『筋肉食堂』 高タンパクで低カロリー 罪悪感なくガッツリとお肉をいただくことができます

筋肉芸人御用達
であるかどうかは定かではありませんが、いま最もメディアが注目しているのではないかと思うのが『筋肉食堂』でありまして…
3年ほど前に六本木に出店したのを皮切りに、水道橋、渋谷へと広がり、昨年末には5店舗目となる銀座コリドー店がオープンしていたのであります








いつも長蛇の列ができているお寿司屋さんへと目がいってしまうのですが、その脇にある細い階段を上ったところにお店がありまして…
今日も何かの取材が入っているようでしたので、オープンになった厨房を前にするカウンターの席をいただくこととなります
筋肉というから男性的なイメージを持ってしまうのですが、高タンパクで低カロリーをウリとしていることや、カフェのようなゆったりとした空間などもあって女性のお客さまも目立っています











そんなお店でいただいたのは「鶏ムネ肉のステーキ」
注文後、すぐに提供されたのは小さな紙コップに入れられたひと口ほどのイチゴ味プロテインでありまして…
10数年前の一時期飲んでいたことがあるのですが、当時とは全く異なる飲みやすさとおいしさにびっくりであります
そしてサラダとスープ
サラダにはドレッシングを掛けていないとのことで、卓上に置かれた4種ほどのソースをお好みでお使いくださいとのこと
スープにはペッパーが効いていることから食欲の増進効果があるようですね
メインとなるステーキは、しっとりとミディアムに焼かれていることで硬さを感じることはなく…
淡白な味わいであるムネ肉も、添えられるネギ塩ダレでおいしくいただけますし、サラダにも使ったソースでいただいてもおいしいのだとか
いろんな味わいが楽しめるってことは得した気分になりますね
カロリーを気にした食事をすることはないのですが、200gのボリュームがあるにもかかわらず278kcalとは驚きであります



パワープレートと名付けられた、牛ヒレ200gと牛リブロース150gが盛られる「パワープレート」でガッツリとお肉をいただいても581kcal とは驚き
これは毎日でも通いたくなるお店でありますね



【筋肉食堂】
東京都中央区銀座7-2の先 216号室
03-6280-6829

『THE GRILL REPUBLIC CHICAGO PIZZA & BEER』 3月14日オープン とろけるたっぷりなチーズが魅力的なシカゴピザ

銀座で食べた〝シカゴピザ〟の記事を読んでくれた女子友から連絡があって、とろけるチーズをどうしても体験したいと言うのであります
こんなことからも女子に注目されている商品であることが窺えます






それで、同じお店へ行くのもつまらないと待ち合わせたのは、3月14日にオープンしたばかりの『ザ グリル リパブリック シカゴピザ & ビア』ってお店
シカゴピザのブームに乗ってか、熟成した黒毛和牛や一頭買いする東京X豚などを提供していた『BRASSERIE NOUVELLE AUBE』をリニューアルされ、シカゴピザを前面に押し出す形で店名も新たに生まれ変わったようであります
お店はアークヒルズという場所にふさわしくオシャレなものでありまして、20種ほど揃えられているということでカウンターにはずらりとサーバーが並んでいます



シカゴピザの焼き上がりに40分ほど掛かるとのことでしたので先にいただいた「50/50チキン」
シーザーサラダに継ぐサラダとして話題のチョップドサラダと骨付き鶏モモのレモンマリネローストのふたつをいただけるランチメニューであります
骨付きであることから少し食べづらさはありますが、持ち味である旨味とほんのりと感じるバルサミコの酸味のバランスが取れた一品でありました





6種の用意があるシカゴピザから、生地に竹炭を練りこんだブラックとベシャメルのホワイトが楽しめる「ブラック&ホワイト」をいただきます
サクッと焼き上げられた生地はエッジが50mmほどの高さがあり、そこにはたっぷりのベシャメルが入っていて…
トッピングされたパルミジャーノが芳ばしく焼かれることでの香りに食欲がそそられますし、サーバーで持ち上げたピザからは期待通りにチーズが溢れ、ビジュアル的にも映えるものであります
ベシャメルはチーズと一体になることで、濃厚なモルネーソースのようで程よい塩味がおいしさを増していますね



