春の風物のサクランボ狩りを紹介する。うーん、ボク(小次郎)は摘み取ることができないので“監督”といったとこだけどね。サクランボの旬の時期は5月後半~7月頃までらしいけど………。ボクの友だちのララちゃんのおかあさんから「サクランボが熟してきているので取りに来られませんか?」とお誘いがあったんだ!
<2022年5月5日> 美咲が丘
◇ こんな感じでなっている。
◇ おー、すごい!
全体から見てみよう。
◇ ららちゃんちは、自宅の隣の区画の敷地を家庭菜園としていろいろ栽培している。「芋掘り」「落花生掘り」「生姜掘り」も取り上げているよ。
◇ ボクだけが目立つ
◇上から撮ってみた。
◇ うむ、他が目立つ
◇ ボクはいいから、サクランボに着目していいよ。その前に、ララちゃんを紹介しておく
◇ 一生懸命、落ちているサクランボを食べている。ララちゃんはとても好きらしい。
◇ ボクも食べてみよう。 ララちゃんの顔がわかる写真を示すね。だいぶ前のだけど。
◇ ララちゃん。
◇ たわわになっているね。すごい! ここで、サクランボについて勉強しておく。
【サクランボ(桜桃)】
◇ バラ科サクラ属の果樹である“ミザクラ(実桜)”の果実。花を観賞する品種のサクラの実は大きくならない。
◇ サクランボの原産地はトルコを言われている。有史以前、西アジアから鳥などで種子が運ばれ欧州一帯で野生化したといわれる。
◇ 渡来時期は明治7初期。ドイツ人のガルトネルが北海度に植えたのが始まり。その後、北海道や山形県を初めとする東北地方に広がり各地で改良が重ねられた。
◇ サクランボは「甘い甘果桜桃(西洋実桜)」「酸っぱい酸果桜桃(西洋酸実桜)」「中国桜桃(支那実桜)」の3種がある。
※ 日本のサクランボは「甘果桜桃」。
◇ 果実は、種子が1つの“核果類”。色は丸い赤い実が多いが、黄白色や赤黒い色で紫がかったものもある。
【由来】
◇「おうとう」は、植物分類学の木そのものの呼び名。語源は漢名の「桜桃」から。
◇「さくらんぼ」は、ミザクラの果実の形を“坊主の丸い頭”に見立てて「桜ん坊(さくらんぼう)」→ 「さくらんぼ」に転じた。
◇「チェリー」は、ノルマン人により「シェリーズ(cherise)) → イングランドに渡って「シェリー(chery)」 → 英名のチェリー(cherry)になった。
【人気のサクランボ】
さくらんぼの主な産地は山形県で、国内の生産量のほとんどが山形県で収穫され、他には、北海道、山梨県、青森県で生産が行われている。「紅秀麗」「佐藤錦」「紅香」「築山錦」などが人気だってさ!
収穫後の自宅での記念撮影
◇ 沢山取れたね。うむ、この構図、ボクも含めてバッチリ!
◇ 美味しそう!
◇置物のワンちゃんに「枝葉とサクランボ」を掛けて見たけど………。食べて言い? まだ、だよ、小次郎クン!
◇ これもいいね。置物のワンちゃんがかわいってか?
【おまけ】
“サクランボ”に関する「全国子どもでんわ相談」がネットにあったので参考に引用。
【全国こども電話相談】
Q. さくらんぼは、サクラの木になるのですか? (小4・おんな)
A. たしかにさくらんぼというのは、「サクラの実」という意味だよね。でもふだんあなたが食べているさくらんぼは、まちや学校でよくみるようなサクラの木にはなりません。
「セイヨウミザクラ」という木になるんです。これはヨーロッパのほうで、実は大きく、味は甘くなるように改良(かいりょう)したものなんです。じゃあ、ぼくらが4月にお花見をするサクラに「さくらんぼ」はならないのでしょうか。これはね、おいしくはありませんが、「実」はなります。
有名なサクラに「ソメイヨシノ」というものがありますが、これもときどき実がなります。でもね、この実はとてもにがいので、あまり食べません。
次にソメイヨシノよりちょっと白い花が咲く「オオシマザクラ」は、とてもきれいな花で、実もなります。ソメイヨシノよりもオオシマザクラの実のほうが数も多くなります。これは、なんとか食べられるかな?
つまり、ぼくたちがふだん見ているサクラと、おいしいさくらんぼがなる「セイヨウミザクラ」の木はかなりちがうんですね。ちなみに、さくらんぼは雨にとても弱いので、日本では長野(ながの)や山形(やまがた)、東北地方(とうほくちほう)などの、つゆでも雨の少ないところでたくさん作っています。 (東京農大 宮田正信 先生)
お終い
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