今回は、パイナップルセージだ。別名をサルビア・エレガンスという。由来は、葉茎が傷つくとパイナップルのような甘い香りがすることから。葉や花をハーブティとして利用する他、料理の香り付けやポプリとしても利用される。
<2021年11月01日>美咲が丘
◇ こんな感じで咲いている。ん? 以前、似たような花があったぞ? うむ「サルビアミクロフィア」だ。そして「チェリセージ」と呼ばれることも!、と紹介した。
サルビアミクロフィラはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-サルビアミクロフィラ-
【セージとサルビアは別の花?】
〇〇セージ、サルビア××、と、似た名前が多いよね。改めて違いを勉強しておこう ※ 参考:家庭画報、他
◇ 共に、シソ科アキギリ属で、一言でいえば“同じ花”
◇ 日本では、アキギリ属のうち、観賞用のものをサルビア、薬や香辛料として使用できるものをセージと言って区別している場合が多い。
◇ 最近ではアキギリ属のことをサルビア属と言うことも多い
全景から見ていこう。
◇3丁目のお宅。ここ、フウセントウワタ(風船唐綿)、等を紹介したところ。何時の季節も何らかの花が咲いている。
フウセントウワタはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-フウセントウワタ(風船唐綿)-
◇こんな花なんだ。形状は唇形花(しんけいか)というらしい。ちょっと勉強しておこう。
【パイナップルセージ(サルビアエレガンス)※ガーデニング図鑑、他
◇シソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草。
◇原産地はメキシコ。自生地は標高1800~2700mの山地の森林周辺で、大きな群落を作って自生しており、メキシコとグァテマラに固有のサルビアと言われる。
日本への渡来時期は不明。なお、セージ(コモンセージ)は江戸末期と言われる。
◇開花時期は10月~1月。伸びた茎の頂部から花序を出し、花径1㎝程度の唇形花(しんけいか)を多数咲かせる。
◇唇形花は、シソ科やゴマノハグサ科の植物に多く見られる花の形で、筒状の花の先が上下に分かれ唇のように見える。
【由来】
◇パイナップルセージは、葉にパイナップルのような香りがあることから。
◇エレガンス(Elegance)は優雅・優美の意味だから、優雅なサルビアと言う意味だろうね。
改めて見てみよう
◇ あーあ、小次郎は横向いちゃった。ま、いいや、花に着目させて貰おう。
◇ 花びらが一部散っているね。
お終い