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寺院八幡0580 不動尊

2019年05月06日 05時53分39秒 | 寺院

 

昔、行教律師御神勅により現石清水八幡宮の御分霊を豊前国宇佐強り当男山へ御還座されし頃、この地域に諸人に害を加ふ怪異なる事少なくなくたまたま諸国行脚の途にありし弘法大師これを聞き給い法力により妖怪を封ぜられお告げにより大和国より厄除不動尊をこの地に祭祀され、又一刀三礼の十一面観音菩薩の霊像および大師像を自刻され諸人の害を除きたまふ。これ杉山谷不動尊の謂れなり。不動堂はその後天正十七年(380年前)に再建せられしものにして、織田家 豊臣家及び徳川家の崇信篤く歴代将軍の御寄進厚く霊験あらたかにして尊信するもの多く人々の知るところなり。

然るに昭和10811日山津波のため高坊山林大崩壊により堂宇及び付属の建物惨禍を蒙り倒壊流失したるも幸にも御尊躰には微傷たも負い給はず、かかる霊顕には微傷たも負い給わずかかる霊顕不思議あり、以来仮堂に御安置されたるも、永年の風説により建物の損傷甚だしく、

昭和471月発起人の発眼により 不動堂・観音堂の落慶を見るに至る。

 

 

 

 

 

 

 

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