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子どもを東大卒 医者にするには 続き 参考用

2019-12-03 07:37:22 | 日記
昨日の続きです。

よく東大の学生の保護者は、年収1千万円以上と書かれている記事がありますが、
子どもさんが入学した当時、先輩のお宅は夫婦で1000万円に少し足らないぐらいの年収でした。
でも、私の住んでいる地域で、それだけ給料のあるご家庭は、ごくわずかですから、
経済的には恵まれていたと言えるでしょう。

東大に行った学生は3人兄弟の次男。一番上はお兄さん、二番目はお姉さん。
お兄さんは、関東の国立大を卒業後、そのまま関東で就職、結婚後最近家を建てられたようです。
予備校時代は、お兄さんのマンションに下宿し、卒業後、独立。
お姉さんは、地元の実業高校卒業後、就職し、今では、働くお母さんです。

先輩は、
「3人東大に行って、医者になれば成功者かもしれないけど、うちは一番下だけだし、
たまたまなっちゃったっていう感じ」
と言われていました。
実際、先輩は、聞かれるまで息子さんが東大に入ったことも、医者になったことも言われませんでした。
「入学式に行った」
と言われたので、聞いたら、東大だったといういきさつがあります。
それに、よく会話に出てくるのは、2番目の娘さん。
ですから、子どもが頑張って行ったからの結果であって、自慢にも思っていないというスタンス。
ちなみに、兄弟3人は、本当に仲良し。
弟がどこに行こうが、何になろうが、関係ない。
この間も、上のお兄ちゃんが、帰省した時、兄弟とその家族とで撮影されたスマホは、みんな笑顔でした。

先輩いわく、
「東大に行く学生の両親って、仲がいい夫婦とそうでない夫婦がいるから、
本当、そこは気にしなくてもいい。
実際、うちも10年ぐらいかかって、離婚したしね。
でも、兄弟間で差別している場合は、ゆがんだ性格の子が多かったって、息子が言っていた。
うちの妹は、馬鹿だから、とか言うんだって。最低よね」
先輩は、会社でも家でも、そのままだったんだなあ、と感じた一言でした。
どの子も可愛くて、同じように育てた。
それが、本人の努力で夢をかなえた。
それだけのこと。

ちなみに彼は、がり勉の秀才ではなく、ある運動部に所属していましたが、
そちらでも、全国大会にこそ行きませんでしたが、県ベースで見れば有名人でした。
今でも、好きで続けているとのこと。

自分で考えさて、責任を負わせる。
先輩の教育方針は、身に沁みました。