【THE GRILL REPUBLIC CHICAGO PIZZA & BEER】
東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワーB1F
03-5797-7575

『稲田屋』 1673年創業だという老舗酒蔵のアンテナショップでいただく「海老天せいろ」

午前中の予定を思いのほか早く終えることができて、お昼どきの真っ只中でランチをいただくことに…
既に席待ちのお客さまが列を作っているお店も多く、これは早くお店を決めなければランチ難民になってしまうと一軒のお店に飛び込みます






1673年の創業だという島根県の酒蔵が、そのアンテナショップとして20年ほど前に出店したお店でありまして…
今では東京駅近隣だけでなく、品川や新宿などへも積極的に出店され10店ほどになっているようであります
そんなお店でありますから、タイミングよく待つことなく席をいただくことができましたが、その後にはしっかりと席待ちの列ができていました







そんなお店でいただいたのは…
桜冷えでありましょうか 肌寒さを感じる日ではありますが、やっぱりお蕎麦は〝せいろ〟でいただくのが一番でありましょうと「海老天せいろ」
冷水でキチッと絞められたお蕎麦は喉越しも良く、ほんのりと甘みを感じるそばつゆもよい感じでありまして、十分に満足できるものでありました
しかもそれなりの大きさがある海老の天ぷらが3本も添えられていると喜んだのも束の間、プリップリな保水加工海老であることに気づくこととなります
安さを売りにするチェーン店であるならまだしも、まさかこれほどの店格を持ったお店が〝pＨ調整剤〟漬けになった海老を使っているとは…
実にガッカリであります



【稲田屋】
東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル1F
03-3510-1718

『Coffee House レンガ』 元気な挨拶とステキな笑顔で迎えてくれる喫茶店でいただくホットサンド

今日もお昼から築地でのお約束がありまして…
お昼をいただく時間がなさそうだからと、ちょっと早めに出掛け軽くブランチをいただくことといたします






晴海通りと新大橋通りが交差する築地4丁目交差点近く
魅力的な飲食店が並ぶ路地裏の一角にある喫茶店でありまして…
レトロな雰囲気であることから年配のご夫婦が長年やっているように一見したのですが、元気な挨拶で迎えてくれるアラフォー世代であろう髭マスターの笑顔と感じが良い女性の笑顔にホッコリ
ステキな雰囲気であります





メニューを眺めますと、パスタのほか数種のホットサンドが用意されていまして…
中でも玉子を使ったサンドに自信があるように思えますので「玉子＋ハム」を選びます
注文してから作られるとろとろ感が魅惑的なオムレツと、サクッと芳ばしく焼かれたトーストとの食感の変化が実においしくて…
ハムと一緒にサンドされたトマトもジューシーなものでありました



もちろんコーヒーだって香り高いものありますが、一番の調味料はマスターやスタッフが醸し出す明るい雰囲気なのでありまして…
すっかりとファンになってしまいました



【Coffee House レンガ】
東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1F
03-3545-4747

『かつ吉』 とんかつや海老かつだけじゃない 平日限定で提供される「てごねかつ」も大ぶりな「カキフライ」も絶品

20℃を超えるポカポカ陽気のお陰で桜の満開宣言も出て…
予定を終えた築地から八重洲へと移動し、桜のトンネルとなった桜通りを抜け日本橋高島屋へと向かいます








新館6階にある『かつ吉』
創業から50余年続くとんかつの専門店でありまして、ここでいただく「海老かつ」はお気に入りの一品
そんなお店でお昼をいただこうと訪ねてみますと、席待ちの先客はひと組みだけとの幸運にも恵まれ5分ほどの待ち時間で席をいただくことができました
高島屋という場所柄もあって年配のお客さまが多いようではありますが、会社の仲間であろう方や女性ひとりのお客さまもいて…





