





先日、活字文化推進会議主催の


講師は「女たちのジハード」で直木賞を受賞された、人気作家


会場は青山学院大学のホールでした。


友人からもらった聴講券を手に会場に入ると、若い学生や同年輩の女性だけでなく、
かなり高齢の皆さんも多く、男女の比率も同じくらいでした。
会場のホールは礼拝堂でもあるようで、座席の前の背もたれには、聖書や讃美歌の本が入っています。
壇上には、白いパンツスーツに身を包んだ篠田さん。(モデルのように素敵でした)

青山学院大学教授、島田順好先生。そしてそのゼミの学生10名くらい。
青山学院大学、伊藤定良学長のご挨拶の後、篠田さんが提供された資料の小説の一部を
学生が朗読し、篠田さんから質問が出され、学生達や会場の参加者が答える
という形で進行しました。
朗読されたのは、今流行の携帯小説から、日本の人気作家の短編や、海外のベストセラーまでさまざま。
授業が進むにつれて、小説の魅力や可能性。読む側の力量などについて
考えさせられるという指向でした。
久しぶりの学生気分にひれたことと、たくさんの好奇心溢れる先輩方を目にしたことは、
とても刺激になりました。
これからは、団塊の世代のリタイヤも増えて、このような企画が
あちこちで開催されるようになるかもしれませんね。
若い頃は本気になれなかった事も、今頃になって興味がわき、
もう一度勉強したいと思っている方も多いようです。
本格的に勉強を始めるのは勇気が要りますが、今回のような聴講は、
とても気軽に参加できます。しかも無料でした。

向学心のウォーミングアップには、最適かもしれません。
