今回は、ノースポールだ。カンシロギク(寒白菊)ともよばれ、今では冬のガーデニングには欠かせない存在となっている。うむ、野草じゃないんだな。由来は花付きがよく株全体を真っ白に覆うように見えるところが“北極(North-Pole=ノースポール)”を連想させることによる。
※「ノースポール」は商品名だが、商標登録されてなく一般名として定着している。
<2020年3月16日> 美咲が丘 ふれあい通り
◇ 小次郎クンと比較すると大きさが分かるよね。
◇ 白い棒状のも見えるけど? うむ、そっちは「フヨウカタバミ(芙蓉酢漿草)」だ。棒状なのは夕方で閉じているんだよ。
芙蓉酢漿草:Link先 → 小次郎と油の草花ーフヨウカタバミ(芙蓉酢漿草)-
◇ こんな感じで咲いている。ガザニアソフトクリーム? とも思ったが、よく見ると違う!
ガザニアソフトクリームはこちら Link先 → 小次郎と冬の草花ーガザニアソフトクリーム-
◇完全に開いている様子は、確かに“菊”のイメージ。確か「アキノノゲシ(秋の野芥子)」「ノコンギク(野紺菊)」も白い菊のイメージだったよね。
秋の野芥子 Link先 → 小次郎と秋の草花 -アキノノゲシ(秋の野芥子)-
野紺菊 Link先 → 小次郎と秋の草花 -ノコンギク(野紺菊)-
ノースポールの勉強をしておく
【ノースポール(寒白菊)】
丈夫で、冬から春に欠かせない植物。こぼれダネでよく増える。冬の間は、花は少なく、キクのように切れ込んだ緑の葉をボール状に茂らせる。春になると株いっぱいに白い花を咲かせる。
◇ キク科フランスギク属
ノースポールは、レウカンセマムの一品種で、種苗会社の「サカタノタネ」の商品名である。
◇ 原産地:北アフリカ。日本には1970年(昭和40年)頃に渡来
◇ 草丈は、15~30㎝。
◇ 開花期は12月~5月。と長い。色は白(中央は黄色)
◇ 生垣の下に咲いいて、コントラストがきれい。お家の方、曰く「庭に植えていたノースポールを道路沿いに植えてみました。すると、こんなに増えてしまいました」。
お終い