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イエメン反政府勢力のサウジ石油施設攻撃で日米両国が対イランと対北朝鮮で踏み込んだ動き!!

2019-09-19 00:00:00 | 報道/ニュース
今年から特に顕著になったイエメン反政府勢力のサウジアラビアへの攻撃は、特に石油施設攻撃が世界を揺るがす事態にまで及んでいます。

9月17日、zakzak by 夕刊フジが「サウジ石油施設攻撃の黒幕は!? 原油先物急騰、ガソリン価格も上昇懸念… 専門家「イラン革命防衛隊の可能性」」の題で次のように伝えました。

『石油危機は来るのか。世界最大級の産油国、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」の石油施設が攻撃され、イエメンの親イラン武装組織が犯行声明を出した。原油市場では先物価格が急騰、ガソリン価格も上昇する恐れがあり、消費増税を控えて家計への影響も大きい。世界経済を混乱に陥れる黒幕は誰なのか。

 16日のニューヨーク原油先物相場は急騰し、指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しが前週末比8・05ドル高の1バレル=62・90ドルと約4カ月ぶりの高値で取引を終えた。前週末からの上昇率は約15%だった。サウジの石油日量生産能力の半分、約570万バレルの生産が停止したことから供給不安が高まり、買い注文が膨らんだ。

 ガソリン価格も値上がりしそうだ。このところ、レギュラーガソリンは1リットル当たり130円台と落ち着いているが、昨年10月の150円台まで上昇する懸念もある。
 イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」は、イエメンから無人機を使って同施設を攻撃したと犯行声明を発表した。サウジは2015年にイエメン内戦に軍事介入。フーシ派はイランの後押しを受け、サウジが支援する暫定政権と対立している。

 トランプ米大統領は16日、「イランが背後にいるようだ」と発言する一方、軍事衝突は「避けたい」と強調した。

 一方、イランのロウハニ大統領は、攻撃はイエメンから行われたと主張。「イエメンの人々は報復するしかなく、これは正当な自衛行為だ」と述べた。

 今回の攻撃について「イランが背後にいると考えられる」とみるのは、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏。「フーシ派による交戦相手のサウジに対する嫌がらせと考えられる。フーシ派は、シーア派の少数組織で(単独でも)戦闘力のある組織だが、イランからはドローンやミサイルなどの供与を受けているとされる」という。

 黒井氏は、「イランの最高指導者ハメネイ師の直接の指揮系統の下にある革命防衛隊の関与が考えられる」と指摘。「(攻撃が)ここで終われば、原油価格高騰も一時的なものだろうが、フーシ派は今後も攻撃する趣旨の声明を出しており、経済の混乱もさらに深まるのではないか」との見立てを示した。』

 記事にもありましたフーシ派は戦域弾道ミサイルすら使用した実績があり、サウジアラビアの首都リヤド等すらも攻撃した事もあります(PAC-2で迎撃され撃墜)。

更に、今回の油田設備への攻撃はイランからの巡航ミサイル攻撃説すらフランスメディアからも出ており、米国としても日本や世界からも決して見過ごせない、重大な事態なのです!!

その一方、イランと深い関係を持つ北朝鮮に対して、安倍首相が改めて日朝首脳会談や拉致問題等の解決を訴えました。

同日、同メディアが「安倍首相、日朝首脳会談へ意欲 「条件を付けずに正恩氏と向き合う」」の題で次のように伝えました。

『安倍晋三首相は16日、都内で開かれた北朝鮮による日本人拉致被害者問題解決に向けた国民大集会に出席し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と無条件での首脳会談実現への意欲を改めて示した。

 「国民が一致団結し、すべての拉致被害者の一日も早い帰国実現に強い意思を示すことが大切だ。私自身、条件を付けずに正恩氏と向き合う。冷静な分析の上に、あらゆるチャンスを逃さず、早期解決に取り組む。ご家族が日本の地で(拉致被害者を)抱きしめる日が来るまで、私の使命は終わらない」

 安倍首相は語った。大集会に先立ち、拉致被害者家族とも面会した。
 拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(83)は「家族が元気な間に、ひと目、子供たちと対面できる日を与えてください」と訴えた。』

日米両国がこのような動きをするという事は、水面下では激しい動きが開始されているのです!!
それが国際政治、国際軍事情勢というものです!!


イエメン反政府勢力のサウジ石油施設攻撃で日米両国が対イランと対北朝鮮で踏み込んだ動き!!



9月16日、東京都内で開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」にて挨拶する安倍首相
出典:首相官邸HP



9月17日の夕刊フジ記事
出典:こちら夕刊フジ報道部 ツイッター

サウジ石油施設攻撃の黒幕は誰??


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