町中華が提供する「チャーハン」をどうしても食べたくなるときがありまして…
まさに今日がそんな気分だと銀座中央通りの資生堂から築地方向へと向かう花椿通りに面する『銀座亭』を訪ねることにいたします
厨房を囲むカウンターには固定された丸椅子が15席ほどがびっしりと詰められていることから混雑時にはかなり窮屈な思いをすることとなりますし、外すことのできない餃子の提供がピークを過ぎた15:00からだとのこともあり…
お腹が空いたことを我慢し、その時間を待ってお邪魔したのであります
そんな時間になってもお客さまが絶えることが無いことから、中華鍋を振る音が心地良いBGMになっていますね
先ずチャーハンが提供されます
高級店にあるパラパラなものとは異なり、一見するとどこででもいただけそうな特徴のないものであるように思えるのですが…
ごはんの水分を失うことが無いほど良い感じで炒められていますし、“絶妙”という言葉がぴったりな塩コショーでの調味がされているのであります
塩と油
何れも病院の先生には控えるように言われるものではあるのですが、この二つが合わさることでのおいしさは止めることなんてできません
チャーハンに遅れること1分ほどで焼き上がった餃子
やや厚めのもっちり皮で包まれる餡は、キャベツとニラ、ネギ、豚肉といったオーソドックスな具材を練り込んだものでありまして…
ほど良くキャベツの水分が残されていることから、しっとりとジューシーな味わいを楽しむことができるのであります
ちょうど隣の席で餃子を包んでおられたのですが、そこからはかなり強めのニンニクが香っていまして…
これこそが餃子のおいしさであると感じることができました
【中華 銀座亭】
東京都中央区銀座銀座7-11-10 銭形ビル1F
03-3571-6450