こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-イチハツ(一初)-

2021-05-30 15:05:23 | 春の草花

今回は、イチハツ(一初)だ。一八、鳶尾とも書く。アヤメ類の中で一番最初に咲くので「一初(いちはつ)」の名があるという。美咲が丘のお宅でみかけて、家の方と「アヤメですか?」、「いや、アヤメではなく、えーと、確か、イチハツという名前」との会話。うーん、関東にいた頃は「水郷潮来あやめまつり」「葛飾菖蒲まつり」だったので、つい、「あやめ」「ハナショウブ」「カキツバタ」となってしまう。

<2021年4月11日>

◇ ここは、美咲が丘3丁目。フウセントウワタ(風船唐綿)があったところだよ。

フウセントウワタはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花ーフウセントウワタ(風船唐綿)-

全景からズームインしてみていこう。

◇ ここは、いろんな花が植えられている。

◇上から眺めてみた。

◇ 4月11日でこの状況。アヤメやハナショウブは6月頃だから、ずいぶん早い。一初(一番最初に咲く)由来通りだね。

◇ つい、アヤメでしょ! と思ってしまう。 違いについても調べてみた。後で記そう。

◇ 花の根元がトサカ状になっているのがポイントだって! ちょっと勉強しておこう

【イチハツ(一初)】

◇ アヤメ科アヤメ属の 中国に分布する多年草

◇ 原産地:中国 渡来時期は室町時代。(本州、四国、九州、沖縄)

◇ 開花時期:4月~5月。アヤメ類の中では比較的早く、最初に咲くと言う意味からイチハツ(一初)と呼ばれる。

   ※ アヤメ属の中では、シャガ(著莪)が最も早く開花する。

◇ 花は、外花被片3枚と内花被片3枚があり、外花被片は倒卵形で下垂し内花被片は斜めに開く。

※ 外花被片にトサカ状の突起物が付いておりイチハツの大きな特徴となっている。

【名前の由来】

◇「一八」「一初」は、アヤメ類の中では比較的早く、最初に咲くと言う意味から。

◇「鳶尾」は、漢名から。

   ※ 葉が剣形のため、火災を防ぐと云う俗信から、わらぶき屋根に植えた。

 【菖蒲と花菖蒲】

◇ 「花菖蒲」は、端午の節句で馴染みの「菖蒲(しょうぶ)」に葉が似ていることと美しい花が咲くことから“花菖蒲(ハナショウブ)”と呼ばれる。

※ ショウブ化のショウブ(菖蒲)とは全く別の植物である。

◇ 漢字の「菖蒲」は、ショウブやハナショウブは“菖蒲”で構わない。が、アヤメの漢字表記は“文目”が正しく“菖蒲”は誤用という。

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「アヤメ」、「カキツバタ」、「ハナショウブ」、「アイリス」、「イチハツ」の違いを調べてみた。ま、ネット情報の抜粋だ。

※ 他にも葉などの違いもあるようだけど………

◇ うーん、“外来種”と書いたけど、室町時代に渡来だから、日本古来と外来と分ける必要はないかもね。でも「ジャーマン(ドイツ)」「ダッチ(オランダ)」の名前が付いているし………。

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ちょっと、昔を懐かしんでみよう。ん? 年を取った証拠だって?

【水郷潮来あやめまつり】

◇ 潮来あやめまつりの様子(※ネットより)

◇ アヤメ園近くにて-1989年(平成元年)5月5日ー    太郎(初代):1983年~1998年

  ボク(太郎)はアヤメ園よりは、原っぱのほうがいいんだよ。

【水郷潮来:茨城県潮来市】

◇ 霞ヶ浦、利根川などに面した水郷で有名な都市
◇ 江戸時代に利根川水運の港町として栄え、現在は水郷筑波国定公園の一角。
◇ 水郷潮来あやめ園を中心としたあやめ(花菖蒲)の名所や川を巡る十二橋めぐりといった水郷特有の観光名所を有する。

 

【葛飾菖蒲まつり】

◇ 堀切菖蒲園。(※ネットより)

◇ 自宅にてー2003年(平成15年)7月21日ー  小太郎(2代目):1994年~2006年 次郎(3代目):2000年~2013年

小太郎と次郎:ねえねえ、パパ。どこかへ遊びに行こうよ!

パパ:先月(6月)に堀切菖蒲園に行ったじゃん! 行った証拠写真はないけど………。お家でのんびりしようよ。

【堀切菖蒲園:東京都葛飾区堀切】

◇ 綾瀬川沿いに位置し、江戸系花菖蒲を中心に200種6000株の花菖蒲が植えられている。
◇ 江戸時代には「江戸百景」に数えられ、名所案内や紀行文、鈴木春信・歌川広重の浮世絵に登場する。
◇ 見頃は6月の中旬。例年6月初旬~20日後に葛飾菖蒲まつりが開催される

もとにもどって、イチハツを観賞しよう。

お終い。


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