おはようございます。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
横手の積雪150センチを越えました!
昨日は鉄道止まったし、高速道路も閉鎖。
配達も渋滞でなかなか前へ進みませんでした。
冬将軍様、落ち着いてください~。
さて、昨日の続き…
「尾田川農園」さんを辞して、その日は生産地訪問終了。
お宿は座敷ワラシで有名な金田一温泉へ。

▲「侍の湯 おぼない」

▲藩政時代からの由緒ある温泉

▲ロビーにはライオンと

▲虎の剥製がお出迎え

▲ひな人形も飾られていました
晩は本日アテンドして下さった皆さんと一杯やりながら色々と話をし、温泉にじっくり入って布団へ潜り込む。
外の気温は氷点下ですが、身体は温泉でポカポカです。
座敷ワラシは出たのか出なかったのか分からない位、次の日の朝までぐっすり。
翌朝もひとっ風呂浴びて、二戸にある岩手県の二戸地域振興センターへ。

▲「九戸政実 東北に起つ」

▲浄法寺の漆の樹がロビーに展示されています
この日はセンターで商談をさせて頂きました。
最初いらしたのは「桑畑再生組合」の田家亘さん。
お持ち頂いたのは「山桑茶」という名の桑の葉のお茶です。
田家さんは老舗呉服屋の跡取り息子。
その着物の原料となる絹を地域で作れないかということから、かつて盛んだった養蚕に関心を持ち、耕作放棄地となっている桑畑の再生に取り組み始めたのが5年前。

▲田家さんは35才という若さ!
実は桑の葉はカルシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルが豊富。
古来中国でも「神仙茶」として珍重されていたそうで、高血圧や高血糖などへ良いそうです。

▲山桑茶は茶葉と粉末があります

▲早速試飲。
味に苦みやクセがなく、非常に呑みやすいお茶です。
田家さんは「麦茶の様に家族皆で呑んで欲しい」とおっしゃっていましたが、正にピッタリのお茶です。
田家さんの静かなしかし内に秘めた熱い想いは素晴らしいですね。
その次に商談にこられたのは「
萬博堂」さん。
奥中山高原でカシスの生産と加工に取り組んでおられる会社です。
カシスの生産は青森が有名ですが、ここ岩手でも生産に取り組んでいます。
特色は様々な加工に取り組んで製品化していること。
「有限会社 萬博堂」企画開発担当の沼井さんとお話しさせて頂きました。

▲カシスを使った様々な商品をお持ち下さいました

▲コンフィチュール、ジュース、ソースにドレッシング

▲カシスの氷結果実
カシスは北欧やニュージーランドに生育している「黒すぐり」と呼ばれる植物の実。
生果はブルーベリー位の大きさで、酸味が強く、後味に微かな渋みがあります。
冷涼な地域での栽培に向くということから、5年くらい前より生産に取り組んでいるとのこと。
農薬無使用の栽培にこだわり、苦労を重ねながら現在収量約1トンまで増やしました。
生果は主にジェラートの原料として出荷している他、様々な商品を沼井さんが主となって開発しているとのことです。
この果実は酸味がキツいので、どのような活かし方が一番あっているか試行錯誤しながら作り上げているそうです。
私としてはりんごと合わせて低温真空濃縮した「コンフィチュール」が美味しく感じられました。
お砂糖もてん菜糖を使っていたりして、こだわりを感じます。
青森の「ジョミ」といい、このカシスといい、木の実は面白いものが多いですね。
午前中の商談会を終え、次なる訪問地が北岩手最後の商談場所となります…
★★★★★
6年目を記念し、そしてこれからの皆様とのご交誼を祈念しティーパーティを開催します。
紅玉開店6周年記念 ティーパーティ
2014年 1月25・26日
16:00~18:00
当店のスィーツはもとより、ドリンクや軽食も楽しんで頂けます。
会費はお一人様¥2000
例年お楽しみのエンターテイメントも!
お申込はメールまたはお電話で。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
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