いただいたのは、とんかつでも海老かつでもなく…
平日限定とのことからお値打ちに提供されているに違いないとの思いで「てごねかつ定食」をいただくことにいたします
いわゆる豚肉のメンチカツなのですが、程よく調味された塩味がお肉の旨味を引き出していまして…
ソースを掛けずとも、サクッとしたパン粉の甘みととともにおいしくいただけるものでありました
そして、添えさせていただいた「カキフライ」
一個単位で提供してくれることはありがたいことでありますし、大粒な牡蠣を2個ほど抱き合わせて揚げられることでのジューシーさが半端ありません



サービスもしっかりとしていますので、おいしいだけでなく安心してお邪魔することができるステキなお店でもあります



【かつ吉】
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C.新館 6F
03-6262-3252

『炭火焼肉定食 タレ亭』 上質なお肉をリーズナブルに！ 定食スタイルですのでひとりでも気軽に入れます

ひとり焼肉や立ち喰い焼肉をコンセプトとする焼肉店が増えているようでありますが、どうもそれが好きになれずお邪魔したことも無いのですが…
用事で出掛けた錦糸町にひとりでも気軽に利用できる焼肉定食を提供するお店があるというのでお邪魔させていただくことにいたします






南口を出て京葉道路を渡った先にあるホテル街に建つ昭和を感じる古いマンションのテナントでありますし、周辺にはいくつもの焼肉屋がある激戦区でもありまして…
決して目立つお店ではないのですが、しっかりとした店構えに安心感を感じることができます
10人も入れないほどの小さなお店は店主でありましょうか、30代だと思われる男性の方がおひとりで切り盛りされていることから券売機で食券を買うことから始まります
スチールに木の天板が貼られる2名掛けのテーブルや白く塗られることで明るさを感じる店内はスタイリッシュでもあることから女性の方でも入りやすさを感じるのではないでしょうか





お昼に提供されるのは国産黒毛和牛を使った焼肉定食と豪州産黒毛WAGYUのステーキ焼肉定食のふた種類
それぞれにクォーターポンドとハーフポンドを選ぶことができますので、思い切って国産黒毛和牛を使った焼肉定食をハーフポンドでいただくことにいたします
小さなテーブルの真ん中に炭火ロースターが用意されたあと、程なく提供されたお肉は上ロースとロースの盛り合わせだとのことでありまして…
切り落としでありましょうか、形や厚さはバラバラでありますがサシが美しいお肉であります
付けるというよりは浸けるといった方がしっくりとくるようなサラッとした〝つけダレ〟には程よい甘みがあって…
タレ亭との名に恥じることのないおいしさはお肉の旨味を引き立てるに十分なものでありました



ロースやカルビ、タンなどと好みのお肉をチョイスすることはできませんが、クォーターやハーフポンドと好みのボリュームを選べることはありがたく…
気軽さを感じる定食というスタイルも良い感じでありますし、なによりリーズナブルであることがうれしいお店でありました



【炭火焼肉定食 タレ亭】
東京都墨田区江東橋4-21-6 錦糸町ハイタウン120号室
080-3388-5662

『和食鉄板 銀座 朔月』 高級感溢れるお店でいただくお値打ち感満載のステーキランチ

先日、シカゴピザをいただこうとお邪魔したビルの9階
夜にはそれなりの予算が必要となる鉄板焼きのお店でありますが、お昼にはとってもリーズナブルにステーキやハンバーグを提供してくれるとのことで…
ずっと前にブックマークしておいた鉄板焼のお店を思い出したのであります








エレベーターホールへと向かう入り口にビル全体のテナント案内看板はあるものの、なんらかの規制があるのかランチメニューなどを記した看板が出されることはなく…
口コミで広がったお客さまが集まっているのでありましょう
エレベーターを降りると、そこには胡蝶蘭が飾られるなど高級感あふれる雰囲気でありまして…
いただいたのは鉄板を目の前にするカウンター
残念なことにその鉄板で調理をさえることはありませんでしたが、夜にはきっと真っ白なコックコートをピシッと着こなしたシェフがそこに立たれるのでありましょう
そんなことを思うだけでもワクワクしてきます







