工房八重の部屋

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涼やかな半夏生が健仁寺の塔頭、両足院で見ごろでした

2009年07月04日 | Weblog
半夏生(ハンゲショウ)が健仁寺の塔頭、両足院で見頃と、京都新聞の記事

や gottuan7のブログで知り、5日までの特別公開なので、3日に行く事に!!

両足院は650年前に建仁寺35世龍山禅師により創建された、

建仁寺の塔頭寺院です。

入り口の庭は白砂と唐門が優美な唐門前庭で、禅のお寺は清涼とした美しさ

があります。池泉回遊式の庭園に涼やかな白い葉の半夏生が見ごろをむかえて

いました。2つの茶室が池の左手にあり、お薄とお菓子を入り口で申し込むと

500円でいただけます。

半夏生は葉の一部が白くなった、ドクダミ科の多年草で、白くなった葉は

まるで、花のように見えます。

半夏生(ハンゲショウ)の名は

1)夏至から11日目の「半夏生」に花を咲かせる。

2)葉の表面だけ白く変化する。

からともいわれています。

祇園もすぐの建仁寺の境内の中で、清らかな半夏生に色どられた

庭は静かで、まさに禅寺にふさわしい、清涼の庭でした。


案内の看板


入り口にある、唐門前庭


書院前庭の入り口


2つのお茶室が池の北側にあり、お薄とお菓子がいただけます


池泉式回遊庭園になっています


静寂な書院前庭 近くに祇園などの繁華街があるとは思えません。


半夏生は葉の一部が白く変化したドクダミ科の多年草


半夏生が庭に清らかでさわやかな印象を与えている


坪庭には井戸があり、白砂と苔と燈篭が絶妙なバランスでした。