今回は、パープルカサブランカだ。パープル(purple)は英語で“紫色”。カサブランカは“白”だし「紫の白ユリ」みたいで変だよね。調べると、パープルカサブランカは、『カサブランカのように華やかで大きな花を咲かせる品種で、かつ紫っぽい色をしているユリをそう呼んでいる』らしい。ネットには「正式名はロビナ」ともあるが………。ま、細かいことは言わないようにしよう。因みに、カサブランカより3週間くらい早く開花する。
<2018年6月24日>美咲が丘三丁目
◇6月24日頃が見頃。一方、カサブランカは7月10~17頃が見頃。
全景から見ていこう
◇一番上のつぼみは、まだ緑色だね。
◇ 結構背が高いなあ! カサブランカ(白色)の倍くらいの高さがある。郵便ポストの傍に、2種類のカサブランカをうまく配置している。また、咲く時期も考慮して植えているようで、いい考えだね。
◇低いところをよく見ると「緑色のつぼみ」が沢山ある。これ、実は(白の)カサブランカ。パープルは「茎で太い2本」のみ。(白の)カサブランカはこの後咲く。咲く時期は3週間ほど差がある。
◇(紫の)パープルカサブランカ:6月24日頃が満開
◇(白の)カサブランカ:7月17日頃が満開
次の写真はカサブランカ(7/17)。パープルカサブランカは終わっている!
カサブランカはこちら → リンク先 小次郎とユリ(百合)ーカサブランカ-
◇見事だね。上の方につぼみもある。
◇ 花にズームイン。うーむ、パープル(紫)というより赤に近いかな? 改めて、カサブランカについて勉強をしておこう。
【カサブランカ】※ Wikipedia、他
◇ ユリ科・ユリ属。
※ ユリに似ている(と思う)ノカンゾウは「ワスレグサ属」。DNA分類で最近の属は再編の傾向という。
◇ 原産地:日本のヤマユリが原種。1970年代にオランダで改良され、「オリエンタル(東洋)・ハイブリッド」とも呼ばれ、世界的ブームとなる。
◇ 花と開花期:6月~8月。純白の大輪の花を咲かせ「ユリの女王」と評される。花の直径は20㎝にもなる。結婚式のブーケや贈り物として喜ばれる。
◇ 由来:オランダでは改良して固定させた植物に都市名を付けることが多い。それに習いモロッコ王国の都市名(カサブランカ)が付けられた。※ カサブランカ(Casa blanca)は、スペイン語で「casa」は家、「blanca」は白い、という意味。
【ヤマユリ(原種)】
◇ 日本特産のユリ。北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布する。
※写真は、Wikipediaより
◇ 名前は、山中に生えることから。
◇ 花はユリ科の最大級。白色で、花弁の内に黄色の筋と紅色の斑点がある。
◇ 風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれる。※ カサブランカは『ユリの女王』と呼ばれる。
翌年のパープルカサブランカを見ていこう。
<2019年6月28日>美咲が丘三丁目 ※ 毎年同じ時期に咲くようだ!
◇昨年より育ちが悪いような気がする。カサブランカもイマイチ。なんでかな?
お終い
小次郎とユリ(百合) ー カサブランカ 他 -
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