おいしそうな山形牛のステーキに惹かれながらも「豪州産ロースステーキ」をいただくことといたします
たっぷりといただけるスープとサラダ
ブイヨンのスープには大根のおいしい甘みが溶け込んでいますし、サラダは酸味の中に甘みを感じるおいしいドレッシングとメインをいただく前からテンションが高まります
そしてステーキ
180gほどだというリブロースは版が大きいために厚みはありませんが硬くなることも無く…
ソースはご飯との相性を考えたためか少し濃い味となっていましたので付けすぎることの無いように気を使いながらいただきます
お肉の下に敷かれたキャベツなどのお野菜も本来の旨みを感じることができるものであり大満足なランチでありました



【和食鉄板 銀座 朔月】
東京都中央区銀座3-3-14 銀座グランディアⅡ9F
03-5579-9588

『バンコック ポニー食堂』 タイの香りが漂う店内でいただく本格的タイ料理

朝寝坊をしてしまった日曜日
目覚めてからもダラダラと過ごしてしまったために、出掛けるのが13:00過ぎとなってしまいまして…
どこでお昼をいただこうかと考えながら八丁堀界隈を歩きます






最近タイ料理を食べてないなぁってことで、いつの頃からか日曜日も営業するようになった『ポニー食堂』を選びます
人気高いお店であることから平日にはなかなか席をいただくことができないのですが、日曜日ってこともあってか待つことなくカウンターの席をいただくことができたのですが…
テーブル席はカップルや女性客で埋められていますので、後に来られたお客さまは諦めてお帰りになられたようです



17:00まで提供されるランチメニューには大好きなカオマンガイやガパオ、グリーンカレーやレッドカレー、それにパッタイなど定番のタイ料理が9品用意されていまして…
1週間毎日通っても飽きることはなさそうだと思いながら「ガイガパオ」をいただくことにいたします
全品にサラダが添えられることもうれしいことですが、大盛りにせずともしっかりとご飯が盛られていることもありがたいことであり…
ピリッとした唐辛子の辛さと醤油風味のタレが食欲を掻き立て、そのご飯もペロリといただけちゃいます



【バンコック ポニー食堂】
東京都中央区新川2-12-17 マルコウ八重洲通りビル1F
03-6228-3392

『銀座ガーデンファーム』 女子に話題のシカゴピザはこぼれるチーズが魅惑的であります

女子からの注目を集める〝シカゴピザ〟
別名を〝ディープディッシュピザ〟とも呼ばれるように、エッジを高くし器のように焼き上げたピザをたっぷりの具材とともにいただくのでありますが…
こぼれ出るチーズが映えるとのことで人気になっているようですね




それでお邪魔したのがチーズフォンデュを看板料理とする『銀座ガーデンファーム』
渋谷、新宿、上野と都内だけでなく名古屋や大阪など13店ほどを展開する、チーズ好きな女子御用達のお店であるとのこと
きっとキラキラとした女子が好むようなオシャレなお店だと思っていたのですが、個室風にパーテションで仕切られた店内は地味なものでありまして…
決してゆっくりと過ごせるとは言い難いものでありました



まずは話題のラクレットチーズを使った商品から「ハイジのじゃがバターラクレット」をいただくことにいたします
テーブルの脇で、半円形の塊から蕩けたチーズを削り掛けてくれるのですが、残念ながらその画像がボケていまして…
素揚げされたであろうジャガイモは10mm弱にスライスされたもの
それにバターが塗されているのですが、それが有塩であることから程よい塩味を感じることができ、そのままでも十分においしくいただくことができるのですが…
たっぷりと削り取られたラクレットチーズのコクと香りで一段とおいしくいただけます



