北朝鮮が国際世論や国連の制裁決議を無視して、テロや金正恩党委員長の異母兄弟の殺害、そして度重なる核実験や弾道ミサイルの発射まで平気で行うという、愚かな暴挙を行い続けています。
このような狂気にかられた国家や集団には、国防力で対抗する以外の方法など、あろうはずがありません!!
幸い、日米同盟は安倍首相とトランプ大統領との個人的な信頼関係の構築もあり、深化し続けています。
5月16日15時37分にロイターが「北朝鮮の行動、日米同盟・日米韓協力の重要性を裏付け=米太平洋軍司令官」の題で次のように伝えました。
『[東京 16日 ロイター] - 来日中のハリス米太平洋軍司令官は16日、北朝鮮の度重なるミサイル発射は、日米同盟および日米韓3カ国の協力が重要なことを裏付けているとの認識を示した。
ハリス司令官は「北朝鮮の行動は容認できない」と述べ「それは米日同盟だけでなく米日韓3カ国の協力の重要性を裏付ける」と述べた。』
一方、5月16日に防衛省が公表したところでは、5月14日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、5月16日に稲田防衛大臣は記者会見で次のように述べました。
『(前略)
Q:北朝鮮の核・ミサイル開発がスピード感を持って増す中で、今後、政府予備費を使って早急にミサイル防衛システムを構築すべきという意見もあります。今後のスケジュール感について大臣の考えをお願いします。
A:昨日も委員会等でそういった質問があり、例えば、中期防を前倒しにすべきであるとか、BMD体制をしっかりと早く構築すべきであるとか、新たな装備品について早く検討を進めるべきだとか、様々な意見もございます。そういったことも含め、どうすれば今の状況の中で万全を期すことができるのか、しっかりと検討していきたいと考えております。
(中略)
Q:弾道ミサイルの件ですけれども、ロフテッド軌道になったことでの日本の防衛網に対する懸念、ロフテッド軌道だとどういった点が迎撃が難しいのかということを改めて伺いたいのと、高度2,000kmというのは、今日本が持っているSM-3、開発中のSM-3で迎撃が可能なのかどうか、その辺りはいかがでしょうか。
A:まず、ロフテッド軌道であったということについては、今分析中でありますし、その可能性はあるということでございます。そして、ロフテッド軌道を含め、弾道ミサイル攻撃に対する迎撃の可能性については、飛来する弾道ミサイルの性能、発射地点、着弾場所等々、様々な要因によって変化するものであることから、一概にお答えすることは困難であります。
また、現在、海上自衛隊の今保有しているSM-3ブロックⅠAの個別具体的な性能については、わが国の手の内を明かすことにもなりますので、お答えは差し控えさせていただいておりますが、一般論として、ロフテッド軌道をとることによって、迎撃を回避することを企図して発射された弾道ミサイルについて、これは迎撃がより困難になるというふうに考えるところであります。こういったことも含め、対処能力を向上させるSM-3ブロックⅡA、PAC-3MSEの導入を進めているところですが、引き続きこれに全力を向けて取組んでいきたいと考えております。
(以下略)』
ハリス米太平洋軍司令官は5月16日に防衛省を訪れ、稲田防衛大臣を表敬しました。
また、日本ですらも中期防の前倒しやBMD体制の早期構築などが国会の委員会等で議論されるのは非常に喜ばしい事です。
「頼らなければならない時に頼れる者が真の友」なのです!!
北朝鮮の愚かな暴挙で分かる日米同盟の深化、日本は法整備を含めや一層の自主防衛力整備を!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/8c/235cae85388ca11047337eb5ab11805c.jpg)
2月10日、日米首脳会談にて移動中の大統領専用機内で撮影に応じる安倍首相(右)とトランプ大統領(左)
出典:トランプ氏自身のツイッター
日米同盟の更なる深化を実現したのは、この2人の首脳なのです!!
外交は決して疎かにしてはならない!!
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日本が中国や北朝鮮などの大量破壊兵器持つ独裁的国家への対抗策に何があるのか??
生物化学兵器が「貧者の核爆弾」という皮肉な呼び名があるように、核兵器や生物兵器、化学兵器は、特に貧乏な国家にとっては「魅力的な」ものがあることは、お世辞でも貧乏な北朝鮮やパキスタン、貧乏であった頃の中国やインドが核兵器を「開発して核実験に成功した」ことでも証明されています。
世界は残念ながら核兵器などの大量破壊兵器の拡散は、既に止められない所まで行き着いています。
日本が中国や北朝鮮などの大量破壊兵器持つ国々、特に独裁的国家への対抗策に何があるのか??
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