アートプラス京めぐり

京都の探索、記事数6500 いろいろなテーマで京都をめぐります 
京都市外も始めました 先ずは京都南部から

寺院八幡0659 水月菴

2019年11月06日 21時50分23秒 | 寺院

 

 

 

水月菴

当菴は元阿弥陀堂と申し天明初年の頃越前ノ国より霊宗尼が二人の弟子と此の地にこられ其頃円福寺の住職海門禅師に付いて修行され其の後京都の五条坂に金光院の菴主様も当菴にきて霊宗様と共に熱心に修行とれましたので八幡の阿弥陀堂には立派な菴主様が二人も居られると云事が全国に聞伝へられて盛大な時は5・60人もの雲水が集まって暇さえあれば托鉢其の他色々作務を致乍ら熱心に修行して居られたのですが何と云っても円福寺が近いので僧道場にふさわしく無いとの事で只今は京都一乗寺の圓光寺へ道場がうつされたので御座います。そんな厳しい道場ですが其頃京都東園の中姫が皇女和宮の句に上がって居られましたので宮様の生前の悩みをお気のどくに思ひ洛南福禄谷の菴にて黒髪を落とし宗門に入られて宮様の菩提をおとむらいをされたので、その御因縁で明治天皇様の供養も当菴にて致居ります。

 

関連 記事 ⇒ 圓光寺  臨済宗南禅寺派

寺院 前回の記事 ⇒ 寺院八幡0658 円福寺  三宅安兵衛 石碑

 

下の地図のユーザー地図 の囲みをクリックすると 付近の記事が探せます

 


道標八幡0260 涙川の旧跡  円福寺の碑 三宅石碑

2019年11月06日 21時19分02秒 | 道標

 

 向て左寶青庵一丁半

 

 昭和2年 京都 三宅安兵衛 遺志建立

 向て右園福寺五丁半

 涙川奮跡

関連記事 ⇒  三宅安兵衛の道標

道標 前回の記事 ⇒  道標八幡0259  筒井順慶陣所址  洞ケ峠

 下の地図のユーザー地図 の囲みをクリックすると 付近の記事が探せます

  


寺院八幡0658 円福寺  三宅安兵衛 石碑

2019年11月06日 05時49分24秒 | 寺院

 

 

円福寺

天明年間(1781~88)斯経(しけい)禅師により開創された臨済宗妙心寺末の修行道場である。

山門・坐禅堂等を備えた伽藍は、江戸時代末頃より整備され、現在も専門修行道場として、その規模を誇る。

当寺所有の達摩大師坐像は、重要文化財に指定され、像高82cm、檜材寄木造り、玉眼嵌入の鎌倉時代の作である。この像は、もと大和国達磨寺から八幡に移り石清水八幡宮社務田中家に秘蔵されていたもので、文化4年(1807)妙心寺海門和尚が譲り受け当寺に安置した。

同じく重要文化財の大般若経は、奧書はないが書風より奈良時代前期の写経といわれ、薬師寺の印をもち、もと奈良の薬師寺に伝わったものであった。一部、鎌倉・室町時代の補写がある。

 

 

 

 

三宅安兵衛の道標だ

水月庵 是より 二丁

昭和2年10月 京都三宅安兵衛 建立

 平成30年11月11日 撮影

 

関連記事 ⇒ 関連0002  三宅安兵衛の道標

寺院 前回の記事 ⇒ 寺院八幡0657  宝壽院 美濃山 浄土宗  三宅石碑がある

下の地図のユーザー地図 の囲みをクリックすると 付近の記事が探せます