お肉もいただきたいと「牛ハラミ肉のグリル」
同じビルの2Fにあるお肉料理のお店も系列であるというので、ちょっと期待を持ってお願いした一品であったのですが…
まさか冷めたステーキが提供されるとは思いもしませんでした





そして伺った目的である〝シカゴピザ〟
イカスミが加えられる〝BLACK＆WHITE〟やビーツの色が鮮やかな〝PINK&WHITE〟などとオリジナルもありましたが、迷ったのはプレーンとあるたっぷりなチーズが楽しめる〝WHITE〟と2倍のミートソースが使われるお肉たっぷり系の〝CHICAGO〟との2択でありまして…
溢れるチーズも良いのでしょうが、ミートソースとチーズとの相性を楽しもうと「CHICAGO」をチョイス
切り分けた時点では気づきませんでしたが、そのミートソースの量が半端なく、200gを超えるであろうミンチと蕩けたチーズが絡み合うことでのおいしさを楽しむことができました



【鎌倉野菜とチーズフォンデュ 銀座ガーデンファーム】
東京都中央区銀座3-3-14 銀座グランディアⅡ 4F
03-6228-6970

『四川担担麺1841』 クリーミーなゴマダレとマイルドな辛味の辣油 上品な味わいでいただく汁なし担担麺

早いもので東急プラザ銀座も開業から三周年
セールをやっているようでもありますので、吸い込まれるようにふらっと覗いてみることにいたします








ついでにお昼をいただいちゃいましょうと…
開業当初からある『四川担担麺1841』ってお店へ初めてお邪魔させていただきます
『御膳房』や『百菜百味』と言った中華料理店を展開する会社の系列店であるようで、店名にある1841とは四川担担麺が誕生した年であるのだとか…
バーのようにも思える雰囲気があるお店のカウンター席をいただきますと、そこには見慣れないペンが置かれていまして…
先客の忘れ物かと思ったそのペンでメニューをタッチすることでオーダーができるのだとか
時代は変わってますね







そんな慣れないシステムに戸惑いながら、オーダーしたのは「汁なし担担麺」と「辛味ワンタン」
トゥルントゥルンな舌ざわりが魅惑のワンタンにはムチっとした食感が楽しめる豚肉の餡が包まれていまして…
その喉ごしも滑らかであります
そして…
甘くクリーミーなゴマだれ
サクッと歯ざわりを加えるナッツ
そしてそれらをまとめるようなマイルドな辛味の辣油
と、〝四川〟ということから勝手に期待した辛さや痺れはありませんが上品なおいしさを楽しむことができる汁なし担担麺でありました



【四川担担麺1841】
東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座10F
03-6264-5385

『菜香苑』 銀座ランチの穴場 入り口はちょっと入りづらくとも店内は落ち着ける雰囲気でリーズナブル

目覚めるとどんよりとした雨模様
長時間降り続くことは無いもののお昼どきには強い雨が降るとの予報でありますし、強い南風が吹くことから丈夫な傘がお勧めだとの言葉を信じて…
いつもの折り畳みではなく大きな傘を持ってランチへ出掛けたのでありますが、それを日傘代わりにしたくなるほどに強い陽射しとなりました






そんな中、目的としたお店がお休みであったために歌舞伎座近くまでダラダラと歩きまして…
昭和通りに面する『菜香苑』へお邪魔させていただくことにいたします
間口が狭い階段を降りた地下にお店があることから些か入りづらさを感じるのでありますが、その店内は思いのほかゆったりとしていますし、シックな店作りであることから居心地は悪くなく…
祝日ではありますがネクタイをしたビジネスマンや制服を着た女性客のグループがいたりと、近隣にお勤めの方のは人気があるようですね



お昼には定番の麺ランチのほか週替わりで提供される4種の定食メニューが用意されていまして…
それ以外のお料理は提供していないとのことでしたが、チャーハンが食べたいのだけどとワガママを言ってみたところ、麺セットに半チャーハンがあるから「五目チャーハン」で良ければお作りいたしますとのやさしいお言葉をいただくことができました
たっぷりなチャーシューとプリッとした大きめの海老が2尾と贅沢でありますし、卵でコーティングされたご飯もパラパラで…
玉ねぎの甘みと程よい塩味でおいしくいただくことができたものが、なんと580円
これは驚きであります



