近いところではあるのだけど、夕方から降り始めた雨がまだ残っているし…
こういうときこそタクシーを使わなければ初乗り運賃が下がった恩恵には与れないと、目の前にいたタクシーに飛び乗り目的地へ
ギリギリではありましたがワンメーター410円で到着することができましたよ
19:30開店であるはずなのに、到着したときにはまだ真っ暗で…
80代であろうおじいちゃんが鍋を振るお店でありますから、ひょっとして体調でも壊してしまっての休業か?
などと勝手に心配をしていたのですが、“本日は20:00より営業します”との張り紙を入り口横で見つけてホッといたします
こちらへ来店されるお客さまの大半が召し上がられるという「タンメン」
いや、きっとそれを目的にやって来るお客さまが多いと言ったほうが正しいのかも知れないほどに人気高い商品でありまして…
シャキッとした食感を程よく残す炒め加減は熟練したおじいちゃんだからこその技なのでしょうか
たっぷりのもやしとキャベツをおいしくいただくことが出来るのです
たっぷりと盛られた野菜を食べているうちに、もともと軟らかめに茹で上げられた麺は野菜の重みで押し潰されますし、なかなか麺にたどり着かないためにスープを吸っていきますし…
某ラーメン店のような天地返しのような技を以って食べたくなるようなタンメンではありますが、また食べたくなるんですよね
そして餃子
これほどにたっぷりと餡が詰まった餃子は他にあるでしょうか?
バナナ餃子とも呼ばれるような大きな餃子を売るお店はたくさんありますが、こちらのように丸っこくてボテッとした形は見たことありませんね
ひと口ではちょっと食べることが出来ないので、口元で半分にしようとするとジュースが吹き出しますので要注意ですよ
当然それを焼き上げるにはそれなりの時間を要することになるのですが、こちらでは商品の提供時間よりもおいしいものを提供することを大切にされているようですね
そんなこともあってか20:30を回った時間であるにもかかわらずお客さまが来店されます
何れも近隣の方なのか、接客をされているおばあちゃんとも仲良しであるようで…
何だかホッとするお店であります
いつまでも元気に頑張って欲しい
そんなことを思うお店でありました
【中華 福島屋】
東京都中央区湊1-3-3
03-3551-8539