今日は鹿児島
ひと昔前であれば博多から鹿児島への移動には半日ほどを要していたのでありますが、九州新幹線が開通した今となっては90分ほどで移動できてしまう身近な町でありますね
業界関係者100名ほどがあつまる交流会でお邪魔するのは『焼肉なべしま』
100名を超える人数にも対応できる宴会場を備えているということも選択肢の一つなのでしょうが、それだけの大箱でありながらも本当においしいお肉を提供していただけるってことが、ワタシとしてはありがたいことでありまして…
先ずはテーブルにセットされていたお料理の数々
チャプチェやナムルなどの定番に加えて、他ではあまりいただくことが出来ないであろうハチノスの燻製や郷土色を感じるボンタンが乗せられれたサラダが提供されるなど、お店側の“お・も・て・な・し”をも感じることが出来ます
そしてキムチ
これまた、九州を代表する焼物である古伊万里の器に盛られるというおもてなしを受けて気分も揚々
アルバイトさんではあると思うのですが、スタッフの方にこの器について尋ねてみたのだけど、この器が古伊万里であることは知らなかったようで…
折角のおもてなしなのですから、器についてもちょっと触れる話などがあれば一層すばらしかったのにと残念に思います
いよいよメインとなるお肉が登場いたしまして…
まず始めは黒毛和牛の網切カルビ
お肉の両面から包丁を入れ、それを伸ばすと網のようになることから名付けられた商品でありまして…
豪快に焼いてハサミで切り分けながらいただきます
続いてはタン塩と赤鶏の砂ずり
タン元のおいしいところだけが使われる上塩タンの素晴らしさは言うまでも無いのですが、あまり好まないワタシでもおいしくいただける砂ずりの新鮮さにはビックリでありまして…
コリコリの食感をしっかりと堪能いたしました
そして、ヒレ、ロース、イチボの盛り合わせ
お口の中でとろけてしまいそうなロースは絶品でありますし、ヒレの柔らかい食感は高級ステーキ屋さんでいただいているかのようであります
ご飯をお持ちしましょうかと食事の途中にサジェッションをいただいていたのですが、その意味がここにきてようやくわかりました
と言いますのはこのご飯が驚くほどにおいしいのでありまして、自信があるモノだからこそキチンとお客さまにお勧めする
そんなことが浸透しているんでしょうね
鹿児島を拠点に九州一円に60店ほどの店舗を構えていながらも、提供するお肉は各店で手切りすることにこだわり続けているそうで…
おいしいものを提供するためとはいえ、このこだわりには頭が下がります
【焼肉なべしま】
鹿児島県鹿児島市与次郎1-9-53
099-255-8929