そしてもう一品
週替わりの定食メニューで気になった「ホタテと玉子の炒め」をいただきます
フワッフワな玉子と10個とは言わないほどの小柱がゴロゴロと…
塩餡でいただくのですが、これがまた程よいお味で小柱との相性もバッチリであります
色合いのためにネギなど緑色のものがトッピングされていますと見た目にもおいしくいただけたかもしれませんね



【菜香苑】
東京都中央区銀座3-11-16 VORT銀座イーストB1F
03-6264-3677

『博多もつ鍋 やまや』 ふっくらジューシー 肉厚な鶏のから揚げと好きなだけいただくことができる明太子

お昼どきにはいつも長い行列を作っている『博多もつ鍋 やまや』
辛子明太子の食べ放題が大きな集客力になっていることに間違いはないのでしょうが、そこだけを模倣したお店は長く続いていないのが現実でありまして…








お昼の営業終了間近であったため席待ちの先客はふたりだけでありましたので、こんなチャンスを逃す手はないと、その後ろに並ぶことにいたします
5分も待つことなく、前会計を済ませ案内していただいたカウンター席はとてもゆったりと造られていますので抵抗感なく掛けることができるものでありまして…
そんな空間の魅力もあってか、唐揚げやしょうが焼き、それに福岡の郷土料理であるがめ煮と、特別にヘルシーさを感じるお料理ではないのですが女性一人で来店されている方もたくさんいらっしゃいます





いただいた「鶏の唐揚げ明太風味定食」
40mm角ほどの大きな唐揚げがゴロゴロっと5つも盛られるボリュームはさておいて、ほんのりと香る明太子の風味に食が進みますし、カリッと揚がっていながらも中は肉厚であるが故のにじみ出るような肉汁がとってもジューシーなのでありまして…
添えられるみずみずしいキャベツとともにおいしくいただくことができるのであります



そして〝お好きなだけどうぞ！〟とある、辛子明太子とからし高菜
これらも上品な有田焼であろう器に綺麗に盛られていまして…
その丁寧さや清潔感があってこそ女性のお客さまにも人気なのでありましょう



【博多もつ鍋 やまや】
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグランB1F
03-5204-0808

『万福食堂』 1972年創業 昼は定食、夜は居酒屋 50年近く愛され続けるお店でいただく皿うどん

豊洲に戻ったのが14:00近く
この時間にやっているお店となると、かなり選択の幅が狭められてしまうのでありまして…
ららぽーとの中にあるお店のどこかにしようか、それともビバホームにあるラーメン店にしようかと考えを巡らせます






そこで思い出したのが『万福』
お昼どきには「豚肉生姜焼き定食」「エビチリ定食」などといった定番から、壁面に貼られる「えびフライとあじフライ定食」「まぐろフライといかフライ定食」などなど、40品ほどの定食が提供されていまして…
そのほとんどがキチンと手作りされたものでありながらも800円ほどでいただけるというお値打ち感で近くのビジネスパーソンに大人気なのであります



そんな定食メニューにも惹かれるところではありますが、本場長崎から直送される麺を使った「ちゃんぽん」や「皿うどん」も捨てがたく…
散々迷った挙句「皿うどん」をいただくことといたします
パリッパリの麺に乗せられる餡には豚肉のほか、海老、イカ、あさりと言った魚介と白菜、たけのこ、にんじん、しめじ、もやしなどたっぷりな野菜が使われていまして…
だんだんとしんなりとしてくる麺の変化を楽しみながらいただくことができるのであります



豊洲市場に足を運んで仕入れるお魚や天然ものにこだわる海老など、リーズナブルに提供していながらも妥協することのない商品を提供することで永くお客さまに愛されているのだと確信いたします



