こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-セージ(ヤクヨウサルビア)-

2023-05-07 15:01:40 | 春の草花

今回は、セージ。広義にはシソ科アキギリ属(サルビア属)の総称。中義には香りや薬効を目的にハーブとして利用するセージと名の付くハーブの総称。狭義にはコモンセージを指す。別名はヤクヨウサルビア(薬用サルビア)。広義にはセージもサルビアもアキギリ属またはサルビア属と呼ぶというからややこしいねえ。

<2021年4月11日> 美咲が丘三丁目

◇ ん? この「穂状花序(すいじょうかじょ)」は、秋にも見たような気がする。そうだ、「メキシカンブッシュセージ」だ!

メキシカンブッシュセージはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-メキシカンブッシュセージ-

全体~診ていこう

◇ ここは、「フウセントウワタ」があったところだよ。夕方なので、撮影していパパの影が映り込んでいるし、セージが分かんないね。

◇ 左上の赤いのは「ウキツリボク(浮釣木)」だよ。

ウキツリボクはこちら Link先 → 小次郎とウキツリボク(浮釣木)

◇ 花の付き方は穂状花序(すいじょうかじょ)という。 セージの勉強をしておこう

【セージ】

◇ シソ科アキギリ属の多年草または常緑低木。別名はヤクヨウサルビア(薬用サルビア) 広義には、セージもサルビアもアキギリ属全般を指す。また、アキギリ属を、サルビア属とも呼ぶ。

 ※ サルビアの近縁種で、日本では往年「サルビア」と呼ばれていたが園芸種のサルビアと混同するため「薬用サルビア」の別名が出来た。

◇ 原産地は地中海。日本へは江戸末期に渡来したと言われる。

◇ 開花時期は5月~6月頃。枝先から花穂を伸ばして、淡紫色または白色の唇形花を咲かせる 

 写真はWikipediaより

◇ 葉は、長楕円形で茎に対生し、葉身が厚く、表面に細かいうぶ毛がある。株全体に独特の香りがある。茎葉は全体に白い毛が生え、全体的に色が白っぽく見えるが、園芸種では葉の色が異なったり斑が入るのもある。

【由来】

ギリシャ・ローマ時代から薬用として用いられ、セージは「無傷」「安全」を意味する古い印欧祖語「solwo-」から、ラテン語で「無傷な」「安全な」を意味する「salvus」となり、治癒力のある植物という意味で「Salvia(サルビア)」となった。

【薬効】

古代エジプト等では薬草として利用されてきた。強壮、精神安定、発汗抑制作用、防腐、殺菌作用があるといわれるが定かではない。近年、喉の痛み、気分、記憶、血中コレステロール値などへの効果が指摘されているが精度葉低い

改めてセージを見てみよう

◇ 花をよく見てみよう

◇ 花の形状は「唇型」。確かに“くちびる”に似ているね。

お終い。

 

 

コメント
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