暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

京都での出会い 2

2007-04-25 08:02:11 | クラフト
          陶芸交流会のお話 

陶芸交流会の参加者は、30名あまり。京都・大阪・奈良・滋賀・兵庫などの関西圏だけでなく、

東京・千葉・岡山・広島からの参加者もいらっしゃいました。

清水焼団地の関係者の方々、座談会のパネラーを含めると、約50名弱の会となりました。

定年後ご夫婦でやきものをされている方。(ご夫婦参加は3組)

信楽の穴窯だけに絞って作品を作られているサラリーマン陶芸家の方。

2度の癌と闘いながら、やきものに生きがいを見つけられている主婦の方。

大阪湾の海底粘土で作る、やきもののグル-プに参加されている方。

前衛絵画のような色を出したいと奮闘されている方。

元首相の細川護熙さん(湯河原に工房がある)のお仲間で、茶道具だけを作られている方。

母親の介護の合間を縫って作陶し、とんぼ返りで会に参加された方。

陶芸を始めた奥様に刺激されて作陶を開始して以来、すべての作品にシリアルナンバーをつけ、

土の種類・成形時の大きさと重量・乾燥時の大きさ・素焼き後の大きさ・釉薬などの装飾の過程

焼成時の大きさと重量・釉薬の状態などなど、すべてのデーターを記録し、

現在1500を超える作品を作られた方。

住んでいる地域はもちろんのこと、性別・年齢・陶芸暦など十人十色、千差万別。

けれど「やきものが好き」という共通項でつながった方達の話は、どれも楽しく、

興味深く、勉強と刺激にあふれたものでした。


 今回器に盛る料理を作られた、料理長をはじめとするスタッフの方々もすばらしく、

美味しい料理を出血大サービスしてくれただけでなく、器に対する考え方を熱く語られ、

「次回は皆さんの器に、ぜひ料理を盛ってみたい」とまで言って下さいました。


  韃靼蕎麦の手打ちコーナーもありました。
                     そうめんのように細い絹打ちの蕎麦は、超美味


 今後は、会員相互の情報交換のほか、美術館や窯元・作家工房訪問など、

いろいろな企画を考えているそうで、とても楽しみです。

今回のお誘い、思い切って参加してみて本当に良かった。

何事も、アクションを起こしてみるって大切ですね。

もし興味のある方がいらっしゃいましたら、

 工房・暮楽花人  までお問い合わせくださいね。