日曜日の朝日新聞に保坂正康評が掲載されるまで、この本を購入したこと自体をゆうに2ヶ月は忘れていた。書評にはこのようなリマインダーとしての効能もある。ぜんぜん一般的な感覚ではないだろうが。
さて、この本はヒトラーの蔵書を通じて誠実にあの時代の空気を読み解こうという試みに思える。要するに彼が時代を作ったのではなく、時代が彼を作ったというようなメッセージのように思える。思える思えるばっかり言っても仕方がないけど。
さて、この本はヒトラーの蔵書を通じて誠実にあの時代の空気を読み解こうという試みに思える。要するに彼が時代を作ったのではなく、時代が彼を作ったというようなメッセージのように思える。思える思えるばっかり言っても仕方がないけど。