観光列車『KUMA号』。

レトロ調の緑の車体。

『KUMA1』と『KUMA2』の連結。

土日のみの運行です。



車体には可愛らしい『がんまんちょ』のイラスト。

※「がんまんちょ」とは、球磨川などに生息するハゼ科の淡水魚。



KUMA-2の車内。

車内は木をふんだんに使ったレトロ調。



KUMA-2の運転席。




左側の長く続くレールはJR肥薩線。

JRの駅は『人吉駅』、くま川鉄道は『人吉温泉駅』。

同じ駅だが駅名が違う。





おかどめ幸福駅。

幸福駅と云えば、北海道にあった広尾線幸福駅が有名ですが、

1987年に広尾線が廃止になると共に幸福駅も姿を消しました。

現在、日本にある幸福駅はくま川鉄道の『おかどめ幸福駅』だけ。



愛のキューピットポスト。

恋文を投函しましょう!



恋人たちの願いを込めた絵馬。

こんな時代もあったのに…とならないように(苦笑)



列車もかわいいイラスト入り。



幸福列車号は高校生の通学の足として活躍してます。



撮影日:2011年1月20日
◆Nikon D700
◇AF-S Nikkor 50mm F1.4G



舞鶴城公園…津奈木町

2010年02月25日 22時56分58秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
熊本県南部に位置する津奈木町は山に囲まれた小さな町です。
東南北は山に囲まれ、西は不知火海に面しています。
古くは薩摩街道と呼ばれる交通の要所。

写真は津奈木駅近くの「舞鶴城公園」からの風景。
不知火海に浮かぶのは天草です。


取材は「つなぎ美術館』がメインだったのですが、私の興味は『重盤岩』に…



津奈木町のシンボル『重盤岩』
誰があそこに旗を立てるのでしょうか?
怖い!


撮影日:2010年2月21日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


石山離宮 五足のくつ…熊本県天草

2009年12月25日 18時47分54秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
10月に雑誌取材で訪ねた天草下田温泉にある旅館『石山離宮 五足のくつ』です。
旅館と言っても一言では片付けられない露天風呂付きの離れ宿で、土日やシーズンはなかなか予約が取れない超人気の宿として有名です。
古くから天草陶石を採掘していた斜面を切り開いて作られた15棟の部屋はそれぞれが独立した1戸建て。
「アジアの中の天草」をテーマにした部屋と「キリスト経が伝来した中世の天草」がテーマの部屋に分かれ、それぞれのお部屋には天草に沈む夕陽が望める露天風呂が付きます。
今回は取材のみで食事も宿泊も無し。
お値段はそれなりにお高いのですが、一度は宿泊してみたい“露天風呂付きの離れ宿”です。


















撮影日:2009年10月6日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D



群芳閣ガラシャ…天草・下田温泉

2009年11月27日 23時46分19秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
天草での宿は下田温泉にある『群芳閣ガラシャ』です。
天草・下田温泉の旅館数は10件、ほとんどが10部屋程度の小さなホテルや旅館です。
ここ、『群芳閣ガラシャ』も部屋数10の小さな旅館。
窓のステンドグラスと木造の建物が大正ロマンを感じさせます。



『群芳閣ガラシャ』のガラシア(ラテン語で音龍の意)とは、心穏やかにという祈りを込めた洗礼名。
その名の通り、女性従業員さんの穏やかな対応が心地よいお宿です。


宿泊料金は平日のお得なプラン「楽湯楽食プラン」が2食付で8,500円~
上の料理は、その「楽湯楽食プラン」に撮影用の伊勢海老のお刺身付き。
1泊1万以下なら充分お得なお値段。


