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五七五
猫抱いて生きる喜び冬日差 /井上
ことわざ
尾を振る犬は叩かれず
大正15年1月 建立
日向大神宮は、清和天皇の勅願によって天照大神を粟田山に勧請したことに始まり、その後応仁の乱で焼亡したが、寛永年間(1624~44)に伊勢人野呂左衛門尉源宗光が再興したと伝える。境内の最奥に南面して建つ内宮本殿は桁行正面1間、背面2間、梁行2間の神明造の建物である。両脇に棟持柱を建て、屋根の棟には内削ぎの千木と堅魚木8本をのせている。
本殿の前方に建つ四脚門の御門の屋根にも内削ぎの千木と堅魚木6本がのり、両脇に板垣がとりついていて内宮の敷地を区切っている。
貞享3年8月 (1686)
拝殿
外宮
内宮の前方一段下がったところに建つ外宮は、本殿・御門ともに内宮とほぼ同じ規模・形式をもつが、屋根の千木が外削ぎで堅魚木がそれぞれ1本少なくなる。
本殿はともに造営年代に関する資料を欠くが、社蔵文書や『拾遺都名所図会』(天明7年・1787刊)から18世紀末にはすでに建っていたことがわかり、部材が一部取り替えられているものの、市内では例の少ない神明造本殿として貴重である。また、御門と板垣で敷地を区画する社殿構成は古式を伝えている。また、内宮・外宮のほか拝殿・社務所・摂社等一連の建造物が、敷地の高低差を利用して配されるこの神社の構成はみごとであり、周囲の山と一体となって優れた境内環境を形成している。
内宮・外宮 京都市登録有形文化財
影向岩
天の岩戸 開運厄除けの神
入口
出口
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五七五
住民がそろってしまう敬老会 /馬鹿
ことわざ
己の欲せざる所は人に施す勿れ(なかれ)
青龍山と号する西山浄土宗粟生光明寺に属する寺で、本堂には本尊阿弥陀如来像と慈覚大師像を安置し、境内の不動堂には石造不動明王像を安置する。寺伝によれば、初め神明山の東南、一切経谷辺に慈覚大師円仁が創建した延暦寺の別所があったが、応仁の乱にかかって退転した。その後、室町時代の延徳年間(1489~92)比丘尼智照によって現在の地に再興され、さらに天正18年(1590)に至って浄土宗にあらため、安養寺と称するに至った。
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この寺の施餓鬼会の火が左大文字の親火になり点火される 法音寺
寺院上0140 光清寺 浮かれ猫、「心和の庭」 (重森三玲 作)
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五七五
生きてやる百歳までの見積書 /古崎
ことわざ
親の光は七光り
「陽気発処」 と書かれています
南禅寺側
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五七五
入浴で四角な顔が丸くなる /獅子崎
ことわざ
親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない