こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と夏の草花2-スイカズラ(吸い葛 忍冬)-

2020-07-10 21:36:08 | 夏の草花

今回は、スイカズラだ。「吸い葛」または「忍冬」と書く。細長い花筒の奥に蜜があり、古くは子どもが花を口にくわえて、あまい蜜を吸うことが行われたことに因む。中国名の「忍冬(にんどう)」は冬場を堪え忍び枯れずに残ることに由来する。別名の「キンギンカ(金銀花)」は、花色が白色から黄色に変化することに由来する。

<2020年5月23日> 美咲が丘 ゆめ咲公園近くの遊歩道

◇ 小次郎がパクッ、と、花を食べた。花筒の蜜は甘いかな?

◇ 雑草の間に、こんな感じで咲いている。

ここはどこだ? ズームアウトしてみよう。

◇ 後ろにゆめ咲公園の石垣が見える。ここは美咲が丘3丁目。4丁目との境の遊歩道がある。例年は環境美化活動でキレイに除草されるが、今年(2020年)はコロナで中止。それで、スイカズラが見つかったのかも知れない。

今度は近づいてみよう。

◇ ん? 小次郎、どうした? 芳香を感ずるのかな?

◇彼はじっくりと香りをかいでいるように見える。甘い香りは夕方かららしいが、小次郎は鼻がいいからな。

◇ 今度は、やおら、パクッと花を食べてしまった。ん? “蜜”が分かったのか? 甘い? 小次郎くん!

◇ うーん、顔色を見ると………、美味しくなかった? 花ごと食べるからだと思うよ。中の密だけ吸った方がいいみたいだよ、小次郎くん!

今度は、花をしっかり観察してみよう。

◇ 白と黄色の花があるぞ? 調べると花は2個ずつ並び夕方から甘い香りが漂う。咲き始めは白。受粉すると黄色になる。一つの枝に白と黄の花が同居することが珍しくない』とある。 ちょっと勉強しておこう

【スイカズラ(吸い葛、忍冬)】

◇ スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本(もくほん)。別名、ニンドウ(忍冬)やキンギンカ(金銀花)

◇ 原産地:日本、中国、台湾。

※アメリカでは外来種としてクズ(葛)とともに森林を覆って打撃を与えるなど問題となっている。

◇ 開花期は5月~7月。

  葉腋に甘い芳香のある花を2個ずつつける。花冠は唇形。花筒の先が唇状に大きく2裂する。

◇ 花の色は、白色から黄色に変わる。

【名前の由来】

◇ 「吸い葛」は。古くは子どもが花を口にくわえて蜜を吸うことに因む。

◇ 「忍冬(ニンドウ)」は冬場を堪え忍び、枯れずに残ることに由来する。

◇ 「キンギンカ(金銀花)」は、花色が白色から黄色に変化することに由来する。

 

◇ 黄色は萎れているようだが………。受粉後に黄色になるそうだから早く萎むのかな?

◇横からみると、確かに、花は「細長い花筒状」で「2個づつ並んで」いる。

◇ 正面からは、こんな感じ! うむ、確かに“唇”の形をしている。 そう言えば、ホトケノザは“紫色の唇形状”の花だった。

ホトケノザはこちら Link先 → 小次郎とホトケノザ(仏の座)

◇ これは、つぼみかな?

◇ 黄色は…、写りがイマイチ。

そう言えば、「忍冬(すいかずら)」という歌もあったという。ボクは知らないけど………。調べてみた。。

【忍冬:歌】

因幡晃が1985年に発表した曲に「忍冬(すいかずら)」がある。代表曲に「わかって下さい」「別涙(わかれ)」「都忘れ」などがある。パパ達が好きな曲だそうだ。

【歌詞】

だって いつかこじれてだめになるより 恋の匂をさせずにそばにいたいわ…(中略)… 

忍ぶという 字は難しい 心に刃を 乗せるのね…(中略)… 

いとしい 花なら忍冬(すいかずら) 夏でも秋でも 春の日も 

どうして わたしの いとしさは 忍ぶと いう字が つきまとう

 (お終い)

小次郎と夏の草花2-吸い葛(吸い葛 忍冬)-


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