野球界が少し心配だ

巨人が金を無駄使いしているおかげで少しセリーグが面白かったという点がよくわかった。
横浜は無駄使いしすぎだし、リーグそのものをつまらなくするほどの勝率の低さだから反省してほしいが。
金のあるやつがどう金を使おうが勝手という意見がいまだにあるのに驚く。
スポーツは相手（ライバル）がいることではじめて成立する見世物であって企業間の競争とは全然別の世界の話だが、その区別するついていない大人（というかいい年をしたジジイ）がいて、少しばかりショックである。
女子が男子より元気だとかいう雑な議論はさておき女子サッカー日本代表の試合がそれなりに面白いのは、それなりに相手のレベルと拮抗していて、勝つか負けるかのスリリングな展開があるからだ。
勝つために経済力を含めてあらゆる手を尽くすのはそれはそれで賞賛すべき行為だし、ある種の美しさもあるとは思う。
だからといって無制限にいろいろなことを許すのは興行そのものの成立をあやうくするという点に関しては20年以上も前から自動車レースの最高峰Ｆ１グランプリが味わってきたことだ。
それにしても今年のＦ１マシンの不格好さはレースの白熱ぶりとは別の面で危うさを感じるところである。
あとプロゴルフの長尺パターと2ボールパターも規制したほうがいいと思う。恰好悪いから。