今回は、クラリンドウの地植え。クラリンドウは耐寒性がなく庭植え(地植え)は厳しいと言われる。これ、2017年に『ここがあんたの生きる場所だよ。頑張ってね!』と言い聞かせて地植えしたそうな。翌年、それに応えて数輪の花を咲かせたので喜びもひとしおという。それから4年。今年はひときわ見事に咲いた。うむ、すばらしい!。植物でも声かけは大事かも? ま、そんなわけはないが………。
<2021年11月11日> 北九州市・若松・高塔山
◇ まずは、小次郎とのコラボ。5年でずいぶんデカくなったなあ! ん? 小次郎クンのことじゃないよ、クラリンドウだよ。
◇ 白い房状の花がたくさんあるのがクラリンドウ。
ちょっと4年前を見てみよう。
◇ 高さは10数㎝しかない! 地植えした時は「冬が越せるか?」と心配だったが………。期待に応えて、響灘(日本海)に面した北九州の冬の寒さをしのいで根付き、花を咲かせた。我々も頑張ろうね、小次郎クン!
もどって、ズームインして鑑賞しよう。
◇ クラリンドウの背が高いので、縦に撮ってみた。
◇ 花が垂れるように咲く。
◇ 花は3㎝ほどの白い花。
◇ 萼が赤く色づきながら星のように開く。
◇ 白いつぼみが伸びてくる。クラリンドウについて勉強しておこう。
【クラリンドウ】
◇クマツヅラ科・クサギ属。常緑低木
◇原産地:東南アジア、インドベンガル地方
◇花期は10月~12月。
◇花は直径3㎝ほどの白い花が垂れるように咲く。
※ 暑さには強いが耐寒性は少ないので、冬は鉢植えで室内管理の方が良い。
【名前の由来】
◇学名の「クレロデンドルム」が訛ったといわれる。
◇学名はギリシャ語の「クレロ(運命)+デンドルム(樹木)」に由来する。
※ スリランカでは同属の2種を「幸運の木」と「不運の木」呼ぶ。
「クラリンドウの赤く見える実は紹介済みだよ。
クラリンドウの実 Link先 → 小次郎と秋の草花ークラリンドウ(実)-
改めて花を観賞しよう。
キレイだったねえ。
お終い