能蓮法師歌碑
石清水清き流れの絶えせねば
やどる月さえ隅なかりけり
この歌は、文治元年(1185)9月に催された石清水八幡宮の歌合せにおいて能蓮法師が詠んだもので、千載和歌集に収められている
能蓮法師は平安時代の歌僧で出家前は因幡守能盛(いなばのかみよしもり)と称し、鳥取の国守として山陰地方を治めていた人で、千載和歌集は藤原俊成が正暦年間(990~995年)から文治にいたる約200年間の歌から撰集し文治4年(1188)4月に世に出されたものである。
この歌碑は「八幡歌碑・・」の第4基目として1987年の中秋名月に除幕したものである。
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