八重洲での所用を終えて…
この時間ならまだランチに間に合うと人形町まで歩き、戦後間もない頃にオープンした老舗『洋食 キラク』を訪ねます
多くの洋食店がある人形町にあってその御三家のひとつに数えられ留守お店であるのですが、先代がお亡くなりになられた際にはお家騒動もあって…
その後、お邪魔することもなかったのでありますが久しぶりに年季が入った引き戸を開けてみることにしたのであります
きれいに手入れされた白木のカウンター席だけの小さなお店ではありますが、目の前で一品一品を丁寧に調理される姿にもおいしさを感じていたのですが…
便箋に手書きされたメニューからはおいしさを感じることがありませんし、やっつけのような印象さえ受けるのであります
そんなメニューに書かれるのは名物であるビーフカツのほか、豚ロースカツやお昼にだけ提供されるハンバーグなど6品ほどでありまして…
今日は迷うことなく「ポークソテー」をいただくこととしたのですが、フライパンにお肉を乗せたかと思うとすぐに蓋をされ、その焼き加減を確認されるために何度も蓋を開ける姿に“プロ”を感じることができず残念に思えていたのですが…
山盛りのキャベツとマカロニサラダを伴い提供されたお肉は厚みがあるにもかかわらず柔らかでありましたし、バター醤油系のソースはちょっと濃いめに感じますがご飯との相性がよくおいしくいただくことができました
【洋食 キラク】
東京都中央区日本橋人形町2-6-6
03-3666-6555
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