今回は、美咲が丘のツバキ(椿)だ。ん? 判断ポイントは? 咲く時期は『サザンカは秋~冬、ツバキは初春』なので12月26日撮影だとサザンカでは? とも思う。が、ツバキにも早咲き(11~12月)の品種もあるという。
◇ 美咲が丘の「ゆめ咲公園」に咲くツバキだ。撮影は2018年12月26日。 うーん、サザンカではないの? キミ(小次郎)は横を向いているし………。ボクの向きは関係ない!
◇ 落ちている花に着目して欲しい。 よく分からないって?
◇ 落ちている花を拡大してみた。わかった? そう、花首が落ちているだろう? 花の散り方は『サザンカは花びらがパラパラ散る。ツバキは花首からポトリと落ちる』なので、ツバキと判断した次第。 一つだけだと、誰かがちぎった可能性もあるので、他も見てみる。
◇ ボクの足元も花首から落ちている。
◇ 花をよく見てみよう。うーん、花での区別は難しい! ツバキについて勉強しておこう
【ツバキ(椿)】
◇ ツバキ科ツバキ属の常緑高木。光沢のある濃い緑の葉が特徴。藪椿、山椿とも。
◇ 原産地:日本、中国
◇ 開花期:11~12月(早咲き)、2~4月(遅咲き)。色は赤、ピンク、白、複色。
【名前の由来】
◇ 葉が丈夫なので「強葉木(つばき)」から椿(ツバキ)になった。
◇ 艶のある葉から「艶葉木(つばき)」から椿(ツバキ)になった。
◇ 葉が厚いので「厚葉木(あつばき)」から椿(ツバキ)になった。等の諸説。
◇ ツバキの花も綺麗だね。落ちている花を持ち帰って、グラスに活けてみた。
◇ グラス水を入れて浮かべてみた。しばらく楽しめる。
ちょっと、「×椿」のように“椿”を冠する花を調べてみた。
◇「雪椿」、「寒椿」:東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に適応した椿の亜種、変種。
◇「姫椿」: サザンカ(山茶花)の別名。
◇「川椿」、「浜椿」、「海椿」:ハマボウ(黄槿)の別名
◇「夏椿」:シャラソウジュ(娑羅双樹)の別名。
散歩しながら、他にも椿がないか? 探してみた。
◇ ここは、美咲が丘3丁目のガードレール沿い。よく見ないと花が分からない。これ、遅咲き品種(2~4月)かも知れない。ちょっとズームイン。
◇ 確かに、ツバキのようだ。まだ、地面に落ちている花がないので正確な判断はできない。
◇ 花より「濃い葉」が目立つ。
【写真一覧】
◇ツバキ(椿) 糸島市美咲が丘 2018年12月26日、2019年1月13日撮影
◇サザンカ(山茶花) 糸島市美咲が丘 2017年12月29日、2018年12月26日撮影
◇サザンカ(山茶花) 北九州市若松区高塔山 2017年12月21日撮影
小次郎と冬の草花 2 - ツバキ(椿) 美咲が丘 -