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食中毒(まな板・包丁編)

2016-06-23 07:47:45 | 日記
実は管理者のkorokoro1485は、調理師免許を持っています。
実際仕事の期間は短いですが、やはり知識として役立つことが多かったです。
それを踏まえてご覧ください。

①可能なら、まな板・包丁は、肉・魚用、その他用に分けた方が衛生的にはいいです。
※一般家庭では、場所などの関係上難しいので、
①野菜など②肉③魚などの順で調理するといいでしょう

②木製のまな板は、プラスチックより細菌が付きやすい(切った後、傷がつきやすい)ので、
こまめに消毒をしきれない人は、プラスチックのほうがいいです。

③木製のまな板は、漂白剤などで殺菌し、なおかつ熱湯消毒、日の当たらない場所で完全に乾かすなど、
結構手間がかかります。

④プラスチックの場合は、消毒方法は同じですが、食洗器などに入れておけます。
また、清潔なふきんで水分を拭き取れば大丈夫な面があります。

⑤調理現場などでは、殺菌庫にまな板・包丁は洗浄後に入れてあります。
ですから、外食と言うのは、きちんと管理されていれば、食中毒は起こりにくいのです。
※定期的に保健所の立ち入り検査もあり、不徹底な店にはきちんと指導があります

⑥裏技ですが、調理現場では、魚・肉を切り、洗うとき、
塩・酢等をまな板・包丁に振りかけ、簡易的な消毒をします。