静か~な、夜明け前の下田温泉。


温泉街のあちこちに『五足の靴』の紀行文が…


下田温泉観光案内所前の足湯。
この足のモニュメントはナンとも…( ̄ロ ̄lll)
大正ロマンは感じませんなぁ~ 


【群芳閣ガラシャ】
熊本県天草市天草町下田北1296
TEL0969-42-3316


撮影日:2009年10月5・6日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D



日本夕陽百選…天草市 鬼海ケ浦(きかいがうら)展望所

2009年11月26日 21時42分04秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
ここ鬼海ケ浦展望所からの夕陽は日本夕陽百選に選ばれる絶好の夕陽スポットです。
撮影したのは10月6日、あいにく台風18号の影響で雲が多く真ん丸の夕陽は撮れませんでした。
夕陽の最も美しい時期は秋から冬にかけて。
ガスが発生せずに綺麗な夕景が撮れるそうです。


昼間の鬼海ケ浦海岸。
日本海の荒々しい波に削られた海岸線が美しいです。



レストハウスのウッドデッキで夕陽を眺めながらのお食事もできます。



鬼海ケ浦展望所のある辺りは天草サンセットラインと呼ばれるドライブコース。
夕陽が沈んだ後の夕景をじっくり撮りたかったのですが…


撮影日:2009年10月6日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


高浜焼寿芳窯・上田家…天草市高浜

2009年11月25日 00時07分37秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
天草は磁器の原料である陶石の世界的産地です。
現在、佐賀の有田焼きの原料のほとんどが天草陶石を使っています。
天草陶石の特徴は、鉄分を含まない良質の白い陶石。
白く透き通るような高級な有田焼は天草陶石から生まれます。


その天草陶石を採掘していたのがこの上田家。
上田家は代々庄屋でしたが、小さな漁村であった高浜の暮らしは決して楽なものではなかったようです。
1762年、上田家六代目の伝五右衛門はそんな貧しい高浜の村民の暮らしを豊かにするために良質の陶石を採掘し陶工を招き高浜焼を開きます。
天草陶磁器のルーツとされる高浜焼は、“白く・薄く・透明な”が特長で、江戸時代には長崎から海外に輸出されていました。


高浜焼き
“白く・薄く・透明な”高浜焼きが台無しの駄作写真です。


築200年のこの建物は、文化12年(1815)に上田源太夫宣珍家(7代目)が建てたもの。
600坪の敷地に部屋数20、畳の総数は100畳。


昭和7年8月、『五足の靴』の足跡を再び旅した与謝野鉄幹が妻晶子を伴ってこの上田家に宿泊しました。
写真は、その時与謝野晶子の書き残した歌。


【高浜焼寿芳窯・上田家資料館】
天草市天草町高浜南598
TEL 0969-42-1115


撮影日:2009年10月6日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D

大江天主堂…熊本県天草市大江

2009年11月24日 22時36分27秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
丘の上に建つ美しいロマネスク様式の白亜の聖堂。
10月に雑誌取材で訪れた大江天主堂です。
キリシタン解禁後にフランス人宣教師ガルニエ神父が私財を投じて昭和8年に建てたものです。
小さな漁村の丘に立つ美しい教会は、弾圧に耐え忍んだ信者の想いと伝道に一生を捧げたガルニエ神父の想いが今でも生き続けています。

12月から「大江天主堂クリスマスイルミネーション」が行われ、クリスマスイブにはミサやキャンドル行列が行われます。



大江天主堂の下にあるロザリオ館。
天草市大江は島原の乱以降も密かに信仰を守り続けた熱心な信者(隠れキリシタン)が多かったと伝えられる地域です。
天草の歴史はキリシタン弾圧の歴史でもあります。



ロザリオ館前の売店で売っているお饅頭。
五足(色)のまんじゅう!
明治40年、与謝野鉄幹・北原白秋ら5人が天草を旅した『五足の靴』から命名(パクッた?)5色のお饅頭です。
5人の『五足の靴』の旅の目的はガルニエ神父に会うことで実際会っています。


撮影日:2009年10月6日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


牛深ハイヤ大橋

2009年10月09日 22時18分00秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
火曜から1泊2日で天草に雑誌取材で行って参りました。
あいにく台風間近ということで天気には恵まれませんでしたが、台風の影響もほとんどなく順調に取材できました。
取材の写真は諸事情で後日掲載予定です。



