朝から降り続くしとしと雨の影響もあってか、日中になっても気温が上がることはなく…
10月にこれほどに冷え込んだのは46年ぶりであるそうですね
で、次の予定のために築地から有楽町へと移動するのですが、その前に何か温かいもので腹ごしらえをすることにいたします
向かったのは『京うどん きつね庵』
雑居ビルの二階にある小さなお店ではありますが、お昼時には階段の下にまで列が伸びるほどの人気店であるようで…
これまでも気になりながら、お邪魔することができなかったのであります
いただくのは「お揚げさんを味わう特製きつね」
お揚げさんの素材をそのままでと記されたコメントに何かこだわりみたいなものを感じたんですよね
刻んだお揚げを乗せるのが京都風だとのことで、大判のまま乗せられる大阪のきつねうどんとは異なるスタイルであります
何でも舞妓さんのおちょぼ口でも食べやすくしてあるとの説もあるようですね
プラス300円いただくことができるランチセットには、日替わりのおばんざいとサラダ、それに自家製だというちりめん山椒ご飯が付いていて…
今日のおばんざいとして提供された白菜の煮びたし(?)ではしっかりととられたあご出汁に白菜の旨みが溶け込んだおいしさに驚かされますし、メインとなるおうどんのおつゆも出汁のおいしさが光るものであります
残念に思うのは大釜ではなく、テボを使って茹でられたうどんでありまして…
大量のお湯の中で対流させながら茹でられるうどんのおいしさではないんですよね
小さなお店であることで物理的に許されないのかも知れませんが、専門店である以上そこにはこだわって欲しいと思ってしまいました
【銀座 京うどん きつね庵】
東京都中央区銀座3-8-13 光生ビル2F
03-6264-4715