寒い季節になると食べたくなるお料理がありまして…
明日の仕事を前に、それをいただくために前泊することといたします
しかしそれを提供してくれるお店は開店時間である16:00を並んで待つお客さまがいるほどの人気であることから、同席していただける社長さまにわがままを言わせていただいたところ、その時間を前に並んでいただけることとなったのであります
豊橋駅からタクシーに乗って10分弱
住宅街の中で創業されて約100年 豊橋三大居酒屋のひとつと称されるほどの名店『福島屋』が目的のお店でありまして…
かつては先代から引き継いだ年配のオヤジが多かったのですが、数年前に改装されてからは新しいお客さまも増えて来たようですね
さてそんなお店で提供されるのは、大将の目利きで仕入れるお魚の数々でありまして…
その日お眼鏡に適ったものが札に書かれているのですが、新鮮なお魚を提供するために、その日に売り切る分しか仕入れないことから遅い時間に行くとほとんどの札が裏返っているのであります
お値段は時価とのことでありますが、お財布に優しいお店でありますので心配することなく注文することができます
ということで…
取り急ぎ、ピリッと辛みがある生姜が乗せられた「ゆでダコ」と、程よい酸味の酢味噌がおいしさの決め手である「ぬた」をいただきながら、酔いが回らないうちにとビジネスの話を進めます
細かなパン粉をまとった「キスのフライ」はキレイな油で揚げられていることでサクッとした食感を楽しむことができますし、ビックリするほどにふっくらと揚げられていますし…
「アナゴの煮付け」に至っては、柔らかく煮付けられていることは元より、飲みたくなるほどにおいしい煮汁には大将の腕の良さを感じますね
そして今日の目的でもある「湯豆腐」
古くからのお付き合いがあるお豆腐屋さんのものでは無いとこのおいしさが出せないとこだわっているために限定数での提供となっているらしく、早い時間に品切れしてしまうことから、これを目的に早い時間を狙ってやって来るお客さまも多いのだとか
それほどに人気となっている湯豆腐は、多くのお店が提供するような昆布出汁にお豆腐と白菜を入れただけのものとは全く異なり、タレの上に乗せられたお豆腐に注文が入ってから摩り下ろす山芋がたっぷりとかけられていまして…
タレが全体に行き渡るようにそこから混ぜていただくのですが、トゥルンとしたお豆腐と粘りある山芋の舌ざわりが魅力的なのであります
【福島屋】
愛知県豊橋市北島町北島44
0532-52-7439
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