長島の蔵之元港からフェリーに乗ります。
牛深までは約20分。


牛深ハイヤ大橋
牛深港に架けれれた巨大な橋。
牛深の自然と美しい曲線が見事にマッチしており、巨大な橋の割には繊細さを感じさせます。最近、日産スカイラインのCMに使われたようです。
また、この橋をテーマに夜景を撮りたいです。



人吉駅

2008年11月20日 12時12分08秒 | 雑誌取材同行記…熊本編


人吉駅前のからくり時計です。
7時・10時・12時・15時・17時・19時・21時の計7回(冬場は6回)、相良のお殿様の人形が鳩時計のように登場します。
自分が駅に到着したとき15時だったのですが、カメラ出しにもたつく間にお殿様はお城に引っ込んでしまいました。




人吉駅名物、駅弁の栗めしと鮎すしです。(どちらも900円)
昨年度JR九州駅弁ランキングでは、50駅弁中で栗めしが第10位、鮎すしが14位でした。
なかなかの人気駅弁です。
お話を伺った菖蒲さんは今でも人吉駅構内で立ち売りの販売をしているそうです。
いさぶろう・しんぺい号にお乗りの際はおススメです。

ところで、来年(2009)には熊本-人吉間でSLが復活することが決まったようです。
大正11年製(58654号機)のSLが復活すれば全国から鉄道ファンが押し寄せてくるのは必至です。
休日の球磨川沿いは鉄道ファンと写真愛好家の場所取り合戦が行われそうです。
自分も鉄ちゃんに負けないように行こうかな、カメちゃんなので…


参照:JR九州プレス記事参照
http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/GeneralFrameset?OpenFrameSet


鉄道つながり…
【さらばシベリア鉄道/大滝詠一】



太田裕美バージョンもありましたが、やっぱり大滝詠一がイイ。
この曲が収録されているアルバム『A LONG VACATION』は大滝詠一の傑作中の傑作でした。
恋するカレンもよかったな。








からし蓮根「あらけ 」…熊本県人吉市

2008年11月18日 08時47分44秒 | 雑誌取材同行記…熊本編

熊本名産「からし蓮根」です。
ここ「あらけ」のからし蓮根はサクサクの歯応えと口から鼻に抜ける辛子のツンとした刺激がたまらない逸品です。
辛子がかなり効きますが、マヨネーズで食べると辛味がマイルドになりおススメです。
「天ぷらの衣はこだわりの小麦粉と塩だよ」と明るい元気なおばちゃん(失礼)が力説しておりました。
お店は球磨川沿いにあり、通り過ぎそうな小さなお店ですが味はホンマモン確かです。

からし蓮根「あらけ 」HP



元気なおばちゃん…といえば


Tina Turner - We Don't Need Another Hero
 【MAD MAX BEYOND THUNDERDOME】




映画『マッドマックス/サンダードーム』の主題歌を歌うティナ・ターナーです。
70年代から90年代までパワフルな歌声とステージパフォーマンスで人気を博しました。
このサンダードームでもインパクトのあるお顔と衣装で出演してました。

ところでマッドマックスといえば、2009年にマッドマックス4の噂がありますが本当でしょうか?
主演のメル・ギブソンのほとんど台詞のない寡黙なヒーローとスピード感あふれる映像は好きでした。
もう一度、新作を見たい気もありますが、名作のイメージを壊すような作品にはして欲しくないです。










五木村を訪ねて…熊本県五木村

2008年11月17日 12時47分30秒 | 雑誌取材同行記…熊本編

先週の雑誌取材で訪ねた五木村です。
川辺川ダム建設問題で揺れる五木村ですが、道路整備や民家の立ち退きはほとんど終わっているようです。
先週、大戸川ダム凍結がニュースで報道されていましたが、同じような状況かと思います。






