おはようございます。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
雪、積もりましたねー!
昨夜除雪をしたのにもう長靴の丈位は積もってました。
この連休中は屋根の雪下ろしをする方も多いのではないでしょうか?
さて、昨日の続き…
「古舘製麺所」を後にして向ったのは「
尾田川農園」。
軽米の雑穀生産・加工・販売のパイオニアです。
到着した時間辺りには陽も陰り、大分冷え込んできました。

▲もう夕刻間近に到着
尾田川さんからお話しを伺うなり、「今日は大分緩んだね」という挨拶。
いつもより気温が高いということですが、私にはちょっと寒いし、外の路面も凍り始めています。
昨日は何とマイナス15℃!!!
ここ軽米は冬ばかりでなく、夏も「やませ」の影響で気温が低く、夏でも15℃位の気温に落ち込むこともあって、米を含む様々な農業作物の生産に向かない土地とのことでした。
また、山が折り重なっていて平地が少ない土地という事で、「秋田の開けた水田地帯を見ると羨ましいし、悔しい気持ちもある」と尾田川さん。
その軽米の弱点を噛み締めながら、一方でこの地この風土ならでは農業があるはずだと挑戦してきたのが「雑穀」です。
ひえ、あわ、きび、たかきびなど、古くからこの地で作られてきた雑穀を生産することに取り組んできた尾田川さんは、雑穀王国軽米でアマランサスの生産に取り組んだパイオニアでもあります。
そんな雑穀の一大生産地である軽米も寒冷な気候の中では中々収量が上がらないとのこと。
収量の少なさを補う上で 付加価値を付けるべく取り組んでいることの一つは無農薬栽培であること。
夏でも寒いという事は、害虫が少ないという事でもあります。
その自然のありようを強みにし、雑穀のユーザーである健康志向の顧客へ強くアピールしています。
そしてもう一つは加工に取り組んでいること。
それが「サクサク有機玄米と雑穀」、「サクサク有機玄米と黒米・赤米」そして「サクサク有機玄米とはと麦」の3つのポン菓子チップスです。

▲これが「雑穀」と「はと麦」

▲雑穀への想いを語る尾田川さん
試食させて頂きましたが、砂糖などの調味料は一切使っていない、自然な甘みと優しい食感。
何個でも食べちゃう飽きのこないスナックです。
この商品は食材としてシェフ達の評価も高いそうで、ディップなどをのせるのはもちろんのこと、スープにいれたり、お料理に添えたり、様々な使い様がありそうです。
現在、加工場を改築し、設備も加えたとのことでいよいよ本格的に生産と販売を進めていく尾田川農園さん。
「俺はここまで30年かかってしまった、でもまだやりたい事があるんですよ」とのこと。
それは何かとお聞きすると「『雑穀ランド』というテーマパークみたいなのを作りたい」
夢を追う人は必ずそれを実現する、そんな気がします。
★★★★★
6年目を記念し、そしてこれからの皆様とのご交誼を祈念しティーパーティを開催します。
紅玉開店6周年記念 ティーパーティ
2014年 1月25・26日
16:00~18:00
当店のスィーツはもとより、ドリンクや軽食も楽しんで頂けます。
会費はお一人様¥2000
例年お楽しみのエンターテイメントも!
お申込はメールまたはお電話で。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
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