【万福食堂】
東京都江東区豊洲5-5-1 豊洲シエルタワー1F
03-3536-0129

『ころしのカレー』 激辛カレーは甘みの後に辛さが追いかけてくる濃厚激旨カレーでありました

1989年 福岡市早良区に『リトルインディアン』として開業されたこちらのお店
女性客にもたくさん来て欲しいと開発した甘口のカレーに「女ころしのカレー」と名付けたことが話題となって…
〝女〟の文字は外されていますが、いつの間にやら店名までもが『ころしのカレー』となったようですね






2006年に二日市へと移転されたというお店は西鉄二日市駅の西口を出て3分ほど
線路沿いに走る〝にしてつ通り〟とは名ばかりの細い通りを久留米方面へと歩いたところにあります
開店時間の10分ほど前に着いたため一番乗りでありましたが、オープンするや否や次々とお客さまが来られまして…
20席ほどの小さなお店は程なく満席に近い状況となりましたし、隣のお店との壁を抜いて増席されたエリアにもお客さまが入っておられることから人気店であることが窺えます







7段階の辛さを選ぶことができるとのことで…
店名の元ともなった甘口をいただこうかとも思ったのですが…
甘口なカレーは苦手だと激辛をチョイス
トッピングはトンカツとのチョイスに迷いながらも、店内に貼られた看板にある〝カレー&ハンバーグ〟とのコピーに惹かれハンバーグをいただくことにいたします
並と大盛との間であるやや盛をお願いしたのですが、提供されたお皿を見てびっくり
お皿一面に敷かれたご飯にたっぷりのカレーがかけられているではないですか
カレーは大阪にある『インディアンカレー』の味を参考にしているとあって、まず甘味が広がるのですが…
後から追いかけてくる辛味はたしかに激辛でありまして、食べ進めるとともに舌先に痛みを感じ始めます
とはいえ額から汗が吹き出るほどではなく、おいしくいただきました
プラス200円でトッピングできるハンバーグではありますが、しっとりとした柔らかさを感じることができ…
手作りであろうおいしさを楽しむことができました



お水やおしぼりはセルフサービスとのことでありますが、冷水だけでなくウーロン茶や麦茶が用意されていますし、福神漬けやらっきょうなどもいただけるなど充実したものでありました



【ころしのカレー】
福岡県筑紫野市二日市中央4-12-5
092-928-0180

『吉屋うどん』 昆布と鯖節、いりこなどでとられたお出汁は旨味だけでなく香りもすばらしい

ラーメンだけではなくうどん文化もある福岡
強いコシがある讃岐とは異なり、ムチっとした伸びがあるのが特徴でありまして…
お昼どきだけでなく、飲んだ後のシメににもうどんを食す方も多いことから24時間営業のうどん店があるほどに生活に密着しているのであります






ということで、ラーメン店に勝るとも劣らないほどうどん店がありますし、一説ではうどん発祥の地だとのことでありまして…
そんな中でも一際おいしいお店が久留米にあるからと誘われお邪魔してみることにいたします
20台が停められるか否かというほどの小いさな駐車場は満車であるにもかかわらず次から次へと車が入って来ますし、暖簾を潜った先には席待ちのお客さまが溜まっていたのであります







10分ほどで席をいただき、お願いした商品はちくわ天うどんとかしわのおにぎり
もっともシンプルな〝かけうどん〟は210円で提供されていますし、おにぎりは入り口近くに置かれた作り置きされたものをセルフでいただくとのことから安いだけがウリになっているでないかと心配になったのでありますが…
続々とお客さまが来ることから揚げたてであったちくわ天は熱々でおいしいものでありますし、太めのうどんは期待を裏切らない伸びがあるものであります
これだけでも十分にお値段以上の満足感があるのですが、お出汁をひと口いただきますと思わず「旨っ」と心の声が漏れそうなほどでありまして…
昆布と鯖節、いりこなどでとられたお出汁は旨味だけでなく香りもすばらしく、人気店であることも頷けます



【吉屋うどん】
福岡県久留米市荒木町藤田1117-1
0942-26-0284