今年の年末年始は八ガ岳で過ごす予定だ。9月に一度南八つを縦走して以来、もう一度あのすばらしい景色を見たかったのだ。美濃戸口から入り、赤岳鉱泉で一泊、そこから天気が良ければ赤岳→横岳→硫黄岳→硫黄岳山荘というコースをたどりたい。ただ、今回はあまり予定にしばられずのんびりと楽しむつもりでいる。
前回桜平からご一緒させていただいた、八ガ岳の植物観察や写真撮影に年20回は登るというSさん。年末年始に硫黄岳山荘が営業するというのはSさんから聞いた。そのSさんから連絡が入ったらこちらに電話をしていただくよう山荘に頼んでおいた。数日してkouichiの携帯に連絡が入る。例年のごとく今年も行くとのこと。そこで、冬山の装備についていろいろ伺った。Sさんが言うには、次のことに気をつけた方が良いのだそうだ。
- アイゼンは10から12爪くらいのもの。ピッケルも必要。
- 風が強いので帽子の下に目出し帽をかぶった方が良い
- 手袋は2重にし、さらに風に飛ばされたときのために2組あったほうが良い
- 硫黄岳は風が強くとにかく寒い!!-20℃位になるので装備を万全に(風が強いと体感温度はなんと-30℃以上になるとのこと)
「-20℃」!!だ。私たちにとっては未知の世界。ちゃんと準備をしなくては。そこから、私たちの冬山登山準備の買い物が始まる・・・・・。