今回は、テッポウユリ(鉄砲百合)の2024年版だ。散歩中に見つけたのが2020年、家に種が飛んで来たのが初めて咲いたのが2021年8月。(百合は球根や鱗片で増やすと)思い込んでいたので、驚きだった。が、調べると、種ができないのはオニユリ(鬼百合)で、他は“種”が出来て風で遠くまで運ばれるようだ。
<2024年8月11日>自宅・庭
◇庭のあちこちに咲いている。以前の種から発芽したものもありそう。
全景から見ていこう。
◇右の塩ビパイプはセンサーライト。薄茶色の木は、サルスベリ(百日紅)で、これも植えたものでない。左側の方は、枇杷、柿、ハマボウと続く。
◇ビワの木の近くに3本生えている。ここも植えたわけではない! 一番高いのは1.6mある。
◇一番背が高いのは1.6mあり蕾も含めて5輪ある。因みに70㎝のは1輪、40㎝のは開花なしだ。
別な場所を見てみる。
◇ビワの傍、ハマボウの傍を通りすぎると、また咲いている。
◇鉄砲百合に近くには、ナニワイバラ(難波茨)の根元ががある。
ナニワイバラはこちら → リンク先 小次郎と春の草花-ナニワイバラ(難波茨)-追悼編
◇ ここでテッポウユリの勉強をしておこう
【テッポウユリ(鉄砲百合】
◇ ユリ科・ユリ属。ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせる。「高砂百合」に似るが葉が太めなどの違いがある。が、判別は難しい。
※ 「高砂百合」は「台湾百合」「細葉鉄砲百合」とも呼ばれる。“高砂”は、台湾の古い呼称である。
◇ 原産地:日本の南西諸島(沖縄)、および九州南部。
◇ 花と開花期:6月~8月。
【由来】
ラッパ銃(短銃身で大口径の前装式散弾銃)に似た花を咲かせることから。だったら「テッポウユリ」より「ラッパユリ」の方が良いかも知れない。だって、ラッパスイセン(喇叭水仙)が有るよね? ま、追求は止めておこう。
※画像はネットより。
【鉄砲を冠する動植物】
◇ テッポウウオ(鉄砲魚)
水鉄砲のように水を口から射出して虫を撃ち落として食べる
◇ テッポウウリ(鉄砲瓜)
熟れた実をヘタから外すと種子が中身と共に鉄砲玉のように10mも射出する
【百合の種】
百合の増やし方には「球根の鱗片(りんぺん)」「珠芽(むかご=鬼百合)」「木子(きご)」「種まき」があるという。鬼百合や黄金オニユリは「鱗片」と「珠芽」から育ててけど、これは、種が飛んで来て勝手に育った。
◇種は、「薄っぺらい」ので、風で遠くへ運ばれそう。ハブランサスの種も薄っぺらかったね。
改めて、テッポウユリを見てみよう。
お終い
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