さて、五木村を訪ねた目的は「山うにとうふ」という珍しい食べ物の取材です。
五木村に平家の落武者によって伝えられたと言われる「とうふのみそ漬」から生まれた商品です。
バターのように口の中でとろける舌触りとまろやかな味噌の風味が、「うに」のようだと言われ「山うにとうふ」と命名されたと聞きます。
実際食べてみないと表現できない不思議な食べ物です。
焼酎を飲みながらチビリチビリ食べるも良し、焼きおにぎりやスティック野菜にも良さそうです。

五木屋本舗HP
http://www.itsukiyahonpo.co.jp/index.html






開発が進む村の中心部は新興住宅のようですが、道の駅近くにひとつだけ古い民家が保存されています。





鍛冶屋町…熊本県人吉市

2008年11月14日 13時13分28秒 | 雑誌取材同行記…熊本編

上の写真は笑点の座布団ではありません。
人吉市鍛冶屋町通りで見つけたました。観光客用のちょっとした休憩用の座布団だと思います。


鍛冶屋町は相良藩が鍛冶屋を集めて作った町と言われています。
今でも僅かながら鍛冶屋が残っており、包丁や農機具を作っています。
古い木造の商家が残り、人吉城下をしのばせる貴重な地域です。


写真に見える「ウンスンカルタ」の石碑は、この地方に残る南蛮渡来のカルタ遊びの事です。
「うんともすんとも言わない」の語源はこれから来ていると言われます。

ウンスンカルタの詳細は↓
http://www.hitoyoshi-hikari.com/history/unsun/unsun.html


平日で観光客は少なかったようです。
写真下に見えるマンホールの蓋に人吉城と球磨川下りがデザインされています。




ラッキーブランチ…熊本県人吉市

2008年11月14日 11時05分22秒 | 雑誌取材同行記…熊本編

昨日、人吉と五木村に行って参りました。
月曜日は遊びで五家荘に行きましたが、今回は仕事(雑誌の取材)です。

写真上はケーキ屋さん「ラッキーブランチ」のロールケーキです。
このロールケーキの商品名は「らりるれロール」。カワイイ商品名がついてます。
最近の人気商品です。
ふあふあスポンジの食感がGoodなロールケーキで美味しいです。

下の写真が「ラッキーブランチ」の1番人気のチーズケーキです。
9月に人吉に取材で行った際に購入済みでこのブログにも書きました。
ここのチーズケーキは2種類あり、1番人気のチーズケーキは写真上の丸い方。
写真下のカットした方はどちらかというと普通のチーズケーキ。
今回は取材ということで、写真撮影用に準備してもらった全てのケーキを撮影後に食べさせていただきましたが、やはり1番人気のチーズケーキはクリーミーでとっても美味しいです。
他では味わえない味でしょうか…。

他にもチョコレートスポンジに生クリームとバナナを巻いたロールケーキがあり、美味しそうなので買って帰りました。
チョコレートの苦味が効いたシフォンケーキのような柔らかいスポンジ生地と生クリーム、そしてバナナのバランスがすごくイイです。
とっても美味しいでした。これもおススメ!
また、皮の薄いシュークリームも美味しいという話です。(売り切れで食べれませんでした)
ぜひ、人吉に行った際はおススメしたいお店です。




※ちょっと年配の店長さんでしょうか、とってもやさしいおばちゃんでした。
「これもあれも美味しそうですね」…と言いたら、全部食べさせくれそうな勢いでした。
しかもお土産にしっかりチーズケーキも頂いちゃいました。





にしき梨‥‥人吉の隣の錦町

2008年09月11日 23時12分46秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
今回の取材でお世話になった熊日人吉販売センターのS田所長から頂いた「にしき梨」です。お世話になった上にお土産まで頂いちゃいました。

さて、この「にしき梨」ですが、美味しいです。甘い果汁たっぷりでタマリマセン‥。今年は美味しい梨に当たっていなかったのですが、この夏一番(秋?)の美味しい梨です。

取材を終えて一言
 いやぁ~、人吉はよかとこですばい! うまかもんがいっぱいあるし、文化を大切にしちょるところがよかばい!

誠にS田所長さんありがとうございました。
 次回もお願いします(ペコリ)