こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
昨日までの冬日とはうって変わって、今日は肌寒いものの、晴天に恵まれている秋田県南部です。
あの大震災のあたりは大変な寒さで雪でした。
大停電の最中、非常に厳しい寒さの中でヒーターやエアコンは役に立ず、灯油ストーブがとても役に立ちました。
お店の中でも、灯油ストーブを出して、暖房としてはもちろん、調理用の熱源としても重宝しました。
食材は地元の農家さんが、ガソリンの不自由な中、運んできてくれました。
翌々日停電が回復し、テレビを付けたときのショックは、書き表す事などで来ません。
被害を受けたところの中には、ご縁があって何度か訪れた事のある市町村の名前がありました。
特に陸前高田は、私の参加している勉強会の仲間が多くいるところで、そこが壊滅的な被害を受けているとの報に接し、更に水浸しの中で見渡す限りの瓦礫が続く光景を見たとき、仲間達は生き延びただろうかと心配しました。
その人達の消息が分かり始めたのは半月近く経ってからだったと思います。
仲間のほとんどが助かったものの、2名の犠牲者が出てしまいました。
一人は消防団員として職に殉じ、もう一人は一旦避難したものの、会社が心配で社屋に戻ったところを津波が直撃しました。
5月に入ってその陸前高田を訪れたときに、圧倒的な破壊を前にして声も出ませんでした。
全てがなくなった荒涼とした街と、その街のところどころに瓦礫の山と廃車の列。
何もかも奪いさられた様に思った中で、しかし、地域の中小企業の経営者は動き始めていました。
あるものは、お得意先の安否を把握しながら生活物資を届け、あるものは、自社の敷地を自衛隊、消防、警察などの基地として差し出し、あるものは仮説商店街を立ち上げていました。
そんな困難に不撓不屈の想いで立ち向かう姿と、自分自身の姿を重ねたとき、私もまた動き始めなくてはと思ったものでした。
私たちがこの困難な時代に生まれ、地域に密着して生きる小さな企業の経営者として存在していることに、はっきりとした使命感と誇りを感じました。
陸前高田を訪問して、一層心に残った光景があります。
それは、被災地にありながら田植えを行っている農家の姿です。
ガレキと泥に埋もれた被災地の傍らで見せつけられた不屈の百姓魂。
この地に根差して生きる人の逞しさに心打たれました。
そしてこの光景は、今も私が事ある毎に思い出します。
★★★★★
2・3月の月・木曜日は5時閉店(ラストオーダー3時)です。
★★★★★
りんごの焼菓子の季節です!
★★★★★
facebookページも更新中!
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
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秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
昨日までの冬日とはうって変わって、今日は肌寒いものの、晴天に恵まれている秋田県南部です。
あの大震災のあたりは大変な寒さで雪でした。
大停電の最中、非常に厳しい寒さの中でヒーターやエアコンは役に立ず、灯油ストーブがとても役に立ちました。
お店の中でも、灯油ストーブを出して、暖房としてはもちろん、調理用の熱源としても重宝しました。
食材は地元の農家さんが、ガソリンの不自由な中、運んできてくれました。
翌々日停電が回復し、テレビを付けたときのショックは、書き表す事などで来ません。
被害を受けたところの中には、ご縁があって何度か訪れた事のある市町村の名前がありました。
特に陸前高田は、私の参加している勉強会の仲間が多くいるところで、そこが壊滅的な被害を受けているとの報に接し、更に水浸しの中で見渡す限りの瓦礫が続く光景を見たとき、仲間達は生き延びただろうかと心配しました。
その人達の消息が分かり始めたのは半月近く経ってからだったと思います。
仲間のほとんどが助かったものの、2名の犠牲者が出てしまいました。
一人は消防団員として職に殉じ、もう一人は一旦避難したものの、会社が心配で社屋に戻ったところを津波が直撃しました。
5月に入ってその陸前高田を訪れたときに、圧倒的な破壊を前にして声も出ませんでした。
全てがなくなった荒涼とした街と、その街のところどころに瓦礫の山と廃車の列。
何もかも奪いさられた様に思った中で、しかし、地域の中小企業の経営者は動き始めていました。
あるものは、お得意先の安否を把握しながら生活物資を届け、あるものは、自社の敷地を自衛隊、消防、警察などの基地として差し出し、あるものは仮説商店街を立ち上げていました。
そんな困難に不撓不屈の想いで立ち向かう姿と、自分自身の姿を重ねたとき、私もまた動き始めなくてはと思ったものでした。
私たちがこの困難な時代に生まれ、地域に密着して生きる小さな企業の経営者として存在していることに、はっきりとした使命感と誇りを感じました。
陸前高田を訪問して、一層心に残った光景があります。
それは、被災地にありながら田植えを行っている農家の姿です。
ガレキと泥に埋もれた被災地の傍らで見せつけられた不屈の百姓魂。
この地に根差して生きる人の逞しさに心打たれました。
そしてこの光景は、今も私が事ある毎に思い出します。
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2・3月の月・木曜日は5時閉店(ラストオーダー3時)です。
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