工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

南禅寺、国宝方丈と方丈庭園は素晴らしい!

2009年07月14日 | Weblog
南禅寺は近くなので、紅葉を観に行ったり、とおなじみの寺なのですが、

方丈と方丈庭園に始めて行きました。方丈庭園は小堀遠州の作庭で名園として

知られています。方丈は豊臣秀吉が建造寄進した御所の清涼殿を1611年

拝領移建したものと言われ、優美品格があり、方丈の縁側に座って、

東山借景をバックにした、枯山水の庭を眺めると、時間たつの忘れてしまいそう!

方丈の各部屋のふすま絵は狩野元信、永徳、探幽などの傑作の絵で、

これだけのふすま絵が観られるのに感激であったが、小窓から部屋のぞいても

部屋が暗いので、よくはっきりと、観られないのが、残念!!

内部の建物は渡り廊下でつながれており、庭園は5~6はあり、それぞれが

趣があり、庭が堪能出来ました。京都に住むと、いつでも行けると思い

観光客の行く名所には行かないので、始めて行く寺も多く、東京の友人の方が

くわしいので、次に、京都を訪れる時は、私が説明出来るようになってみたい!


本坊、方丈への玄関 観光客は右手にある入り口から入る


本坊の部屋


本坊から見た小堀遠州作庭の枯山水の方丈庭園


方丈は御所にあった清涼殿を移築したものなので、品格あり、優美です


方丈庭園は「虎の児渡し」とも呼ばれている、大な庭石を母虎、小さな石を
子虎にみたて、波紋に白砂は川で、虎が川を渡っている様子の庭とのことです。


方丈の縁側から、緑の東山を借景にした名園の庭を見て、のんびりとくつろぐ


方丈の左甚五郎作の虎の鴨居


子方丈庭園  清涼殿の方丈に接続された小方丈の庭園


六道庭 龍渕閣などの建物は渡り廊下でつながれて、庭が点在している


茶室と庭園 


南禅寺垣と茶室 


南禅寺垣と庭園


中庭