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薬剤師の将来性 参考用

2019-12-23 07:38:39 | 日記
2019年現在、子どものなりたい職業で薬剤師というのは、結構上位です。
実際我が子も本の一時ですが、薬剤師になりたいと言っていた時期もありましたし、
二分の一成人式でも、同じ学年にもいましたし、
夏に実施された職業調べは、薬剤師について調べた生徒が、
我が子の通学する私立中高一貫校では5名いました。
医師は無理かもしれないけれど、薬剤師なら、と考える親御さんもいらっしゃるでしょう。

国公立ならともかく、薬剤師になろうと思えば、私立の薬学部に通学し、
4年間の学費は、1400万円程度が平均と言われています。
あくまでも学費なので、通学圏にない場合、
一人暮らしをすれば、2500万円ぐらいには膨れ上がります。
要するに、「ある程度のお金持ち家庭」の行く学校なのです。
中には、1500万円色々借金をして卒業した学生もいますが、
返済の道は、かなり厳しいと言えるでしょう。

ならそれだけ投資して需要はあるか?
地域によるかもしれませんが、全体的には、不足の地域が多いです。
というのも、医薬分業で病院の薬局が別になり、
昔は名義貸しが暗黙の了解でしたが、
1店舗一人薬剤師の常駐勤務を義務づけたこと。
ドラッグストアのスピード出店もさらに輪をかけました。
ですから、常に不足している地域も存在し、
平均給与も、700万円は下らないと言われています。

仕事そのものは、病院なら、医師に所処方された薬がその患者に適切かを必ず確認するという、
かなり責任重大な業務です。
というのも、医師が思い違いをすれば、それを指摘しなければなりません。
ですから、薬局では必ず相談するのは、事務ではなく、薬剤師なのです。

ただし、今後将来性はあるか?
と言えば、かなり厳しい職業です。
というのも、来年の規制緩和により、1店舗一人の薬剤師が、
周辺管理が可能な場合、例えば、3店舗一人、5店舗一人でもよくなったためです。
実際薬剤師の給料は高額なので、人件費を圧迫しているとも言われています。
また、私は薬剤師が多数働く業界ですが、人として尊敬に値しない性格が多い職業です。
それは、たまたまではないか、と思われそうですが、
会社に薬剤師が数十人いて、入社40年の人が6人の薬剤師と働き、
いい人というのは、まずいなかった。
各支店、薬剤師に頭を痛めている。
という意見が圧倒的です。
友人の旦那さんも薬剤師がいますが、モラハラの旦那さんのようです。
偶然とは思えないぐらいの確率で、モラハラ、職場ではパワハラをしている人が多く、
そういう意味でも、削減したい会社が多いと言われています。
もちろん、中にはいい人もいますが、そういう人は神経を病み、転職していくのが実情です。
そう、転職率も高い職業なのです。
あまりいい話ではありませんが、参考になさってください。