企業再建やら敗戦処理の現場に少し混ぜてもらった経験からすると、心から反省している経営陣というのはむしろレアキャラで大抵は運が悪かった時代が悪かった的なことしか思っていない。まあ確かに見かけの労働時間からしたら彼らは必死に働いてきたが報われなかったようにみえる。確かに汗水垂らしているが経営陣の仕事ではないなあというような感想しか出ない。
アタマ使う仕事なんだからもうちょっと読書なり情報収集なんかに時間を使ってくれないかなあと思う。といってもアタマ使うこと自体が嫌いな人たちなのだから総退陣してもらうしかないというのがお決まりになってしまう。去ってもらうのがいちばんの貢献なのは残酷なはなしだ。
日本国は会社ではないから、反省なき上の世代が死滅するまで待つしかないだろう。あと20年くらいはかかりそうだ。